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【検証】駐車監視民間委託3カ月　監視員に対する公務執行妨害は26件という記事があるのだけれど、単に事象を並べただけで検証しているとはいいがたい気がする。
どうせなら「考察」とかにして、色色問題提起をして欲しかったですね。


と他人に頼らず自分で考察(笑)。
要点3つ。

1.全体の何パーセントで公務執行妨害が発生しているのか不明
2.制度発足前の公務執行妨害件数との比較がされていない
3.取り締まりは順調なのか?

上記の問題を考えるにあたり、一応ここでは今井亮一の交通違反相談センター２:駐車監視員への公務執行妨害　検挙は全国で29件30人の数値を元に書いた部分が多いので、真偽の程は各自で確かめてみてください。
しかし、同じ事を書いているはずなのにこの二つのブログに書かれている数値に微妙にずれがあるのは何故だろう?


1.全体の何パーセントで公務執行妨害が発生しているのか

民間委託された部分での取り締まり対象人数がいたのだろうか?
公務執行妨害26件と言うのは、果たして大きな数値なのか小さな数値なのか?

今井氏のサイトの情報に拠れば、3ヶ月で約60万人程度と言うことだから、割合に直せばたった0.004%程度でしかない。
交通事故の割合(発生件数/総人口)が0.7%程度だという事を考えると、公務執行妨害に逢う確率なんて「事故」の一言で片付けてよさそうな気がするのだけれど…
26件って目くじらを立てて騒ぎ立てる数値なのか?と疑問に思う。


2.制度発足前の公務執行妨害件数との比較がされていない

制度発足前は警官に対する公務執行妨害は無かったのだろうか?
本当に民間委託をしたら公務執行妨害という「新しい」問題が発生したのか?
「新たな犯罪も生まれた」
と公務執行妨害について書き出しているにも関わらず、
「来、公務執行妨害のような事例は公表されることは少ない。駐車監視員制度導入当初ならではのデータといえる。」
と締めているので、前にあったのか無かったのかわからない。
「あったけど公表されなかった」のだとしたら「新たな犯罪が生まれた」と言うよりも「新たに分かったことがある」が妥当な気がする。


3.取り締まりは順調なのか?

「制度発足前よりも取り締まり者数が増えているのか」という事が実は一番重要だと思うのだが、そういう事に全く触れていない。

今井氏のサイトを参照する限り、3ヶ月で60万件と言うことであれば(このペースを維持するなら)年間240万件の取締りが行われることになるので、昨年が200万件程度だったとすると、一応それ以上の数値は出せそう。

違反金が1.5万、監視員が2000人、監視員の給料が年収600万、組織の維持には社員が給料の3倍稼ぐ必要がある、と言う大まかな前提で大雑把に計算をすると、丁度240万件が損益分岐点になるので、一応赤字にはなりそうに無い。


と、色色気になったことをまとめ。

なんか選考会をやっている、と言うので参加。

カービュー・カー･オブ･ザ･イヤー

私が選んだ車はこちらです。

国産車部門：トヨタ / エスティマハイブリッド
選んだ理由：
ハイブリッドカーの選択肢が増えたのは喜ばしいことだと思います。
環境性能を気にするのであれば、検討に値する良い車ではないでしょうか。

輸入車部門：ポルシェ / 911ターボ
選んだ理由：
憧れの車です。
一目で「ポルシェだ」と認識できる変わらぬデザインの中に、年年蓄積されている(であろう)走りのノウハウがこめられているのだと思うと…
まあ乗ったことが無いので分かりませんが(苦笑)。

特別賞部門：光岡 / オロチ
選んだ理由：
とても衝撃的な車。
今年発表された日本車でクーペと言えばこれしかないと言うのも悲しいところです。

1.国産車
選考対象の車種を見てびっくりしました。
各社ともワンボックスくらいしか選択肢がないのです。
はっきり言って興味のない分野の車なので…どれがどれだか分かりませんし、どれだけ性能に違いがあるのかも分かりません。
なので、一番分かりやすい性能である「ハイブリッド」なエスティマを選ぶことにしました。
走行性能だとか居住性なんて数値を見たり一度試乗しただけじゃ分からない部分でしょうから、そういった部分は全て無視しました。
純粋に「一目でどれを買いたいか」という事のみで選考しています。


2.外車
外車も同じで、外見でしか判断できません。
と言うか、ポルシェもフェラーリも試乗できるところが無いことに加え、試乗したところで性能の良し悪しなんて判断できるほど乗り手に技量が無いので、これまた選びようがありません。
という事で、これまた「一目でどれを買いたいか」と言う項目でしか選べなかった訳です。


3.特別車
特別な存在と言えば今年はオロチかな、と。
外見に(いろんな意味で)驚き、性能に(いろんな意味で)驚き、と、様様な驚きを提供してくれた感じがします。
その分生き延びて欲しいものです。


とまあ、そんな選考基準でした。

自動車評論家の方とかってのは、毎年のようにこのような無個性な車の中から1台を選び出すと言う作業をしているんですよね。
…プロってのは凄いんですね。