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帰ってきたAW11で久しぶりの練習。
ここ最近、KK3でしか練習してこなかった所為もあって、感覚がいまいち戻っていないのが自分でも分かりました。

アクセルワークが酷くなり、車幅感覚も酷くなってますorz
アクセルワークについては、エンジンマウントが硬くなった所為で以前よりもアクセルのオンオフの粗が目立つようになったと言うのが大きいのかもしれませんが、KK3に乗って練習をしていた事も大きな問題になっているのかもしれません。
最近KK3ではリアを大きく振ってアクセルべた踏みで曲がる、なんてことばかりやってたので…コーナーでのアクセルワークとかあまり考えてませんでしたorz

そして車幅。
軽自動車の車幅に慣れてしまった為か、KK3でライン取りができていた道が全然走れなくなりました。
KK3でなら一定角度で綺麗に曲がっていける道も、AW11では結構な調整が必要で…思うように走れないのが物凄く歯がゆかったです。

あとはやっぱり駆動形式の違いと言うか、重量配分の違いと言うかも、運転の安心感を全く変えてしまっています。
KK3なら乗っても怖くない路肩の落ち葉も、AW11ではズリっと滑ってグリップが回復し辛いままだった、と言うのが2回ほどありました。
タイヤの違い(KK3:SP SPORT 85-R、AW11:POTENZA RE-01R)の違いかもしれませんので何がどうだと言うのは比較しづらいところではありますが…

まあ何と言いますか。
当たり前のことなんですが、AW11での練習頑張ろうと思いました。
ちなみにタイトルの発言は、助手席に乗ってもらった先生の発言です。
がっくし。


練習の際に減衰の調整をしてみました。
F20/R20
路面が結構酷い(一部コンクリートの簡易舗装)と言うこともあり、跳ね過ぎるように感じました。
サスが沈まないで跳ねると言うよりは、ショックが柔らかくて安定しないと言う感じだったので、これよりも多少硬くしたほうが良いのではないかと思い調整。

F30/R30
車の挙動は落ち着いたものの、フロントが硬すぎるのか下りではタイヤがロックしやすかったので、フロントを柔らかくするよう調整。
ちなみにここの勾配は結構辛くて、KK3で上ると2速レブまで回してシフトアップしても3速で加速しない程ですが、逆に下りはスピードが出すぎるので怖いです。
今年は下りの恐怖心をなくすのも課題だと思ってます。

F25/R35
今日の練習ではこれがベストでした。
リアの応答性が良くて滑らせるのも楽で、きついコーナーをクルっと旋回できるのは気持ちよかったです。
まあそんなにケツ振って走るのが速い走り方とは思えませんので、走らせ方は今後要検討。
それに合わせてこのセッティングを変える必要があるな、とは思いました。
でもまあ、やっぱりリアが落ち着くと気持ち良く走れる、と言うことを再確認しただけでも良しとします。

KK3で何か競技でもやってみようと思ったものの、レギュレーションで四苦八苦。
とは言え、レギュレーションがあるからこそイコールコンディションで戦えて腕が競えるのですから、守ることが最低ラインです。

出ようと思っていた競技が3つあったのですが、このうち1つはほぼ不可能(キャブ車じゃないとダメで、同一車両のエンジンじゃないと乗せ換え不可)。
加えて1つは「インチアップ禁止」と言うことで、現在履いているKK4純正の13インチホイールじゃダメってオチなのでホイール1セット&タイヤを買い揃えなくちゃならず、買うのは問題ないんですが、実家暮らしなもんでまた親に
「こんなタイヤ(現在AW11用タイヤ6本、KK3用タイヤ6本)持って…うちは車屋じゃありません!そろそろ貴方も危ないことは止めて身を固(ry」
なんて小言いわれるんだろうなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…バファリンの優しさに守ってもらいたくなります。

と言うわけで、競技に出るってのはホント難しいんだなと痛感。
下準備って大切。

助手席に座らせてもらう機会があったので、感想でも。

先代のモデルのセダン。
エンジンはM3としては最後の直6。
さすがシルキーシックス!…なんて感想が抱ける程直6に精通しているわけでは無いので何ともですが、以前乗ってたER34のRB25DETよりは物凄く滑らかだ、ってのはわかりました。
まあRB25DETはシングルターボですから、下から回る滑らかさがNAに劣るのは仕方が無いのですがね。

NAで300馬力オーバーな所為もあって、物凄く滑らかに回ってかつ速い。
フラットトルクの所為でグワっと出るスピード感は無く、そんなに速くないのかと思ってしまいますが、まあメーターを見たら面白いほど出てました。
こうやって下からムラ無く回るエンジンが良いエンジンってことなんですかね。

こういう車に乗ってしまうと、手が出ない車だと言うことは分かっているんですが、つい浮気心が沸いてしまいますね(^^;
オーナーさんが羨ましい限りです。

明日、友人が秋葉原までPCパーツを買いに行きたいというので、荷物が載るKK3に乗り換え。
多分自作PCを1台組みたいとかまた言い出すので、荷物が載るほうが良いやな、と言うのが理由。

切欠はただそれだけのことだったのですが、AW11からKK3に車を入れ替えて帰る途中に
「この車でまた林道かダートにでも行くかなー」
と思った事に、物凄く引っかかったわけです。

「あれ?じゃあAW11で何処に行きたいんだろう?」

KK3ではAW11で行きたくないような場所にも行きたいと思ってしまいます。
理由は簡単で、KK3はダート仕様と言うこともあり、決して速くは無いものの、AW11よりも走破性能が高いからです。
時時地図を広げては「次は何処の林道へ行こうか」等と考えることもあり、「ダートはもうこりごりだ」と思ったところで、「でもこの道走ってみたいな…一部ダートだけど」とまるっきり懲りません。
そういう意味で、サーキット走行を見据えて仕上げてもらったAW11は、一般道にあまり向かない車とも言えます。

知らない道を走るたびに面白い発見があって、走っているだけで色色な事が好きになれていくわけです。
勿論走り慣れた道でも最近のように往年の名車を見つけてはカッコイイと思ったり、知らない店ができていることに驚いたり、変わらないことに安心したりします。
つまりまは、単に車を運転している時間が好きなんですって事なのかなと。
そういう意味では運転するのはどんな車でも構わなくて、どんな車でもそれなりに楽しくなるとは思います。
まあ室内が狭すぎるのは勘弁して欲しいですけれど(^^;

AW11はサーキットで速く走れるように弄っている車なので、走行環境はその分限定されていますが、果たして今の状態って自分が本当に求めてる姿なのかと言うことを、今更ながら感じたわけです。
サーキットでしか走れないってのは、車の魅力を限定しすぎていないかと。
そして自分が本当に車に求めていることとは反することなんじゃないかと。


私はAW11で何をしたいんでしょうね?
と言うことを感じてしまい、そういう曖昧な心持だからこそ全てが中途半端に終わってしまうのかなぁとも思う訳です。
AW11が好きだってのは変わらないんですが…なんだかね。

「ホイールベースが長いほうが車が安定する」
と良く聞きます。

AW11は2320mm。
これは同サイズのコルトの2500mmよりもかなり短いです。

適当に調べてみると、例えばインテR(DC2)は2570mm、シルビア(S15)は2525mm、RX-7(FD3S)は2425mm、NSXは2530mm、ポルシェ911GT3は2355mmと、比較的リアが重い後輪駆動車の方がホイールベースは短いように思います。
逆に言えば、フロントが重いFF車はホイールベースが長いということ。

これはつまり、FFがリアのコントロールがし辛い為、ホイールベースを長くすることで変な挙動を起こさせないようにしている、と言うことかのかな、と。
リアタイヤを如何にグリップさせて走るかを考えた場合、ホイールベースを長くすることでリアの負担を軽くできる(コーナーでフロントが外側に沈んでも、ホイールベースが長ければリアのイン側が浮き辛い)ので、ロングホイールベースのほうが車が安定するんでしょうし、また加速時のフロントの浮き上がりを防ぐ為にもホイールベースが長い方が有利(てこの原理)でしょうし、FFにおけるホイールベースの長さは利点なのかなと思う訳です。

逆にFRやMRはリアのコントロールが容易な為、ホイールベースに拘るよりは高速時のフロントの安定性を高める為に、フロントオーバーハングを長くして揚力を抑えるようにしているのかな、と。
それにフロントが軽い状態でホイールベースが長いと曲がらないでしょうし。


と考えてみましたがどうなんでしょうね?