
以下、気付いた点。
1.ブレーキの踏み方
今回は「減速の為のブレーキ」と「クリッピングまでの前輪のトラクションをかけるためのブレーキ」とを意識して踏んでみました。
そうしたところ、思った以上に鼻が入りやすかったと思います。
コーナリング中に失速しないよう、高めの速度で突っ込む必要があるので、壁が近いSLYではちと度胸が必要ですが、できるようになればもう少しタイムが縮むんじゃないかとは思います。
また減速時も、いきなりブレーキを踏むと前輪のトラクションが無い状態でブレーキが効いてしまってロックしやすい感じを受けました。
コーナー進入前では急に踏むのではなく、徐徐にブレーキを強めていく方が良いのかもしれません。
2.コーナリングスピードの認識改め
コーナリング中にもブレーキを踏んでいる(=失速する)ことを考え、今まで考えていた速度よりも高めに突っ込む必要があるんだろう、と実感。
加えて、前輪のトラクションをかけた状態でコーナリングが出来れば、今まで曲がらなかった速度でも曲がれるんだな、という事も認識。
「曲げる為にはある程度の高さで突っ込む必要がある」という事が実感できたのは大きな収穫でした。
3.ギアチェンジが下手
減速時のギアチェンジが下手でした。
とっちらかってどうしようもないって訳ではないし、クロスミッションでも無いのでいきなり回転数が上がってしまうのも仕方が無いのですが、もう少しスマートにつなげられないものかな、と反省。
ヒール&トゥが下手なので、もしかしたらペダルカバーはつけておいた方が良かったのかもしれない…この点に関しては再検討。
とりあえず、3速6000回転くらいから2速7000回転くらいに落とす練習を心がけてみます。
4.オーバーステア時のステアリングの戻しが遅い
「滑り過ぎた」と思ってステアリングを戻してもスピンしてしまいました。
逆ハンになるくらいに戻したほうが良いのか?と思いましたが、リアが重いので流れ出したパワー(=遠心力)は逆ハンくらいじゃどうにもならない気がしますが…さて?
とりあえず明確な対処の方針が思い浮かばないので、この点に関しては(あまり練習するところなのか分かりませんが)もっと場数を踏んでから考えたいと思います。
幸いなことに現在はタイヤからの情報がつかみ易いセッティングになっていて、滑り出しの限界値が分かるので、それ以内で滑らないよう走ってみるのを心がけます。
5.2wayLSDの必要性
クリッピング後、アクセルを踏むと横に流れていく車体を前に進ませるため、踏んだ際に効くLSDは必須かなと思いました。
また滑りすぎた際にアクセルを戻してしまうので、その際にもLSDがあると姿勢制御がしやすいのか?と思ったり。
なので今回、「高速域で安定した走りをする為には2wayのLSDは必須なんじゃないか」と言う結論に達しました。
まあ組むのが高いのでそうそう簡単に導入する、って訳にもいかないんですが、LSDを入れればこういう点が解消できるのか?という事が理解できたのは良いことだと思います。
目的あった上でのチューニングなんでしょうしね。
* LSDの効果について勘違いしていて、そういうために入れるもんじゃないだろ、と言う突込みがあれば是非お願いします。
6.コースについて
タイムを縮める為に「ここはこうして走るべき」と言ったコース特有の攻略法みたいなのは全く意識しませんでした。
そういう癖の無い練習しやすいコースなのかもしれませんが、単に私がそれに気付けない程鈍感なのかもしれません(苦笑)。
とりあえずどのコーナーもブレーキとアクセルをきちんと使えればキッチリ曲がってくれるんじゃないかと思います。
ただ最終コーナーはタイムを出そうと思っても無理して踏まないのが良いと思います。
あとタイムとは関係ないですが、広めのコーナーの外側にはタイヤカスやパーツの破片が散乱しているので、道を譲る際であってもそういった部分を走らないように心がけたほうが良いと思います。
譲れる場所は多いので、自分の譲りたいところで譲るのが良いのではないでしょうか。
ちなみにベストラップは52.339。
ブレーキとギアチェンジの練習でどうにかあと1秒は縮めたいものですが…もっと縮まるものなんでしょうかね?
SLYとスピードレンジが違うので、気付く点もSLYと違ってきます。
また安心して突っ込める分、今まで限界だと思っていた事以上の事が試しやすいので、色色試せて勉強になりました。
SLYと交互に走ることで、課題を確認したり思わぬ解決方法が見つかったりするかもしれませんね。
次回走行時に会員になろうかな。
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サーキット走行 | 日記
Posted at
2006/10/19 10:52:26