2007年04月23日
預けてたAW11が帰ってきたので、とりあえず週末にチっと乗りました。
土日とも用事があったので200km程度とあまり距離乗れませんでしたが、とりあえず現時点での感想を。
ちなみに最終的な仕様の変更点としては
1.LSD(CUSCO TypeーMZ 1way)
2.純正クロスミッション(AE101 純正)
3.強化クラッチ(TRD)
4.軽量フライホイール(AE111 純正)
5.エアクリーナー(HKS)
6.純正マフラー(NA純正、今まではSC純正)
です。
あとはエンジンのシール類や燃料フィルタ、ブッシュ類等の消耗品の交換や、不具合のあったパーツの交換など。
1.LSD(CUSCO TypeーMZ 1way)
2wayを薦められてはいたものの、余ってるLSDがこれしかなかったので(^^;
別途購入すればよかったのですが、リア駆動車に於いて2wayと1wayでどれくらい挙動に差が出るのかってのは理解してませんでしたので、モノは試しと導入決定。
幸か不幸か、この選択肢によって強烈な個性を持ってしまいました。
一言で言えば誤魔化しの効かない車になった、というところでしょうか。
LSDの効きの強さの問題もあるのでしょうが、アクセルのオン/オフによる挙動変化が激し過ぎ、例えばコーナリング中に「オーバースピードだよな」とか「複合コーナーだったか」とアクセルを緩めた瞬間、途端に挙動が変化して一気にイン側に巻き込んでしまいます。
リアが流れる訳ではないのでアクセルを踏み直せば元に戻るのですが…挙動変化が早過ぎて慌ててしまいます。
今までの私はアクセルの踏み加減を理解していなかったこともあり、アクセルのオン/オフが結構多かったのですが(オフと言っても緩めるだけで放す訳ではないのですが)、そういう誤魔化しが全く効かなくなった感じです。
コーナー侵入時にキッチリとラインを考えて進入する事が必要になったと言う意味では、道の読みが甘いという自分の弱点を克服する為にはとても良いセッティングになったと思います。
が、意図的に操れるようになるのは当分先ですな(^^;
あとLSDオイルを入れることにしたからか、シフトが重くなりました。
今までのようにカチカチ入るというより、ゴスゴス入る感じといいますか…俗に言うシブくなった状態ですか。
結構力が要るので、女性には運転させられません。
2.純正クロスミッション(AE101 純正)
1速から2速への変化は今までと変わりませんが、2~5速までがキッチリと繋がるようになりました。
どのギアも上のギアとの回転数比が一定なので覚えやすいですね。
今回の仕様変更において唯一運転がしやすくなったと言える部分ですw
3.強化クラッチ(TRD)
クラッチペダルは重く、半クラはシビアになりました。
なのでいい加減にギアチェンジをしたらかなり大きなシフトショックが出てしまうい、気を抜いた運転が全く出来ません。
今のところ2から5速まではギア比が一定になったこともあり以前と同じようにシフトショックなくギアチェンジできるようになりましたが、問題は1速から2速。
あと200km程度街乗りをしてストップ&ゴーを繰り返せばもう少し慣れるとは思うんですが…この点は以後精進。
シフトショックが有ることをそれほど意識しない人も居るようですが、街乗りレベルでしっかりシフトショックを消しておかないと、サーキットで高回転でシフトアップする際や、ヒール&トゥーでシフトダウンする際に挙動が乱れてしまいますので、キッチリなれておかないといけない部分だと私は思ってます。
街乗りで確り出来てなければサーキットで出来るか、と。
余談ですが、私はシフト操作が出来ることが最低限車を理解している事だと思ってます。
何故ならシフト操作って路面状態などの外部要因によって左右されず、速度と回転数とギアの3つをきちんと組み合わせれば誰にでも上手く出来る部分だからです。
なのでシフト操作が確りできるかどうかと言うのは、その車を最低限理解しているかの試金石だろう、と。
そういうそれに急激な挙動変化ってのは車にとってとても負担のかかる事だと思いますしね。
まあシフトショックを感じる事が楽しいと思う方もいらっしゃるとは思いますので、一概にシフトショックが有る運転を否定するつもりはありません。
4.軽量フライホイール(AE111 純正)
5.エアクリーナー(HKS)
6.純正マフラー(NA純正、今まではSC純正)
この3つの変更によって、何となくレスポンスが良くなった気がしますが、単にエアクリの吸気音によるフラシーボかもしれませんし、LSDの効きによってコーナ脱出時の速度が上がりやすくなっただけかもしれません。
とりあえずどのようなパワー特性になったのか調べる為に、慣らしが終わったらシャシダイにでも乗せてみます。
ちなみにSC純正からNA純正に変更したのは、SC純正マフラーが壊れたからです。
SC純正マフラーだったらまた特性は変わっていたでしょうね。
残念なのは、エアクリーナーが純正ではなくなり、JAFのN車両規定内で改造が収まるようにと考えていた自分の方針から外れてしまったことですね。
別にこの車で競技に出るわけでも無いのでありがたく板金屋の好意を受け取っておくべきだとは思うのですが…
と、上記のように仕様変更によって様様な影響が出たわけですが、結局のところAW11はとても乗りにくい車になりました。
ただ同時にとても面白い車になりました。
今シーズンはこの車の面白さを引き出すだけで精一杯でしょうね。
しかしまあ、多分この面白さを維持したまま乗りやすさをスポイルさせないのが最近の車なのかもしれませんね。
そう言う意味では現行車に乗っている人はうらやましい限りでス。
Posted at 2007/04/23 12:03:57 | |
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性能向上/計画 | 日記