MC後　86

３連休ですが特に予定もないため、先週に引き続き今度はMC後の８６を試乗して来ました。グレードはGTで、内装質感やステアリングの感触は向上した気がします。エクステリアの変更は結構エグイかな？と思ってましたが、実物を見ると適度な派手さ加減で、機能性を感じさせます。

また今回は郊外のワィンディング路もドライブさせて貰いましたが、特に悪路での乗り心地の良さやワンダリングの少なさが好印象でした。一方で（これも慣れの問題ですが）エイトと比較して圧倒的に軽いクラッチが、ミートポイントをわかり辛くしている上に、繋がり自体もやや曖昧な印象です（車がおろしたてで、当たりがついていないのもあると思いますが）。エンジンの回りも重めで、BRZと同様、あまり回したい気持ちにはなりませんでしたが、これはサウンドクリエーターによる過剰な演出も関係していそうです。あれを殺せば、だいぶ印象も変わるのではないかと。

最後に営業氏に「どういう年代層が買いますか？」と聞いたところ、やっぱり５０～６０代がメインで、AT比率が高いとのこと。MCで標準装備が増えたぶん若干価格が上がって、GTでも乗り出しは３００万円を優に越えるので、今後も新車需要はそんな感じなのでしょう。 エイトと同じパターンで、前期の中古価格がこなれてきたころに、サーキットでも見かける頻度が増えるのではないでしょうか。