前回同様、長野県安曇野市周辺で行われたアルペンクライムに参加。
今回の参加台数は前回よりも少ない9台。
今回の参加費は12000円と、前回よりも大分安くなりました。
加えて前回2km*2本に分けた走行区間を繋げて4.5kmとし、そこを計2本走れることに成りました。
レッキ(=下見)1本に練習含めて合計3本…4.5kmのハイアベ区間って関東圏のラリーイベントでは1戦に2本程度なので、参加費をどう捕らえるかは人次第ですかね。
個人的には細かく分けられるよりも長く纏めてもらったほうが面白いので、非常に良かったです。
クラス分けは、2500cc以上のCクラスと2500cc未満のA&Bクラスで、私は当然A&Bクラス。
他の参加車両はスターレットターボ、ミラージュ、コペン。
排気量的にコペンには勝ちたい!…と意気込みはあったものの、天気は生憎の雨。
MRにはチョイと厳しい状況ではありますが、後輪駆動を理由に勝負に勝てないとか言うなら参加しなけりゃ良い事ですしね。
とは言え滑る路面でのコントロールに自信があるって訳でもなく、加えて前回ぶつかってしまった事もあるので、今回の目標は「事故らない」って事にしてみました。
さて、最初のレッキで前回の事故箇所と、コースアウトしそうになってしまった部分の確認。
目印を覚えて走行ラインをイメージできたので、まあ今回は問題ないだろうなと判断。
それ以外の危険箇所(スピードが乗った後の急コーナーや、ハンプ先のコーナーとか)には三停板が置いてあったので非常に分かりやすく、まあ今回は事故を起こすような要素は無いだろうなと判断。
続いて練習走行。
レッキよりもスピードを上げ、ブレーキポイントの確認などをしてみたんですが…
止まる為のブレーキは効くんですが、そこから切り足してフロントを入れていこうとすると、ズルっと滑ってしまって全く入っていかない感じ。
オイオイオーイ、と思ってチョイチョイブレーキを踏みながらどうにか鼻先を入れて行き、よし入ったと思ってアクセルを徐徐に踏み込んでいくと、今度はリアがズリっと滑ってしまって、体勢を立て直すのに四苦八苦。
登りの道ってことでリアが出過ぎず、ビビってスピードも出していないためにスピンを回避するのはそれほど難しくは無かったのですが、それでもやっぱりリアをコントロールするのが難しい。
終盤の7連続ヘアピンとかでは、「この先のへピンの為にここはイン側から立ち上がっていきたい」なんて思ってラインを定めようとしてみても、ズルズル滑るリアを押さえ込むのが精一杯でライン取りなんて全く出来ず…走り終わった後、とりあえずスピンせずに完走できた自分を褒めてやりたいなどと、非常に次元の低い所で喜んでました(^^;
こんな調子で本番走りきれるのか?と言う疑問はありましたが、まあなるようになるさと思って挑んだ本番1本目。
「この速度では2速を使って走ってたらタイムが遅すぎるし、コーナー入る前から滑らせて行けば逆に安全なんじゃね?」と思って今度は積極的に1速を使ってヘアピンを曲がっていったのですが…付け焼刃でそんなことしちゃいけませんね。
確かに立ち上がりは良いのですが、アクセルに敏感に反応するリアのコントロールは2速以上に気を使い、場所によっては立ち上がりで踏もうと思ったら、リアがヨタって蛇行運転。
ハーフスピンに陥る事もありましたが、「なにくそ!」と強引にねじ伏せながら進んだところ…そう言う強引さに付いていけなくなったフロントが一気に滑ってしまい、そのままコースアウト。
障害物の無いところだったのでぶつかりもせず側溝に落ちる事もなかったので、急いでバックに入れてそのまま再開。
とりあえず事故は無かったので良し。
「滑りやすいフロントをどうにかする為にフロントに重石でも入れたらどうか?…でも「折角のMRなのに態態フロント重くしてどうする」と思い、何の対策も立てないまま2本目。
多少水も捌けてきた為、1本目よりは滑らない…結局は滑るけどorz
とりあえず1本目よりは想定していたイメージに近い状態で走る事ができ、自分の課題でもあったコーナリング中のシフト操作もある程度できるようになったのは収穫。
やはり実践で切羽詰ると練習よりも得るものが多いのかも、と思いました。
まあそんなメタメタな走りっぷりだったので、結果は燦燦たるものでした。
一言で言うとビリ。
前回に引き続き、今回も軽自動車に負けてしまいました。
登りでパワーの無い車に負けるって、やっぱり悔しいものです。
道はある程度覚えたし、道が暗くて分からないってことも減って意表を付かれるような変なコーナーに困ったと言うわけでもないので、タイムが遅いのは単純に腕の所為ですね。
うーん、最近練習してなかったのが祟ってますね…
まあめげずに次回も参加。
次回は来年かなぁと思ったのですが、急遽10/10に開催される事が決定したようです。
それもラリーで使う区間と同じ7kmを走らせてくれるとのこと。
1ヶ月足らずで劇的に腕を向上させるってのは難しいとは思いますが、出来る限りの事をして次戦に臨みたいですね。
あと会場で「アルペンクライムのイベントの詳細が分からなかったので検索したら、貴方のブログを見つけました。参考になりました。」って方に数名お会いする事ができました。
駄文でも書き続けていれば何かしら人様のお役に立てるんですね、と思ってちょっと嬉しかった一件。