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ラリーのナビとして初参戦してきました。

と言っても、ナビとしての仕事としては殆ど無いと言って等しかった事に加え、その数少ない仕事さえミスすると言ったオチだったのですがorz

話しに入る前に簡単なラリーの知識を。
分かりやすいようにとかなり意訳を含めて大雑把に説明しているので、微妙に違ったりしますが悪しからず。

ラリーと言うのは「指定された通りに走れるか」ってのを競う競技です。
参加者にはそれぞれ、行き先が書いてある「コマ図」と言うものと、「○○から××までを△△分で走る」とか「○○から××まで平均△△で走る」と言う走り方が書いてある「指示書」と言うものが渡され、「この内容通りに走れたかどうか」を競う事になります。
大まかに分けて、指示書の内容が複雑なのが「計算ラリー」と言って、ナビゲーターの負担が大きいラリーになり、指示書の内容が簡単ではあるが指示の内容がとんでもないようなものが一般的にイメージする「ラリー」に近いものになり、ドライバーの負担が大きいものになります。

例えば計算ラリーだと「○○から××は平均△△km/h」と言う表記がズラっと並んでいて、ナビはその指示通りにラリーコンピューターを操作し、ドライバーに「現在指示されている内容とどれだけずれているか」ってのを教えていく必要があります。
ラリーコンピューターに表示されている距離とコマ図に書いてある距離とが数メートルずれた場合、その距離を走行速度から時間に直し、「指示されている通りに走れているかをチェックする」為に途中に用意されているチェックポイントの通過時間を調整したりとか、かなり大変のようです。

逆に今回のラリーは非常に指示書の内容が無く、逆に「こんな細い道を平均△△km/hで走れる訳ねーだろ!」みたいな指示ばかり書いてあるようなものだったので、ナビの仕事としては「コマ図を間違えずに読む」事と、「速く走る区間のアドバイスをする」事だけだったので、まあ非常に楽なものだった訳です。
が、そんなにナビの負担が少ないラリーだったにもかかわらず、コマ図を読み違えてしまったのは非常に残念です。
「速く走る区間のアドバイス表」を読み上げている際に、現在走っているコマ図を忘れてしまったのが原因だったので、2回目以降は同じことが起きないように工夫。
二度同じ問題を起こすことが無かったのは幸いです。
次回参加することがあったら、この部分の反省点は是非活かしたいところではあります。

と、ナビの力が全く要らないラリーだった為、結果に対する自分なりの達成感が無くて残念に思いましたが、だからと言ってコマ図を見落とすような状態では、ナビの力が必要なラリーだったらドライバーの方に迷惑を掛けていたでしょうから、まあ結果オーライと言うべきでしょうか。


とにもかくにも、ドライバーの方が納得する順位だったのが救いです。
取得した国内B級ライセンスも無駄になりませんでしたしね。