ホワイトカラーエグゼンプションについて

ホワイトカラーエグゼンプションについて。
車と如何こじつけるかは下記の通り(^^;


最近届いたNB onlineのメルマガから。
「虚妄の“自律的”労働時間制 迷走招いた政策決定プロセス、空理空論を捨て本音で語れ！」
「“労働ビッグバン”が狙う真の標的 「改革は大半の労働者に利益」と経済財政諮問会議の八代尚宏氏」

両方ともホワイトカラーエグゼンプションの導入を肯定的に捉えている内容です。

正直、私はホワイトカラーエグゼンプションに関して殆ど興味が無かったので(適用されても構わないし、と楽観。私の仕事には残業と言う概念が有るほうがおかしいと思うので)、「使用者側が押し付ける残業代0法案」としか認識していませんでしたし、友人らからこの話を聞くと「悪法だ」という意見が多かったです。
ネットでもそう言う意見が多いっぽかったですし、そう言うもんなのか、と思っていたんですが…
チョイと印象が変わりました。

一応記事の内容が本当かと厚生労働省関係審議会議事録等の議事録を読んで、労働者側の発言を拾ってみたのですが、確かに2005年12月の以前では導入に反対はしているものの、「制度に対して絶対に反対」という立場ではなく、「そう言う法整備も必要だと思うから簡単に結論を出すんじゃなくてもっと話を詰めていこう」という内容で話が進んでいるように思います。

ちなみに私の好きなwikipediaではこう書いてあります。
つまり、無理して制度を導入するのではなく、現状でも法の運用によって意図される効果は得られている、と言うのが反対の理由のようです。


法の解釈によって問題を回避することが出来るのであれば道交法もそうして欲しいものですね。
危険の少ない一時停止標識の無視くらいは勘弁して欲しいんだが…如何だろうか?
って、20km/h程度の速度違反では捕まらない、って時点でフレキシブルに解釈されていると言えますね。
チョイと納得。
とは言っても警察官の胸先三寸だしなぁ…
それに日本の場合、個個の問題を裁判するのはあまり現実的ではありませんしね。

とは言え、少なくとも私は名目上守られていない法律であれば、守れるように努力をするか、守れるような内容に修正すべきだと思います。
例えば、私の職種では特になのかもしれませんが、転職時には何処も彼処も
「うちは年俸制だから残業代出ません」
とか言います。
これは明らかな間違いというか、詐欺です。
そんなことも知らないと思われている事にカチンとくる事もしばしばです。
年俸制については上記リンク先にも書かれているので割愛しますが、そう言う事を無視し使用者側の都合で違法運用をされるのであれば、現状に沿った守れる法として整備した上で、企業に対する監視をより厳しくすべきだと思います。