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先日、先輩と話をしていた際に出た話題。
ちょい古いのですが。

京王電車、踏切で車と衝突・東京都杉並区

　現場は下高井戸駅の西約400メートルにある踏切。乗用車には女性1人が乗っていたが、踏切内で立ち往生した後、車内から脱出。同署の調べに「遮断機が下りて気が動転し、車外に逃げた」と話したという。

この事故に関して「鉄道会社に求められるであろう賠償金に関して、運転手側の自動車保険金が支払われないのがおかしい」と先輩の友人が話していたらしく、先輩にはその友人の発言が理解できなかった、と言うのがそもそもの話の始まり。
鉄道事故の賠償はどうなっている

　対人事故よりも恐ろしいのは今回のような対物事故。車両が損壊したり、周囲の家屋に突っ込んだ場合はその実費が請求されるからだ。
「今回のような脱線事故で１億２０３６万円を請求された例もあります。車両代の他にも線路や枕木、電柱の修理代もかかる。新幹線と事故を起こせば億単位の請求は確実です」（損保関係者）
　しかも、対物無制限の自動車保険に入っているから安心というわけではない。
「ブレーキやエンジンが故障したとか正当な理由がなければ保険は下りません。今回のように、警報機が鳴っているにもかかわらず線路内に進入した場合は本人の過失とみなされ、全額個人で負担することになります」（保険評論家の佐藤立志氏）

正直、私も保険金が支払われたとしたらそれはおかしい話だと思ったのですが…ちょいと考えてみたところ、次の点において「支払われるべきなんじゃなかろうか」と思った次第。

被害者救済の為の金は支払われるのか

もし私が事故の起きた車両に乗っており、万が一怪我を負ってしまった場合、治療費は支払われるのだろうか、と言うのが疑問。
若しくは自分の家族が乗っており、事故の為に亡くなってしまった場合…コレは金で解決できる問題ではないけれども…

加害者に支払能力が無い為に被害者が泣き寝入り、と言うのは如何なものか?と思うのですが如何でしょうか。
飲酒運転でも被害者救済の為に保険金が支払われるようですから、このような馬鹿げた事故であっても、被害者に対しての保険金は支払われて欲しいものです。

1年間で100人に1人は人身事故に逢っているという統計もあるのですから、自分を含め身近な人が被害者になる可能性は決して低くないのですし、このような事故の被害者に対して保険金が支払われることで、加入者である我我の保険料がある程度高くなってしまったとしても、それは自分の為にあるのだと思えば良いのではないか、と。


と意見したところ、任意保険に入っていない人が30%程度も居るという現状を考えると、普通(?)の事故でも被害者泣き寝入りの可能性はある、との指摘を受けました。
んー、確かに…
そう言う意味では生命保険に加入しておくのがベストなのかなぁ…


自動車税云云よりも自賠責の負担量増やしてもいいから支払い上限金額上げる、って方向で自動車行政を考えてくれないか?と思う今日この頃。