ヒッチハイカー

数日前の事･･･


いつものように会社帰りに走行ログを取りつつ、とある大型ショッピングセンターの駐車場でログを整理してると、なにやら窓を叩く音･･･

警備か何かかと思いきや･･･？



「兄ちゃん、この辺詳しい？」


「？？？」



何だか状況が飲み込めず、色々話を聞いているとどうやらこういう事らしい。

どうやらこの方、九州(自動車整備関係の方??)から神奈川へと遊びに行ってた所、エアサス(VIP乗りらしい)が壊れて自走不能になり、レッカーで車を九州まで運んでもらったのだけど、代金を支払ったら(40万円!!)自分が帰る金が無くなって困ってるとのこと。

何となく困ってる事は分かったけど、イマイチまだ状況が飲み込めない自分。



自分「で、どうしたいんですか？？」

VIP乗り「どっかこの通り沿いのでっかいコンビニまで案内してくれん？」



場所は国道一号線･･･

ハッキリ言ってこの道路。


この先コレと言ったデカイ店なんて皆無です。


その趣旨を伝えると、色々やり取りした後、とある雑貨屋まで送ってくれ、と。
どうやら、ここまで送ってくれた人にそこまで行けば何とかなるかもみたいな事を聞いたらしい。

ちなみにそこは･･･20kmは先･･･
自分の家は5kmくらい；；；

正直乗り気はしないものの、行けない距離でも無いし、困っているようなので結局乗せる事に･･･。


道中この辺はド田舎だとか、何とか無事帰れる方法を考えてくれだとか、色々楽しい会話を一方的にされつつ、目的の雑貨屋へ･･･。


到着すると、すぐ降りるわけでもなく、少し休ませてくれ、と。
でもって前乗せてもらった車に携帯電話を忘れてしまって電話も出来ない。
テレカか電話賃を少し貸してくれんか、と。。

こんな厄介事さっさと終わらせたいから、もう帰ってこなくても良いつもりで手元にあった小銭を渡す。(-_-)ノ゜

一応返す気はあるっぽいから、名刺に連絡先だけ書いて渡す事に。


終いには、もうこうなったら新幹線キセルするしか無いとか言い出して、新幹線の初乗り用にもう1000円だけ貸してくれんか、と。
流石に手元に万券しか無かったから渋ってると、結局諦めて

「他あたるからええわ」

とか言って去って行った･･･。


去り際がやけにあっさりだった事に逆に違和感を覚えつつ、過ぎ去ったこの状況にホッと一息ついて帰路に着いたとさ。。。




にしても、、、色々怪し過ぎると思いませんか？？


正直、本当にこれで終わったのか不安で仕方がありません。。。
その場の勢いとはいえ、身元も明かしてしまったわけだし･･･。

何事も無い事を切に願う。。。


やはり自分はバカですか･･・？;
人に話したら散々言われ、かなりしょんぼり(´・ω・`)
自分が騙されやすい人間だと自覚した出来事でした。。。