シート高さの調整他
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レカロの純正シートレールはベースフレームとスライドレールが別になっていて高さが調整できます。ケーニッヒのも段数が違いますが出来ます。最初はあまり違和感がない方が良かろうと一番高い位置にしてありましたが、取り外したついでに低い方にしてみました。2cmほど下がるかどうかですが、随分印象が変わりました。さすがにベタベタに落とした時ほどの感動はありませんが、逆に実用上もあんまり違わなさそう。
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今回のネタはボルトのタップです。シートの付属ボルトは無かったので私は手持ちのジャンクボルトから取り出して使っていますが、ジャンクなのでねじ山が怪しい。締結力に関してはシート関係はヘクスなのでボックスのような強度の違いってのは存在しないはずですが、本当なら新品ボルトを使いたい所です。てか手間考えたらそれが一番です。
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さてタップですが、ジャンクと言ってもねじ山がダメになっている訳ではないので軽くクリーニングする程度に回せるのですが、それでも仕上がって見るとねじ山がきっちりしているのは気持ちよい物です。実際は若干痩せるのでプロはあんまりタップ掛けてボルトを使ったりはしないそうですが。で、今回は切削油にエンジンオイルと5-56のような物を使ってみましたが、オイルの方が若干良いです。かじり感、めくれ感が無い。
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もう一つのネタはドリルビットの研磨です。私はドリルを使い捨てだと思っていましたが、切れなくなっても我慢して使ってました。切れないと押し付ける力が必要になって加速度的にダメになるし曲がりやすくなりますが。
調べて見るとドリルもグラインダーで目立て出来るそうなのでやってみた所、鉄工ドリルは再生出来ました。木工ドリルは刃の角度がキツイ事、径が大きいこと、素材が高熱に弱い事などからイマイチです。
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最後のネタはK11のシートレールの分解で、不要な部分の足はグラインダーで溶接部分を削ってタガネ打ち込んで外しました。レカロは足にリベット留めを併用していて、そいつが割としっかりしているので、逆に溶接はあっさり風味です。位置決めの確実性から言えばリベットだと思うので、精度的に良いんでしょう(逆に作業性は溶接だけの方が良さそう)。注意が必要なのは足の部分の裏ってのは塗料どぶ漬けでも塗装されないので溶接の熱が入ったと思われる部分には錆びが出てました。これが強度低下に繋がるまで何十年かかるか分かりませんが。足の板は外してハンマーで伸ばして再利用しようと思ってますが、曲げた部分の金属疲労がやや心配。
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