新型シビック、好きですよ?

ホンダ嫌いと言われたのでとりあえず自己弁護も兼ねてw





友人のblogにおいてシビックとS2000を乗り比べたインプレが載ってました。
実際どうなのかは私には分かりませんが、ちょっとした感想。

とりあえず新型シビックタイプRは速いようです。
ボディーが大きくなった分モッサリした感じがしますが、それでも歴代タイプRでは最速だと言う事を謳っていますし、鷹栖サーキットではNSXと1秒差という事を考えれば、やっぱ高速サーキットに於いてはホイールベースの長さはやはり強みだと思うんですよね。
つまり走る場所にあわせて作られている車なので、場所を選べばとても速いだろ、と。

友人はよくタイムについては筑波を参考にしているようですが、実際のところS2000って筑波では新型シビックより速いんでしょうかね?
パワーの差(242vs225)も車重の差(1250vs1270)もそれほどありませんから、ホイールベースの長さ(2400vs2700)による高速安定性が活きてくるのだとしたら、シビックの方が速いんじゃないかと私は思ってるんですが…
ここら辺は比べたわけではないので憶測の域を出ません。

まあその憶測を是と仮定する、若しくはそれほど速さが変わらないと仮定した場合、それでも友人が乗った感じとしてS2000の方が速い印象を受けたとの事であれば…あるサーキットで速い事と街乗りしていて速く感じる事って違うってことではないかと。
例えばアルトワークスはスタートダッシュこそ速いものの、絶対的な速度で言えば乗用車に適わない、みたいな、つまり特定スピード域までは速いけれどそれ以上になると…ってのは、結構有ることなんじゃないかなと。
それに車高が低ければスピード感が上がったように感じたり、車内が広いとスピード感が軽減されたり、ボディーの安定さによるスピード感に差があったりと、そういうドライバーへの情報の伝達具合による体感差とかがスピード感に大きな影響を与えているんじゃないかとも思うわけです。
タコがのっそり動くと感じるのも、結局安心して乗れる為に体感速度が遅く感じられ、精神的な余裕からくるものなんじゃないかと思うのですが…


ちなみにその憶測を否と仮定した場合、鷹栖においてはS2000ってNSXよりも速いのか?って疑問が出てくるんですが…ホンダの頂点はNSXだと思って居る古い人間なので、そんな事はありえないって思ってしまいます(^^;
先入観に囚われて新しい考えを素直に受け取れないのは私のほうなんでしょうね。



個人的には新型シビックは嫌いな車ではないので頑張って欲しいとは思います。
ソレまでのシビックとしての方向性が180度違うような気がして、シビックと言えばEG6を思い出してしまう私としては些か残念な部分はありますが、名前の由来が「市民の」と言う事であるのなら、時代と共に移り変わるユーザーの意見を取り入れた結果が今のシビックなのかもしれません。

つまり新型シビックには「走るなら峠じゃなくサーキットで」と言う暗示的なメッセージが含まれているのかなぁと思った今日この頃。



あああと。
決してS2000、嫌いじゃないですよ?
同じ金額で中古のGT-Rか新車のZが買えてしまうので悩んでしまう、ってだけで。