まずこれまで使った銘柄を振り返ってみます。
ポテンザRE050Aの17インチ。認証タイヤじゃありませんが、964ターボ2で納車時装着されていたコンチネンタル(賞味期限切れ)からの履き替えでした。グリップはまずまずで、5点満点中4.5点ですが、サイドの剛性は2点。街乗りでは少しフワフワと気になるくらいですが、ワインディングではすぐに腰砕けとなってしまい、とても扱いづらかったです。その時初めて認証タイヤの価値を理解しました。摩耗については少し早かったような、3点てところでしょうか。
続いてネオバAD07の18インチ。ターボ2、993の両方で使ってみましたが、かなり満足度は高くグリップ5点、剛性4点、耐摩耗4点。いい値段しますし、裏切りませんね。こちらも認証タイヤじゃありませんが、サイドは硬くもなく柔らかくもなく。しっかりとコシがある感じで、グリップとともにとても安心感がありました。最新のネオバを試したくなってしまいます。
次はポテンザS02Aの17インチ。先日までカレラ2が履いていた認証タイヤですが、コストパフォーマンス最低。ポルシェの認証基準もギリギリでクリアしたくらいのレベルなんじゃないでしょうか。グリップ・剛性とも3.5点、耐摩耗4点です。ちょっと柔らかめなのに、突っ張ってぴょこぴょこする感じもありました。極めつけはトレッド面のクラック。期間・距離・保管、ほぼ同条件のミシュランに比べ余りにも早く入り始めました。BSのエコ系を履かせてる乗用車が他にあるんですが、こちらも二年目位から入り始め、酷い状態です。買取店や交換専門店の話では、工場の移転があったり、ここ何年かで同銘柄でもコンパウンド変わってたり、明らかに質が低下しているとのこと。ユーザーからのクレームも増えたそうです。F1に供給していた頃まではまだ良かったんでしょうか。今後BSを選ぶことはないでしょう。
最後に認証タイヤのミシュランPS2。グリップ4点、剛性4.5点、耐摩耗4点となります。値段含めバランスのとれたタイヤだと思います。
ただ最近は、より強力なグリップを望んでしまう傾向にありまして、次はコスト的にも魅力あるディレッツァが第一の候補でしょうか。ネオバも惹かれるんですが一本あたり一万円前後高いので、前者で不足を感じた場合の選択となるでしょう。
ことわりを入れるまでもありませんが、今回の内容は素人が限られた種類のタイヤ使用経験のなかで感じたことにすぎませんので、参考の参考くらいにお考えください。
Posted at 2014/11/07 19:26:01 | |
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