2009年10月03日
日光市で行われたラリーに参加。
今年6戦目、今のドライバーの方と組んで5戦目。
順位は賞典外の12位。
残念な結果になってしまいました。
私がヤらかしてしまった大きなミスは、またOD処理を間違えてしまった事。
またか。
ODではそれまで走った距離とオフィシャル側が走った距離とを比較して補正係数ってのを算出するんですが、その処理で入れる値を「オフィシャル側が走った距離」ではなく「前の目的地からそこまでの距離」を入れてしまった訳です。
参加しているラリーシリーズでは、ODまでは基本的に「オフィシャル側の走った距離」が書かれているのですが、今回のラリーと前前回のラリーは、「オフィシャル側の走った値」と「前の目的地からそこまでの距離」との二つが併記されており、その読み方を間違ってしまった事、そして今回はOD処理はオフィシャルが設定するのではなく、こちら側で自主的にしなくちゃいけないことになっていたため、処理に必要な情報を自分で決めておかねばならなかったのに、その情報を用意する事ができていなかったというのが原因です。
資料の内容を自分の都合の良いように解釈をするというのは、ラリー以外でも問題になるような性格的な問題なので、この点は直す努力が必須ですね。
それ以外の注意点は、
1.チェックポイントでは「オフィシャルが笛を吹いた時」ではなく「ラインを超えた時」にチェックボタンを押すこと。
今までは「笛を吹いた=オフィシャルがラインを超えたと認識した=そのタイミングがチェックポイントを通過した時間である」と解釈し、笛を吹かれたらボタンを押していました。
が、これは誤りで、オフィシャルが笛を吹こうが吹くまいが、チェックラインにてチェックボタンを押さなければいけないとの事でした。
まあ考えて見れば全くその通りで、チェックポイントからチェックポイントまでの時間を競う競技なんですから、オフィシャルの笛があろうがあるまいがチェックラインがチェックだと思ってなけりゃいけないんですよね。
ここは今までのラリーでも犯し続けてきた勘違いだったので、指摘されなければ今後も続けていたと思います…次回以降は修正。
2.ラリコンで表示している情報は、そのとき必要なものにしておくこと。
レイル製のラリコン「NONO」には3つの数値表示部分があり、一番下がMAP、二番目がファイナル、三番目が任意の情報を表示できるようになっています。
この三番目に表示しておく値について、今まで私は「二個前のポイントから一個前のポイントまでの距離」を常に表示しておいたままでした。
が、そんな値はコマ図に記録したらさっさと表示を変更させ、平均速度とか走行に必要な値を表示しておくようにしておけば、自分が今何をしているのかってのがナビにもドライバーにも分かりやすいし、入力ミスにも気づけるかもしれないから、積極的に値を確認するってのが重要との指摘を受けました。
私はラリコンをピッピピッピ弄っていると、ドライバーがピコピコうるさくて気が散るかと思っていたので操作を控えていたのですが、どうやらラリコンの音が鳴っていないとナビが何もやって無いようにも感じるようなので、もっと走っている最中に色色な情報を集めるよう心がけようと思いました。
3.ノーチェック区間終了時は、走行アベレージを口に出して言うこと。
ノーチェック区間が終了し、次のチェックポイントが現れる可能性のある区間に入ろうとした場合、アベレージいくつで走るのかということを再確認すべきだ、とのことでした。
この点も非常に納得です。
4.再スタートラインでスタートを待つ場合、カウントダウンはナビがやること。
「フライングは減点」って考えがあったので、オフィシャルのカウントダウンを聞くようにしていたのですが、オフィシャルのカウントダウンを聞きつつもナビがきちんとカウントダウンをした方が、ドライバーも気持ちが乗るから絶対に良いとの事でした。
一緒に走る相手と自分の気持ちが同調しているように感じられれば、ペースノートなんかの読み上げもお互いのタイミングを計りながら読めるようになるのかもしれませんね。
5.ミスをリカバリーする方法を覚えること。
ODの処理を間違えたなら自分で補正係数を算出してラリコンに再入力させるとか、発生したミスに対するリカバリー方法を出来るようになっておかなければ、そのミスを直す事が出来ないまま競技を続けてしまう事になるので、勝負になりません。
言われた事を言われた通りにするだけではなく、イレギュラーな事にどれだけ対応できるのか、ってのもナビには重要。
5.同じ場所を複数回走る場合、常に危険箇所などが記録できるようにしておく。
ハイアベ区間中にスピンした場所があった場合、そこをまた走る事になるならば、その場所を記録しておくと、次のハイアベ中に「ここはスピンしたところだから注意」と指示が出せてドライバーの精神的負担を減らす事が出来ます。
まあつまりはガタガタと揺れズルズルとリアが振られ続ける車の中で、危険箇所までの距離と危険度を書き記していけって事なんですが…
一朝一夕には難しいかもしれませんが、頑張って直します。
以上が今回の注意点でした。
それ以外は…まだまだ能力や経験が足りない、という事に集約されるように思います。
例えば「自分が犯したミスをミスだと気づけないのはダメ」ってのは、まだまだ自分の中で「コレがミスである」という事を判断する基準が出来ていないので、判断する事が非常に難しいのです。
ですが、もう6戦も参戦したナビがそんなこっちゃいけないということで、今までの経験の中からでも自分が正しいと思う基準を考え、それを元にラリー中の値の判断をしていくべきなのでしょうね。
一応ナビ区間の減点が1、1、0、1、0と、1点以下に抑える事が出来たのは良かったです。
Posted at 2009/10/04 20:45:28 | |
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