2008年12月15日
以前転倒したまま放置していたvivioですが、車を預けている板金屋さんに
「最近車の置き場所が無いんでさっさと処分してくれ」
と言われたので、予定の付いた本日解体することに。
「夏前に解体したら、3万くらい貰えてたんだけどな。」
とは社長の言。
オリンピックを控えた鉄需要があった所為で、値段が高騰していたからだそうです。
どうも何時も小売価格基準での買い物しかしない身としては、解体手数料ってのが景気によって左右される事まで頭が回りませんでした。
次回そういう機会があれば…って、二度とそういう機会を作りたくは無いですね(^^;
さて、今回の解体で取っておくべきパーツとしては
・アンダーガード&ステー
・ロールバー
・フルバケ2脚
・フロントスタビ&リアスタビ
・フロントハブ、ロワアーム(左右)
・ショック&サス(1台分)
・ステアリングボス
なのですが、全部外してしまうと自走ができません。
かといって、ショックを外さないってのも勿体無いし、バケット付けたままってのも勿体無いわけで…と社長に相談したところ、
「リフトに乗っけたままにしておけばOK」
とのお返事をいただけたので、その好意に甘えることにしました。
以下、想定していた作業手順。
・リフトアップして全てのタイヤを外す。
・シートを外す。
・アンダーガードを外す。
・ロールバーを外す。
・ショック&サスを外す。
・ハブ、ロワアームを外す。
と言うものでした。
以下、実際の作業手順。
・リフトアップして全てのタイヤを外す。
・シートを外す。
・汚れを落とす。
・アンダーガードを外す事に失敗。
ナットをナメてしまって取り外しが困難な状態に。
周囲の部品を外して取り易くなってから再度挑戦する、と言う事にして後回し。
幸い、取れない部分が1箇所だけだったので、そこを中心にアンダーガードを回転させることで他の作業の支障になることを避けられました。
・ブレーキフルードを抜く。
「足回りはまとめて降ろせ」と言うアドバイスを受け、ショックを外すのではなくアッパーマウントとナックルとドライブシャフトを外して丸ごと引き抜く方向で作業。
その際ブレーキフルードが邪魔なので、せっせと抜きました。
・ナックルアームから外す。
専用工具を借りて楽楽作業。
…一人だったら出来てなかったオチ。
・ドラシャを抜く。
バールで引き抜く。
自動車整備って知的労働だと思ってましたが、力技も必要なんですね。
・ブレーキホースを切る。
・アッパーマウントを外す。
これで足回りがゴソっと取れました。
ここで3時間経過(作業開始が9時)。
「社長に午前中に終らせろって言われてたのに」と呆然とするも、「車の解体なんて俺でも半日作業だ」とメカの人に突っ込まれる。
じゃああと3時間程度は余裕あるかな、と、ちょいと気が楽になったので、昼飯を抜いて作業を続けることに。
・リアショックを外す。
・アンダーガードを外す。
足回りが無くなったので、ナメてしまったナットをメカの方にやっつけてもらい、めでたく取り外す事に成功。
自分でも取り外そうと四苦八苦し、「ナットの付いてる車体側の部品ごと外せば良いんじゃね?」と思って色色やっていたのは無駄だったようですorz
慣れてないってのはダメですね。
・ロールバーを外す。
転倒したので多少ゆがんでいるとは思いますが、まあ、このロールバー自体が転倒した車から取った物なので(^^;
・プラグ・プラグコードを外す。
一応新品なんで。
ここで3時間経過。
この時点で工場での作業が終了したので、一応目標は達成。
・足回り部分を分解。
私はショック、先輩がナックル・ロワアームが欲しいと言うので、それぞれ分解。
・部品を洗浄
土だらけだったので水で洗い流し。
時間が無かったので先輩に渡す分のパーツは洗えず(他意無しですよ??)
で、取った部品を保管庫に持って行ったら既に18時。
途中15分ほどの休憩を入れただけのはずなんですが…作業工程が非効率だとこう言うことになるんですねorz
反省点。
1.ダートを走ったら、とりあえず念には念を入れまくって洗う。
2.ナットを外す際にはCRCとか使う。
部品を付けたり外したりって作業に必要な物事ってのを全然理解してないってのをまた実感しました。
次回に活かせれば…と毎度のように思ってますが、日が開いてしまうと忘れてしまうのも事実で。
次回はもう少し手際よく出来るよう事前準備を念入りに行います。
しかし…工場の方が居なかったら途方にくれているだけで1日が終ってましたね。
仕事中に工場を貸してくださり、かつお力まで貸してくださってありがとうございました。
Posted at 2008/12/15 23:25:43 | |
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