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2020年02月11日

魅せてもらおうか。裏切り者の性能とやらを(1/700)扶桑型一番艦。

魅せてもらおうか。裏切り者の性能とやらを(1/700)扶桑型一番艦。

   WATER LINE SERIES

   1971年 田宮俊作氏の提案で静岡模型教材協同組合に
         属する青島文化社、田宮模型、長谷川製作所
         フジミ模型の4社の合同企画としてスタート。
         (担当艦はくじ引きで、大和型戦艦に関しては
                 提案者特権でタミヤ担当)
         これを機に1/700スケールが世界標準に。
         駆逐艦以上はWWⅡ参加船舶を殆ど作り終え
         外国艦に移行するも期待以上には売れず。

   1992年 フジミ模型が協会脱退し、
                       独自の「SEA WAY MODEL SERIES」を
                       立ち上げ、人気艦をはじめ自社でラインナップ
                       充実を図る。

 そういう経緯もあって『フジミ=裏切り者』のイメージがあり、これまで見向きもしませんでした。 ウオーターラインに限ってはアオシマが一番好きでした。 
 が・・・上手い人のサイトなどを見ているとどうも独自にこだわった細かいディテールに興味が湧いてきました。
              「一度作ってみるかぁ?」

               ※裏切り者という感想は、あくまでも主観です
           もう一隻増やすのは、ダイソーのコレクションBOXの幅が大きいので、隙間を埋めたいのが理由です。。。

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フジミと言えば「サーキットの狼」シリーズが売ってますが、13世代だとニットー(日東科学教材)に大変お世話になりました。
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メーカーなんか知らなかったけど。確か1/24より小さかった気がする。
本来は単二電池でリア駆動なんですが、毎冬、自分ちの池に氷が張ると、みんなサーキット狼シリーズを持ってきて走らせて遊んでました。
(タミヤの戦車用リモコンでスピードアップ!とか、前輪Wタイヤ後輪2Wタイヤとかにしてグリップを稼いだり、自分はミウラばっかり作ってました)

ちょっと時代が下ると、1/24 エンスージアストモデル:ランチアストラトスを買いました。(ブルーメタリックに塗って途中で止まってます←扉付き本棚に埋もれてる)
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 ▲TAF Meetのじゃんけん大会で赤城おろしさんがゲットした I Rev Car SERIES Vol 2。
何故かゲットした後くれました。        ウルウル。自分は一回目で敗退。。。
フジミ模型 1/24未発売完全オリジナル限定バージョン、S800Mカタログ(縮小版)
DVD、「ノスタルジックヒーロー」特別編集号のセット。 勿体なくて作れてません。

           おそらくフジミを触るのは10数年ぶりです。

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 初めてのフジミにはどの艦を選ぶか迷いつつ、『扶桑』 呉海軍工廠に決定。
日本独自の設計による初の超弩級戦艦:扶桑型戦艦1番艦
ワシントン軍縮条約後に第一次、第二次改装され主砲天蓋の強化、主砲指揮所の新設、増設された艦橋は日本海軍最高の高さとなる。

特別仕様(エッチングパーツ付きのセット)は、既に売切れて手に入りません。
(市内のお店を2軒廻りましたがありませんでした。)
ネットで検索し純正エッチングを発見。急いでポチらなければ・・・と本体と共に。

暫くしてメールが届き、船体は北海道(道央札幌郵便局)から発艦、エッチングは隣町(店舗はありませんが、何故か四日市西郵便局が引受)から。

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帰宅したら届いてました♫
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       ちゃうやんけ!!!
               隼鷹って、雲鷹より一世代前の航空母艦。。。使えないか・・・。
      ネットで「扶桑」で検索し、昭和19年モデルをチョイスしたら『コレを買われたお客様は、コレも買ってます』欄にエッチングがあるやん!
             よく確認せずにポチった自分が悪いんやけど、コレ、本体よか高いんやぞ!!!

箱がおどろおどろしいので、ウオーターラインシリーズとは明らかに路線が違うっぽいけど、こんなん同じところ(船舶の棚)に並んでても気づかないんじゃないかなぁ。
箱の色のせいで、これまで手に取らなかったのかも。(他の3社は見慣れた統一デザイン)
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 ▲開封の儀。
おおっ! 某国製を見慣れた身だと、すごく精密に見える。。。
 しかもラッタルの踏み台が、これならプロの方みたいに曲げられるんちゃうか?
  それに番号も見やすい。 やっぱり国産はいい。 扶桑には使えないけど。。。

     ちょっと気になって郵便集配状況をチェックしてみたら四日市西。
     (なんでここばっかり?と地図を確認したらICの出口隣でした)

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 ▲本日、着艦っ!       どことなくウオーターラインとは雰囲気が違う。。。
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 ▲パーツの全貌。                  一瞬、砲塔にバリ?かと思った。
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 ▲フジミ製 呉式2号4型射出機と、静岡模型協会製 呉式2号5型射出機(日本海軍装備品)
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 ▲フジミ製 滑走車と、T製 滑走車
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 ▲フェアリーダー、ラッタル、何たらベラレーンが後付けだった。
 一概に細ければ良いと言うわけではありませんが(そのスケール感なりのベストな再現性があると思います。現に今まで自分は技量的にエッチングとか使う気が無く、組立易さと再現性を天秤にかけて素組みレベルで十分満足してました)、フジミに関しては徹底的に再現性に重きを置いているように感じます。
 普通なら本体にモールドされてるので、甲板とその上の構造物は細く塗り分けしないといけないけど、コレなら単体で塗れるので誰が組立てても仕上がりが美しく決まりそうです。(その分パーツ数が増え、パーツのサイズが小さくなり、組立てが難儀にはありますが) でもフジミの姿勢に共感を覚えました。
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   砲身に穴が開いとるやん!!!
     コレが一番感動した。(砲身のサイズにもよるのかも知れませんが)
    今までは砲身の先端を黒く塗ろうかと思いつつ、やってませんでした。

          裏切り者と表現しましたが、敵ながら天晴れ。
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 ▲今回は新しい塗料を入手済み。(業界的には新しくないかも)
一応、組立説明書(2012年発売時)には船体は軍艦色(2)の指定があるんですが、せっかくなので使ってみたい。果たしてどんな色になるのかちょっと楽しみです。
     当時の説明書にはバラストがあったんですが、現行は付属なし・・・涙。
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 ▲Mr.カラーの色見本だと、かなり色目が違います。(これは現行ラインナップの一部)
            軍艦色って、こんなに緑っぽくないですが。。。 
あと初めての木甲板なんですが(龍驤も木甲板だったけど)、今までリノリウム甲板の色が好きじゃなくてウッドブラウンで塗ってたんですが、フジミの色指定ではリノリウムはウッドブラウンで、木甲板がタンらしい。
奇しくも熊野の甲板色は合っていた事になります(大汗)でもタンは持ってないので、ブレンドしちゃいます。

問題は・・・エッチングの味を占めたので入手不可な純正エッチングをどうするか???
タイトルに反しますが、大人しくアオシマ製にすればすんなりエッチングも入手できたんですが、そこまで深く考えてませんでした。
姉妹艦:山城のエッチングなら入手可なんですが、よーく見比べると形状が違う部分も多く使える部位は少ないんじゃないかと。

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 ▲ふ、太い。。。 巡洋艦基準で考えてました。。。 三隻入るんか???
 熊野をもう少し手前にズラしたいんだけど、次元潜行艦の潜望鏡の穴が・・・泣。
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 ▲ソリはあるけど、合いが素晴らしいじゃないか!
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 ▲ブレンドの色味を確認中。
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 ▲最終仕様にする為の穴あけの必要性に迫られて・・・。 ですがφの指定がないやんけ!
ホームセンターにコンマ5を買いに行ったんですが、2本入りのコンマ5と、セットの価格が
  100円しか変わらない事に気づく。プラスチックにしか使わないからいいんです。

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 ▲木甲板とリノリウム甲板を塗ってみたけど、コントラストがイマイチ。。。
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 ▲落としました。
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 ▲タンを塗り始めるもモールドが多くて失敗→落としました。

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   ▲ポイントがあったのでオプションを買ってみた。(ちび丸扶桑ですが・・・)
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   ▲どうせ厚みがあるからキレイに決まらんやろ。って思ってたんですが。
   純正オプションで木製の甲板シール(レーザーカットされて穴位置もバッチリな
   ヤツ)が発売されている事は知ってたんですが、木で出来たシールなんて厚みで
   甲板の見栄えが悪くなるんちゃう?と思っていたのですが、めちゃ薄い・・・。
   ただ、模型本体より高いんです。。。(買ったのはちび丸用なので数百円)

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 ▲やっぱり地道に筆塗りに挑戦です。(先ずはリノリウムから)
木甲板のせっかくの筋が埋まるのでシンナーでシャバシャバにして、フラットベースを足して塗ってます。
もしかして、メーカーは木甲板シールを貼る前提で、甲板上のモールドを高くしてるのかも知れません。
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 ▲悪戦苦闘中。
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 ▲一部シンナーで拭き取り甲板を塗る。いつまで続くんでしょうか。。。
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 ▲薄いと透けるし、濃いとモールドが埋まるし、痛し痒し状態。。。
レフランプを当てながら、うつ伏せで目を凝らし、ラジオ「魚にみる名付けと分類の悩ましい関係:国立科学博物館名誉艦長(いや研究員)」を聴きながら、はみ出しては拭き取り、違う色で上塗りをし、どんどん厚ぼったくなって逝く・・・。
                 でも、楽しい(笑)

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 ▲フェアリーダーを一瞬紛失しました。
ちっこい部品ですが、バリを取ろうとピンセットで挟んでヤスリ掛けしてたんですが、
どっか飛んできました。 レフランプを照らし全てをひっくり返しゴミを集めて救出。

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 ▲甲板、舷側、船底を接着し、木の板に接着。
熊野用に作ったので、幅がギリギリで舷側砲を付けるとはみ出します(多分)。。。
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 ▲墨入れしてみたけど、スジが埋まってて流れません。。。

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 ▲艦載機に取り掛かります。
フジミ製の飛行機はクリアパーツで出来ており、キャノピーの再現が可能らしいのですが、零式水上観測機にはキャノピーはありません。とりあえず翼の裏側を削り、極力薄く。
        エッチングをどうするか決めてないので、気分転換です。

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 ▲なんかトンボに見える。
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 ▲九試単艦で使ったグレーで塗るも呉色の上に置くと真っ白に見えてしまい。。。
指定では濃緑色1なんですが、あんまり好きじゃないので。 結局シルバーに落ち着く。
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 ▲時代設定に関係なく好きなカラーリングにしました(笑)
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 ▲墨入れするんで次元潜航艦も一緒に施工しちゃいます。

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 ▲設定とは違います(配色)アルカディア号と米軍空軍機(ベトナム)色があったので。



         裏切り者の吟味も30000文字制限に。
ブログ一覧 | 艦船模型 | 日記
Posted at 2020/02/11 21:49:44

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この記事へのコメント

2020年2月12日 21:57
ZE1の模型は無いのですか?
コメントへの返答
2020年2月12日 23:10
ミニカー(1/43)とか、ホットホイール(キャラホイール)、あとウルトラマン系の大きめのおもちゃ以外は見たことないです。

実写と同じようにニッチ過ぎるかと思います・・・汗。

以前、ラジコンのボディを作ろうとクレイモデル用の粘土を大量に購入して木の板上に作ってたこともあるんですが、プロポーションが気に入らないまま時が流れ、モチベーションが落ち、結局粘土を大量に捨ててしまいました。

3Dプリンターとかで出力できると面白いんですが。

くだらんブログにコメントありがとうございました。

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何シテル?   05/04 06:22
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