「蓄冷式クーラー」と「給電スタンド」

　夏の車中泊では、夜までに車内を冷やしておかないと、寝苦しい夜になってしまいます。

　今までは駐車場の隅など、発電機を使用しても迷惑にならないと思う距離をとって、昼の間にルーフエアコンで車内を冷やすこともありましたが、日本RV協会の「公共駐車場でのマナー厳守10ヵ条」に「ジェネレーターの使用は禁止」がうたわれてるので、これからはそれもままなりません。(Ｔ_Ｔ）

　や☆まさんより、04月21日のブログのコメントで、大型トラックに、 エンジン切った後に使えるエアコンが付いてた、と教えてもらったので、早速調べてみました。

　トラックメーカーによって、「蓄冷式冷房装置」、「蓄冷式ベッドルームクーラー」、「蓄冷式ベッドクーラー」、「蓄冷式リヤクーラー」など、名前は違いますが、どれも走行中にて蓄冷ユニットを冷やし、エンジン停止後も、クーラーが効くようにする装置のようです。

　大きさもや☆まさんによると、ウインドエアコンより一回り小さくした程度、と言うことです。

　「これはキャンピングカーに使えるのでは。」と、意気込んで調べてたのですが、この商品、どれもユーザーオプションです。(´□｀|||）

　それに、株式会社デンソーのホームページによると、「蓄冷式ベッドルームクーラー」は、フロントエアコンシステムとバイパスして配管させた構造らしく、「蓄冷式ベッドルームクーラー」単体では動かないようです。(+o+)

　詳細は、株式会社デンソーのホームページ > 企業情報 > 技術・研究開発 > デンソーテクニカルレビュー > デンソーテクニカルレビューVol.7 No.1 > 蓄冷式ベッドルームクーラーの開発
、をご覧ください。

　で、冷やせるのは、エンジン切って３時間程度のようです。

　だいたい、トラックのベッドルーム用なので、能力的にも５ｍクラスの車内を冷やすのは、無理な話ですね。（;´▽｀A``

　トラックメーカーのホームページを見ていると、日野自動車のホームページによると、外部電源式アイドリングストップ冷暖房装置用に、全国７地点のトラックステーションに50基の給電スタンドが設置されてるそうです。

　「詳細は東京電力のウェブサイトでご覧になれます。」ということで、東京電力のホームページに飛んでみると、給電スタンドは全国20地点に増えてました。

　使用するには、「利用者認証カード」と、「専用ケーブル」が必要で、１カード月1050円の基本料金と、1時間72円の従量料金が必要です。

　電源付きのオートキャンプ場に一泊すると思えば、全然安い料金ですから、使わせてくれるなら、そのくらい払います。

　が、大きな問題はこのシステムが法人所有のトラック用のシステム、だと言うことです。
　
　利用者認証カードの申し込み内容の審査で、個人所有のキャンピングカーは、弾かれるような気がします。

　2008年10月08日のブログに書いた、電源付き駐車場が増えてくれると嬉しいのですが。(;^_^A

　キャンプ場に「電源付き駐車場」、誰か作ってください。m(_ _)m

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