需要はないのはわかってんですが
30000文字を超えてしまったので
スキン貼りから始まります。
おそらくONEクラッシュで終わりですが
丹精込めて貼りましょう。
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やっぱり変形四面体に見えるのは自分だけなのか?
1999 insight : personal hybrid
世界初の量産ハイブリッド車であり、Hondaの意地とこだわりとエンジニア
の知恵の詰まった奇跡のクルマ。
NSXのために作られた高根沢工場で作られ、アルミモノコック+成型押出材
+鋳物による混成ボディ。ただNSX、S2000とは目指すベクトルが違い、ホ
ンダのスポーツカーのハザマで末弟として手作りされる。ボディ色もこだわ
り当初プラスチック部とアルミ地の色が合わず出荷許可が下りなかった。
後輪トレッドが110mmも縮められ極力空気を整流させるべくボディ形状を
吟味されたヘンテコスタイル。Cd値=0.25
「風がデザインした」と銘打たれ発表。 工場出荷時点において全身エアロ
形状フォルムなので後付けで小手先パーツは要りません。
見た目と偏見を捨て、運転したことのある人のみ理解できる魅力あるクルマ。
●「最初の出だしは、このプロジェクトはなにをやってもいいという事だ
った。モーターアシスト機構の研究はやっていた。ハイブリッドとして
それは必須要素だ。さらに米・欧で売る事を考えると空力はベストでな
ければならない。重量は慣性重量カテゴリーに収めねばならぬ。アルミ
ボディを主とする軽量化を推し進める。
これらを担当部門に割り振った。」
藤村 章氏(アシスタントマネージャー)
●「アルミボディに通じた母体のXプロジェクトを2年ぶっ続けでやり、
お金を使って散々怒られた。そこに川さんの檄が飛んだ。
『手段は選ばない。なにをやってもいい。という前提で始まったのが
インサイトに至る計画。
あまりにも目標を高く設定した為困っている雰囲気だったが、好機到来、
アルミで軽くする技術は手にしている。」
●「押し出し素材は金型(沿い型)なしで曲げるため、先行研究部門の試
作技術者3名を機械メーカーに3ヶ月半泊まり込ませた。 が、100本
曲げて1本しかいいものが取れないと報告→機械を一台購入し研究所に
据え付けて精度欠如の原因を探求し解決方法を探った。」
斎藤政昭氏(統括チーフエンジニア)
●「デザイナーにも目標値を課し、Cd値が0.25出るまでは風洞から出て
くるな。と本当に閉じ込めた。」
●「なぜ3気筒か?」相当悩んだ。
●「燃費が良くなるとヒーターの熱源が厳しくなる。 そこでエキマニの
シリンダーヘッド一体化のアイデアが出たのがホントの話。
細いマニホールドをまとめたら保温に効くだろうと。」
福尾幸一氏(チーフエンジニア LPL)
●座右の銘
・良きデザイナーはエンジニアたれ。良きエンジニアはデザイナーたれ。
詠み人知らず
・外観と機能は不可分である。カタチには必ず理由があるはずである。
Peter Stevens
・スタイルだけを追い求めるデザイナーの創るモノには、少しは人目を
惹くこともある。しかし、それは完成された製品そのものの魅力では
ない。= Gimmick(奇をてらう)
市瀬一寛氏(エクステリアPL)
●「空力ベストの1/4モデルを見てビックリしました。 とても走りそうな
カタチに見えない(笑)ただ、普通のクルマにはないオーラみたいなもの
を感じたので、それを未来感に捉えて、どこまでクルマらしい走り感を
プラスできるかと考えました。
内野英明氏(エクステリア) インサイトのすべてより
当時の研究所のエンジニアのこだわりを感じ取ってみて下さい。

先ずは「クラフト風で味があるね」と言われないように 半田付けで盛り上がった部分をヤスリます。
(初号機の時は半田の熱で均しましたが、コレって竹ヒゴで作った方が軽くなる
んじゃなかろうか? 幕末の技術者は西洋の見よう見まねで有りモノで試作し
ただろうし、やっぱ和紙なら竹ヒゴだろうと)
●CHOOさんへのレスの補足。
Benedict Radcliffe
こういうクオリティだと嬉しいのですが・・・。
溶接もできないし、鉄棒を曲げるベンダーもありマシェン。
なのでなんちゃってワイヤーアート(笑)
ただ、唯一彼等に勝って居るのは・・・RCシャーシに載せられる軽さ。


今回は、『ねぶた作戦』というよか『包帯ぐるぐる作戦』
フロントガラスとリアハッチ、クォーターガラス、エクストラウインドウには
ポリカを使おうと目論んでるんですが、取付けにピラー、ボンネットに半田付
けした針金をカエシに使うつもりなので、半紙を大きく貼れないので短冊にし
てクルクル巻いていきます。
キリがいいとこまで・・・と結構進んでしまった。
(糊で溶けている方が絡めやすいので)
骨格(バイオメッシュ)に、筋肉を糊の培養液で溶かしながら繊維を絡め
ながら貼っていく要領です。←医療従事者の貴方ならわかりますよね?
でも、王蟲の培養は倫理違反だと思います。
もう寝ます。 途中、気になって進む君の上唇に木工用ボンドを充填してみた。
梅雨やで、乾かんぞ。
●和紙の貼り方手順。

適当なサイズに切り出した大洲半紙に糊をつけ、ふやかします。
ピンセットで掴んで貼りたい位置にそっと載せ、角を裏側に回して半紙と
半紙をくっつけます。(必要に応じて切り込みを入れRに沿わす)
insightには関係ないのですが・・・
RA168のV6ターボが好きですが、RA121EのV12のサウンドは
鳥肌が立ちますね。 改修前のまっちゃんコーナー立ち上がりの
フェラーリV12が一番いい音でしたが。。。
最近の暑さで、アトピーが首筋・額から、顔にまで広がってきてしまいました。。。
もう人には会えません。。。(顔を合わせられません・・・)
この夏は、武漢ウイルス関係なく引きこもり生活になりそうです。。。
凹みに木工用ボンド。
垂れてくる前に強制乾燥。焼肉オーシャンのソフトクリームの要領です。

Aピラー、リアガーニッシュのみ治らないので型紙を貼っつけます。
insight改がカタチになっていく程、初号機のフォルムが気になります。
似せる事に気をとられ、抑揚がオーバー過ぎたのと、Fガラスが大き過ぎ。

和紙だとどうしてもクラフト風になってしまうので 霧吹きで和紙を溶かしながら馴染ませてみましょう。
水性グランプリホワイトを使ってパテ代わり。
半乾きの半紙にも水性なら馴染むと予想してたんですが・・・。
焼き物風に。。。
貫入見たくなってもた。。。
余り物の赤と、ありったけの白&グレーを使ってヒビ隠しに専念するも。
一応、裏側をつや消し黒に塗ってみる。

朝一でMr.カラーを、午後一で竹ヒゴを買いに走るの図。
ボディカラーはシトラスイエローメタリック一択っ。
でも似たような塗料が・・・ない。。。 仕方ないので調合します。

にゃん吉よ・・・。 凹凸を少しでも減らそうと#180のペーパーを当ててみたんです。
クラフト風はイヤなのに、思いっきり民芸調になってしまった。。。
デッドストックの赤は朱にに近く、柿渋みたいで。。。

思いっきりシワシワ。 今回は実用したいので軽量化のため平準化しません。
insightの中で最もオーラを放つシトラスイエローメタリックにしたいんですが
クリアーイエロー成分が足りんじゃん。。。
やっぱ全然ちゃう。
残り少ないクリアーイエローを足すもイマイチ。
一か八かイエロー(ソリッド)を足してみたら、メタリック感が薄れる。

一夜明け、更にメタリック感を増すためにシルバー味を加色。

ガーニッシュをつや消し黒に塗ってみた。
空力的にはボコボコですが、過去最高にカタチにはなってます。
滑らかを求めると重くなるので・・・
ガラス、灯火類をどうするか???
100均でみつけたUVレジンなるものを使ってテールランプを作ります。
石粉粘土をサランラップで包んで裏側からフタをして
表側からレジンを少しづつ垂らします。
(最初全面に垂らしたら思いっきり垂れました。。。)
太陽光で固まるので、徐々に範囲を広げました。
ウインカーとバックランプはクリアレジンを使います。
どうしてもうねるのでヤスリました。
脳内でイメージしていた感じに出来てホッとする図。
タッチアップしてからクリア吹いてみた。(ただし半光沢しかなかったけど)
ポリカーボネイトを切り抜いて仮付けしてみたの図。
軽量化編につづく。