2010年05月29日
1.
ラリー後に色色と異音がしていたのが気になり、久しぶりに板金屋さんに顔を出して様子を見てもらいました。
異音の原因は多分バンパーのがたつきだと思うのですが、そういった自己診断が間違ってて致命的な故障音だったら困るなと言うことで確認の為。
確認してもらってる間、預かってもらっているAW11に乗ってきました。
と言うか「長い間放置してたからサビちゃってるよ」とか言われました。
車を預ける際の台車として使いたいって事で置かせてもらっているのですが、事故でも起きない限りは台車として活用されないので(そして幸運な事に大会参加後は事故を起こしていないので)、全く乗らず終い。
そりゃ錆びますよね、って事で50kmほどドライブ。
確かに各所がぎこちなく動き、「ああ錆びてるな」と実感しました。
乗ってある程度熱が入ってくるとスムースに動くんですけどね…はぁ。
自宅に持って帰って街乗り用に使ったほうが良いのかもしれませんが、そうやってAW11を街乗りに使ってしまうと何時まで経ってもアスティーに慣れないんでしょうから、現状維持ってのもまた重要な考え方なんでしょうけど…
とは言え久しぶりに乗るAW11は非常に気持ち良かったです。
と言うか、車の動きが自分の狙ったような動きになってくれるんですよね。
「ここでこうやればこうなる」とか「こうなったらこうすればいい」と言う感覚をアスティーよりも覚えているのでスイスイ動かせます。
でもそういう癖があるから「キミはFFをFRのように動かそうとするよね」って指摘されたりするわけですけど。
ちなみに一番大きい車の差して感じたのはパワステの有無でした。
AW11はハンドリングミスがステアリングにダイレクトに伝わるので失敗したってのが非常に良く分かります。
ミスが分かりやすいから正解が分かりやすいので、重ステ世代が車の動きに敏感なのはこういうことも影響してるのかな、などと思いました。
2.
最近バッテリーが上がりやすくなっていたのでバッテリーを交換。
近所のホームセンターで「バッテリー交換・処分料無料」とあったのでそこで購入。
今回積んだのは古河電池の44B19L。
交換後の感覚としては…低速トルクが上がったように感じました。
コンビニの駐車場から道路へ1速でソロソローっと出て行く際、LSDに負けてしまって強めに踏み込まないとまずかったところで、何事も無いようにスイーっと出て行けるようになりました。
まあプラシーボかもしれませんが、気持ちの問題って何よりも重要なので(^^;
あとエンジンの始動がスムースになったり、エンジンの回転数にあわせて補助灯などの光量が変化しにくくなったのも良かったです。
…って書いてて思いましたが、これって非常に不味い状態ですね(^^;
「弄ってる車だから」って先入観であたりまえの不具合を当たり前に感じなかったってのは反省。
3.
一日中雨だったので、家の近くの霧の出やすい道で先輩に付き添ってもらって雨と霧の練習。
雨で滑る路面は特に問題無い…って訳でもないですね。
滑る前提で踏んでいくから問題が無いだけで、途中他の部分との路面感覚が違う部分なんかが出てくるととたんに不安定に。
雨の練習ってタイヤのグリップが分かりやすく、自分の運転が成功してるのか失敗してるのかってのかを感じ取れ易いので、今の自分には非常に練習になります。
ただまあ休憩し辛いのが難点ですけど。
霧は…やっぱり駄目ですね。
先輩の隣に乗せてもらって話を聞いてる感じだと、今の私は走る際に路面しか見てないのが問題のようです。
それは霧だけの話じゃなくて走り全般に言える部分なのですが、路面状態を気にしすて下ばかり見て運転しているから全体的な景色を見れないから、幾度道を走ってもその道を覚えることができないとか、霧で路面が見えなくなった際に周囲の状況から道を判断することができないとか、そういう事なのかと。
どんな路面でも意識せずにラインに乗せるようになれれば周囲を見渡す余裕もできてくるのでしょうが…腕の差ってこういうところに出てくるんだろうなと。
4.
タイヤを4本注文。
先月は6本購入したので4本で足りるかってのは微妙なラインかもしれませんが、来月以降は雨が続くしチャレンジクラスでの参加なら走行距離も短いですから、結果タイヤの減りも少ないだろうと言うことで4本。
FFは4WDなんかに比べてタイヤの減りが少なくていいですね。
Posted at 2010/05/30 23:22:02 | |
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練習 | 日記
2010年05月23日
茨城で開かれたラリーに参加。
結果は7位。
今回はチャレンジクラスではなく一般のBクラス(排気量1500~3000ccクラス)にて参加。
年末にでかいことを言っておきながら前回のラリーの結果を見るにつけBクラスでの入賞は難しいと言うのは分かっていたのですが、今回のラリーではどうしてもBクラスで出たかった為、ナビに無理を言ってBクラスで参加することにしました。
理由は簡単で、今の自分の力量が計りやすいのはないかと感じたからです。
6月~10月のラリーはただでさえ路面状況が悪いのに雨や霧と言った要素にも悩まされ危険感知や危機回避に気を払うことに一杯一杯になってしまうので、自分の走りなんてものに気を払う余裕がありません。
そういうことに気を払う必要がない今回のラリーは非常に走りやすく、去年までサーキットやらヒルクライムイベントやらを走ってきた成果を知ることができるのではないか、と考えました。
前回のラリーでもそういう場面はありましたが、一部乗れてしまうハイアベ区間があったため中高速域での腕試しができませんでした。
SSであればそう言った事はありませんので、十分に自分の力を発揮することができます。
そうやって出した結果から自分の力量を見定めて、今後どうしていこうかという指針にしたかったのですが…
結果としては、Bクラスで出て得られたものはSS区間以外の部分の方が多く、別にチャレンジクラスで出ても変わらなかった、なんてものでした。
まず、区間毎の気持ちの切り替え。
前回参加したラリーの全て、また去年の多くのラリーでもそうだったのですが、移動区間後のハイアベは再スタートさせることが多く、ハイアベのスタートは「ヨーイドン」で始まるものだと思ってしまっていました。
むしろそっちのほうが珍しい、と思ってないといけませんね。
チェックポイントで気持ちを切り替える癖をつけていかないとダメですね。
次に、泥・水路面への対応。
幾度か走った場所であれば雨でもそれほど危機感を持たず走れますが、一度も走ったことのない路面での雨は滑り方が分からなくてかなり過敏になります。
土や泥も同様。
常に泥とか濡れてるとかならまだ良いんですが、アスファルトと交互にあったりすると路面のグリップの変化に対応できません。
まあ低ミュー路面自体に対する苦手意識も当然あるのですけど。
路面状態の良いSSでの順位が6位でありながら、路面状態の悪いハイアベ区間は上位に大差を付けられての10位だった為に順位を落としてしまいました。
次戦以降の路面は今回のハイアベ区間に近いので、このままBクラスで出続けても全く成績を残せない感じです。
最後に、ナビミスのリカバリー方法。
そもそも私は良いナビに成りたい為にドライバーを始めた訳なので、実はこの点の方が物凄く参考になりました。
今回、パスコントロール処理(=走行指示速度の変更処理)を2回ほどすっ飛ばし、かつ地図ミスを1回ほどしてしまったのですが、そう言ったミスをした区間でさえナビ減点が1点と言うものでした。
普通そう言った処理をミスすれば軽く5点以上、10点以上の減点もザラなのでしょうし、そもそも私はそう言った処理ミスを全くしてないのに5点くらい減点を食らってる区間もあったりする訳でして、ミスをしてるのに自分の減点よりも低いってのにただただ驚いてしまいました。
ミスのリカバリー方法は教えてもらえば納得できるし、その処理をする事自体が難しい訳ではないのですが、ミスした再に落ち着いてそれらの処理を完遂するってのは非常に難しいと思います。
またファイナルの補正も非常に的確で0減点の区間も多かったのも驚きです。
人に求められる優秀なナビってのはこれくらいにならないと駄目なんでしょうね…
とまあ「絶対的なラリー経験が低い」と言うことが分かったラリーでした。
今回の結果を踏まえて次戦以降のラリーや練習に臨んで行きたいと思います。
Posted at 2010/05/30 22:22:39 | |
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