課題は増えるばかりなり

「今日暇」
と友人が言うので、先生らとのドライブに連れて行きました。
道程は
奥多摩-塩山-秩父-青梅
と言うもの。

長距離乗りましょう、と言うコース。
純粋にツーリングを楽しもうと言う感じですね。
途中何時もの練習場所に行って何往復かしましたが。

で、途中連れてった友人が「気分悪い」と言うので私は塩山頂上からそのまま友人宅までトンボ帰り。
どうやら二日酔いで体調悪かったらしいです。
まあ私の運転が酷かったと言うのもあるのですが、帰りの道では
「閉鎖的な空間が苦手」
「車のニオイが嫌い」
と言うので、そもそもツーリングにはむかない体質なんですな。

何時かリベンジと言ってましたが、走ることそのものを目的としたツーリングという行為に関して彼がリベンジすることは多分無理でしょう。
彼との会話の中の言葉を使って要約するのであれば
「俺にとって酒好きが理解できないように、君にとって車好きは理解できないだろう」
と言うこと。
私にとって酒は人と話すための道具であり、彼にとって車は移動の道具であるわけで、その道具単品にそれ以上の価値を見出すことが出来ない訳です。
理解できないことは悪いわけではありませんし、理解できないことを無理に理解しようとする必要もありません。
皆が求道者ではないので。

で、塩山から友人宅まで行き、そのまま帰宅しても良かったのですが、まだまだ乗り足りない(^^;
急遽相手方に連絡し、合流地点の秩父まで行こうとしたのですが、流石に時間的に無理だと半分諦め。
余り遅くならないよう意識しつつ、秩父方面まで行って正丸峠と山伏峠を走った後、そのまま最終地点の青梅で合流となりました。
行程400km程度の道でした。

ちなみに数年ぶりに走る正丸峠でしたが、思ったよりも道幅が広く感じられて驚きました。
多少は車幅感覚が分かってきたってことかな、と思ってみたり。
ま、記憶の改ざんが主な原因でしょうが。


今回のツーリングで感じた課題は、リアのコントロール性が上がったことによるドライバーの力量不足の自覚。
今まで「そりゃ無理だろ」と思っていた部分が出来るようになってしまったので、色色した方がもっと速く走れることが分かってしまい、それをやりこなすことが出来てません。
そりゃ今までやってこなかったんだから当然です。
機械的な慣らしよりも運転手の慣れにはまだまだ時間がかかりそうです。

「回頭性は高いしパンチ(=エンジンパワー)もあり、車としての完成度はとても高い。」
と先生に評価され、車が扱えないのは車の問題ではなくドライバーの問題だという事は明白。
未解決の課題を一つ一つ解決していき、この車をもっと操れるようになりたいですね。


嬉しかったのは、尊敬する方に運転を褒められたこと。
「世辞を言わない人」と評される人なので言葉を額面通りに受け止めたかったですが、色色課題も指摘されましたので、そう言う点をクリアすると見込んでの評価だと受け止めます。
評価に恥じないようこれからも努力します。