
My Variettaが機械の体を手に入れるべく?
町田の魔法使いのおぢさんちに旅立って早2週間。
気になって仕方が無いので、気分を落ち着かせるために気が早い今回のツインチャージャー仕様の詳細を公開します♪
タービン:TOMEI CTS (HKS GT2540同等品) 350PS対応
エキマニ:Altrack 等長ステンエキマニ
タービンアウトレット:HKS EXTENSION KIT
フロントパイプ:ESPスポーツ デュアルフロントパイプ
触媒:SARD SPORTS CATALYZER
マフラー:FUJITSUBO レガリスR(現状維持)
←ポイント!
エアクリーナー:HKS SUPER POWER FLOW DD
エアフロ:Z32純正エアフロ
インタークーラー:BLITZ LM INTER COOLER
インジェクター:TOMEI 555cc+YMS行田マル秘ピンドルキャップ(ASNU洗浄済み)←
ポイント!
燃料ポンプ:TOMEI 燃料ポンプ 250L/h 540PS対応品 (現状維持)
ヘッドガスケット:ワンオフ 3mm メタルヘッドガスケット
←ポイント!
パイピング:おまかせ!
エンジンヘッド関係
カムシャフト:TOMEI POMCAM TYPE N 260°(現状維持)
ヘッドバルブ:NAPREC ビッグバルブ(+1mm)
バルブスプリング:TOMEI強化スプリング タイプA
燃焼室:フルサークル加工
←ポイント!
その他仕様は今のままなので省略!
えぇ、まぁ、なんというか、エンジンルームの雰囲気
かなり変わると思います。
イメージはこちら↓

比較的シンプルな構成かな?とは思います。
この仕様のポイントは大きく3点。
まず、マフラーをNAのままにしている点。
予算が足りないからこれには理論的なワケがあるのです!
エキマニ、フロントパイプ、マフラーと、大径化するのは何故でしょうか?
排気抵抗を少なくするため?
確かにそうです。
けど、
本当に全てのパイプがφ80も必要なのでしょうか?
空気は熱膨張します。
熱膨張しなければエンジンは動きません。
何を言いたいのか?
エンジンシリンダーから出た直後の排気は最大約800℃にも達します。
けど、マフラー出口の温度がそんなに高いのでしょうか?
一般的にはマフラー出口温度は2~300℃くらいと言われています。
つまり、長い配管を通っているうちに空気は冷えて収縮し、出口では
体積が大幅に少なくなっているのです。
ぼいるしゃるるっぽい法則に則れば、温度と体積はほぼ比例関係にあります。
つまり、極論してしまえばエキマニ出口がφ80でその時の温度が800度の時、
マフラー出口の温度が300℃ならばφ30で十分なのだ!
(知人からツッコミ入ったけど、絶対温度で考えなきゃいけませんね(苦笑))
エエ、間違ってます。
当然パイプ径がそんなに小さくなれば管路抵抗が大幅に増えてフン詰まります。
まぁ、程度問題でしょうね。(^_^;
とまぁ、自分的には現状のNAマフラーφ60は必要にして十分だと判断するのです。
勿論、トップエンドのパワーを求めるのであればφ80とか必要でしょうけど。
排気系を換えるのであれば、温度の高いエンジンに近い方から。
これが結論です。:P
とまぁ、、グダグダ書いたけど結局マフラー変えない本当の理由は
予算不足andターボマフラーは五月蝿いから、なんですけどね!
ちなみにタービンアウトレットで、主流の1WAYタイプを使わずあえてデュアルパイプタイプのHKSを選んだのも似たような理由です。
排気流量及び排気温度の大して高くない低中回転域ではいきなり広い空間に排出される1WAYタイプでは流速が落ちてしまい、慣性効果が得られない気がするのです。
なのでピックアップ重視の自分はメインパイプの細いHSKを選んでます。
※HKSタイプだとウェストゲート側のパイプもあるとはいえ、仮に断面積が同じだとしても表面積が増えるので結果抵抗が増え、トップエンドは1WAYほどの期待は出来ないと思います。
ポイントその2
インジェクターのASNU洗浄+マル秘ピンドルキャップ。
これは・・・
こちら見てもらったほうが早いです(汗
要は、より良い燃焼をするためのより良い混合気を作るためにはより良い噴霧状態を作る事が大事で、噴霧状態は灼熱のインテークバルブへと燃料がぶつかる事で蒸発して出来るって寸法なのです。
なので、このマル秘キャップを使って燃料を直接インテークバルブへとぶつけるようにすれば、より良い噴霧状態を作りやすくなるってな感じです。
これはさらっと・・・
そしてコレが今回最大のポイント!
燃焼室のフルサークル加工+ワンオフ3mmメタルヘッドガスケット
ターボ化するにあたっての最大の障壁、圧縮比。
コレが元々10.9あり、とてもではないけどそのままではターボ化なんて出来ません。
全くもってムリとは言わないけど、連続航行不能,中間域のみで上が全然伸びない,ハイオク+オクタン価向上添加剤必須等々・・・
なかなかに素敵な仕様になら出来ます・・・。
なので圧縮比を最低でも10、出来れば9くらいまで落としたかったのです。
そこで選んだ手段が燃焼室ボリュームを増やし、圧縮比を落とすためにスキッシュエリア除去。
ちなみに元の燃焼室は↓こんな感じ
それをタイトル画像のようにしちゃったのです!
それだけだと圧縮比が約10.2なので、更にワンオフの3mmガスケットを使う事で圧縮比9を達成させたのです。
なんて素晴らしきデチューンw
けど、寿命を延ばす為です。。。
NAでは特にそうですが、スキッシュエリアから発生するスキッシュ流はかなり重要で、コイツを無くすと低速トルクが無くなり、低速ノックが増えます。
メリットは深刻なダメージを受ける高速ノック耐性が高まる
だけです。
けど、今回はNAでもなく、まして低速域の弱いただのターボでも無いのです。
スーパーチャージャー
コイツの存在がデカイですね・・・。
今は諸事情で極低速はスーパーチャージャーを作動させていませんが、
作動させればスキッシュカットで無くなったトルクを補って余りあるトルクを発生してくれるでしょう!
低速ノックなんて音だけで大してダメージも無いので気にしない!!
この仕様であれば・・・
ブースト1.5kくらいはいけちゃうかも。。。;
けど、それは流石に色々問題あるからなぁ~w
果たして自分は耐えられるのか!?(?)