最近キャンピングカーについて書いてないので、季節がらキャンピングカーの暖房で広く使用されているFFヒーターについて書きたいと思います。
FFヒーター
今私の乗っているキャンピングカーには、サバーバン製のFFヒーターが付いています。FFヒーターは、燃焼室が車内につながっていないので、車内の空気を汚しません。エンジンを切ったまま使用できるので、真冬でもアイドリング無しで、朝まで暖かく寝ることが出来ます。
メーカー
前車のキャンピングカーには、ミクニ製のFFヒーターが付いていました。ミクニ製のFFヒーターも結構大きな音がしていました。キャンピングカーで多く見かけるのは、ベバスト製のFFヒーターだと思います。外にもイーベルスペッヒャー製のエアヒーターというのも有るようです。
燃料
今のFFヒーターの燃料はLPガスです。LPガスを使用するには、LPガスボンベを積んでおく事が必要です。一晩で2Kgのボンベを一本使い切ってしまうときもあります。2Kgのボンベを一本を充填してもらうのに、1,000円くらいかかるので、燃料代が高くつきます。前車のキャンピングカーの燃料は軽油でした。車がディーゼルエンジンだったので、車の燃料タンクから燃料を取っていました。車の燃料タンクに燃料が入っていれば使えます。一晩点けっぱなしでも、4Lくらいしか燃料がいりませんので、経済的です。国産キャンピングカーの多くは、ガソリンか軽油のFFヒーターが付いていると思います。
メンテナンス
LPガスのFFヒーターは基本的にメンテナンスフリーです。使わないときに得にすることはありません。今のFFヒーターで一番気に入っているところです。
前車のキャンピングカーのFFヒーターは軽油でしたが、ガソリン、または軽油のFFヒーターの場合は、メンテナンスが少し面倒です。使わなくても、月に一度は点ける必要があります。夏場は設定温度を一杯に上げないと点火しないかもしれませんが、それでも月に一度は動かしてください。
FFヒーターは必要なのか
キャンピングカー自体もそうですが、使い方によるので、一概に必要とも言えません。寝具や服の工夫しだいで暖かく寝ることも出来ますし、FFヒーター以外に、電気毛布やその他の暖房器具を使用されている方もおられます。寝袋に入れば寒いのは顔だけだから大丈夫という方も居られると思います。
我が家の場合はFFヒーターをよく使用しますし、必要です。我が家の場合は基本的にキャンピングカーで寝る場合も家で寝る場合も、布団と寝袋の違いだけで、いつもパジャマです。冬は厚手のパジャマに変わりますが、これも家と一緒です。
我が家の使用方法
寝袋はいつも同じ封筒型の寝袋ですが、冬は寝袋の中に使用する毛布のような、フリースの寝袋を使っています。フリースシェラフを使用することで、FFヒーターの設定温度を10~15度の設定に下げても、寒くなくなりました。
FFヒーターは真冬でなくても、春や秋でも、夜冷えそうなときは、FFヒーターの設定温度は下げたままスイッチを入れて寝ます。設定温度まで下がらないと点火することはありませんので、熱くなることもありません。夜中に思ったより寒くなって、慌ててFFヒーターのスイッチを入れると寒いので、早めにスイッチを入れるようにしています。
今使っているFFヒーターの困る点
今使っているFFヒーターはサバーバン製のFFヒーターで、メーカーなどによって違いますが、LPガスを使用するので、燃料代が高めです。LPガスは空になれば、ガス屋さんで充填してもらわないと使えません。
また、強弱の設定は無く、設定温度で点いたり消えたりするだけです。音が大きいので、夜中に点火すると下で寝ている奥さんは目が覚めるようです。
ファンモーターに割りと電気を使うので、小さなサブバッテリーで朝まで点けっぱなしだと、充電が無くなってしまいます。
FFヒーター全般に言えることですが、車内が乾燥します。シンクに水を張ったり、濡れたタオルを干したりして、乾燥しすぎないように気をつけてます。
最後に
FFヒーターは10万円以上する設備です。高価ですがお金に余裕があればキャンピングカーを購入するときに付けるか、FFヒーター付きのキャンピングカーの購入をおすすめします。後で付けると、別に取付け費用が必要です。
FFヒーターが有れば、季節に左右されることが少なくなり、年中お出かけ可能です。(もちろんFFヒーター無しで、年中お出かけ出来ないことはありません。)
私はキャンピングカーを購入するまで、FFヒーターのことは知りませんでした。キャンピングカーの購入をお考えの方に、多少でもお役に立てれば幸いです。
長文にもかかわらず、最後までお読み頂き有難うございます。
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キャンピングカーについて | 日記
Posted at
2008/01/18 16:51:36