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「ホイールベースが長いほうが車が安定する」
と良く聞きます。

AW11は2320mm。
これは同サイズのコルトの2500mmよりもかなり短いです。

適当に調べてみると、例えばインテR(DC2)は2570mm、シルビア(S15)は2525mm、RX-7(FD3S)は2425mm、NSXは2530mm、ポルシェ911GT3は2355mmと、比較的リアが重い後輪駆動車の方がホイールベースは短いように思います。
逆に言えば、フロントが重いFF車はホイールベースが長いということ。

これはつまり、FFがリアのコントロールがし辛い為、ホイールベースを長くすることで変な挙動を起こさせないようにしている、と言うことかのかな、と。
リアタイヤを如何にグリップさせて走るかを考えた場合、ホイールベースを長くすることでリアの負担を軽くできる(コーナーでフロントが外側に沈んでも、ホイールベースが長ければリアのイン側が浮き辛い)ので、ロングホイールベースのほうが車が安定するんでしょうし、また加速時のフロントの浮き上がりを防ぐ為にもホイールベースが長い方が有利(てこの原理)でしょうし、FFにおけるホイールベースの長さは利点なのかなと思う訳です。

逆にFRやMRはリアのコントロールが容易な為、ホイールベースに拘るよりは高速時のフロントの安定性を高める為に、フロントオーバーハングを長くして揚力を抑えるようにしているのかな、と。
それにフロントが軽い状態でホイールベースが長いと曲がらないでしょうし。


と考えてみましたがどうなんでしょうね?