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2017年06月26日 イイね!

第14回富士山国際ヒルクライム(ふじあざみライン)に参加しました

第14回富士山国際ヒルクライム(ふじあざみライン)に参加しました2017年6月25日(日)今年も(雨の中ですが)「第14回富士山国際ヒルクライム」に参加してきました(^^)/



須走側の「ふじあざみライン」から富士山五合目まで上るヒルクライムです。


全長11.4km 標高差1200m
平均勾配10% 最大勾配22%


という、” 超坂バカ ”しか完走が許されないあざみラインの激坂を自転車で上るヒルクライム!
平均勾配が10%を11.4㎞ひたすら上るレースです。
(だいたい速い人で1時間弱、遅い人でも1時間30分くらいで上るんです)

富士ヒルクライムの平均勾配が5.2%なのでこちらの平均10%のあざみラインはどれほどのものか・・・っというと、と、とにかく凄いんです!
ひとつも手が抜けるような平坦な休める場所がありません!!
ここをレースで走る人たちはおかしい人たちの集まりです(>_<)

ってところで今年のおかしい人たちです(^^;

今年の参加者:登録時の参加人数
・エキスパート(上級者・登録者)11名
・男子A  (中学生~22歳)22名
・男子B  (23歳~29歳) 17名
・男子C  (30歳~34歳) 20名
・男子D  (35歳~39歳) 30名
・男子E  (40歳~44歳) 40名
・男子F  (45歳~49歳) 43名
・男子G  (50歳~59歳) 42名
・男子H  (60歳~)   15名
・フェミニン(年齢区分無し) 5名
・MTB   (区分無し)   12名

総参加人数 257名。 去年が274名だったんですが今年もこんな感じ。
この少ない人数からして「このレースだけは無理!」と殆どの方が参加を敬遠してるのがわかるかと思います。

2週間前の富士ヒルクライム(富士スバルラインコース)の参加者10000人と比較すると1/40です(^^; 
同じ富士山五合目まで上るヒルクライムでもこちらは人が少ないので逆に走りやすかったりして!(^^;
実際、当日雨で不参加された方が多いと思われますので、また一段と少ない人数でのスタートとなります。

※ちなみにこちらのヒルクライムのいいところを紹介!
●当日の早朝受付もOKなので宿泊の必要がありません。(前日ももちろんOK)
●駐車場も無料、車で行っても楽勝で駐車できます。
●駐車場にスペースが有り余っているので時間までローラーを踏む人が多数。
 また、余裕をもって試走などの準備ができます。(試走の坂は7%以上ありますが(^^;)
●参加人数が少ないので下山荷物預け渋滞も問題無し(^^; トイレはちょっと待ち程度。
●完走した達成感が半端ない!(これが一番!)
●五合目でも混雑せず、余裕の休息タイム。(ゴール地点はのどかなもんです)
●下山等も無駄な時間が掛かりません。(ただ急すぎる下り坂なため、2箇所ホイールを冷ますための休憩タイムが設けられています)
●参加費が6500円で安い!
●参加品 ポンチョが貰えました。

などなど、富士ヒルクライムと比べるといろいろとラクでいいんです・・・・ただ、ただ、激坂なのを除けば・・・。(^^; 


※画像は以前撮影した時のもの

私は去年初参加しての二回目になります。
あざみラインは”超”激坂なため、去年が「足つき無しで完走する!!」の目標であったところ、途中の足攣りの危機があったんですが無事足つき無しで何とかゴールすることができました。

実は私、今回申し込んだのは良いのですが「やっぱりやめればよかったかなぁ、怖いなぁ、走りたくないなぁ・・・・」とこの日が来るまでぐずぐずと気持ちの中で揺れていました。

富士ヒルが終わった時点からも2週間後のこの日がチラついてきて、完走できるか、足つき無しで上れるか不安いっぱいでした。
他のレースには何度も参加しているのですが、このコースだけは一度経験しているだけにレース前にこんなに怖い気持ちになることは他ではありません。

もうここまで来たらやるだけです!
今年の目標は二つ!
◎足つき無しで完走する!
◎去年のタイムを更新する! です。


今年は連絡を取り合い、みんカラの海鮮丼さんと一緒の参加です。
ところが・・・・・

ーーあいにく朝から雨でした (>_<)ーー

雨の中の駐車場で落ち合うことができました。



海鮮丼さんは「ヤビツ峠」「Mt.富士ヒルクライム」など、私と比較するとほぼ同じくらいのタイムであり、面白いくらいヒルクライムレースでは競えるライバルでもあります。
この本番前にお互いが、1週間前と数週間前に「あざみライン秘密の特訓(試走)」をしていたのがワカリマシタ(^^;
この時のタイムをStravaで確認し合うと、

私---1時間18分40秒
海鮮丼さん---1時間18分28秒!

スゴイ!!
たった12秒の差で海鮮丼さんが勝っており、私は負けていました(^^;
試走タイムを見ながらもイイ勝負になるかも!?とお互い闘志を燃やします!

・・・・ってところなんですが、この雨で気持ちは萎え、とてもタイム更新は望めそうもない。
それよりも、私は雨でも頑張って走るつもりでいたのですが海鮮丼さんは下山荷物も預けずにもうちょっとでDNSしそうな気配。

「取り敢えずストレートコースで安全な「鳥の壁」までは行ってみようよ。走ってみて激坂でどうしてもスリップして落車の危険な気配がしたらDNFでもいいんじゃない?」
と声を掛け、ちょっと背中を押したところ海鮮丼さんも出走を決心してくれました(^^)/


私の去年のタイムは 1時間17分 でした。
もし・・なんて言い訳は通用しないのはわかっているのですが、前回はこの激坂に足が攣ってしまいペースをセーブしたために極端にタイムを落としてしまいました。
それさえなければタイムUPはいけそうな気がシテイマス!
逆に足が攣ってしまったら今年こそリタイヤしてしまうかもしれません。これが走ってみないとわからないところなので実にコワイ(>_<)
ただ、これは雨が降っていない場合の意気込みですが・・・。

ギヤは去年と同じ34T-28Tです。ここはリア30T以上が欲しいところですが、参加に躊躇していたため去年のままイジッっていません。
これまた不安いっぱい!!
それ以外でできることといえば、少しでも軽量になるよう、2週間前の富士ヒル以上にダイエットして生活体重より-3.5kg絞って準備しました。


「道の駅 すばしり」から東富士五湖道路をくぐってちょっと下がったところがスタートラインです。
海鮮丼さんと一緒に試走に行き、スタートラインに立ってみました。



いよいよです。
出走前の雨を避けるため、皆さん手前のトンネルで濡れないようにギリギリまで準備をします。



降ったり止んだりの雨模様でしたが、スタート時には殆ど雨が上がった状態になりほんのちょっと不安要素が無くなり、ホッっと。



スタート位置に並んで他の”超坂バカ”の選手と一緒に整列しました。
去年もそうでしたがこの雰囲気がすごい!他のレースとはまた違う選手全員の内に秘めた気迫を感じます(^^;


さあ、スタートです!

まずは3kmほどのひたすら一直線のストレートの勾配7-10%を上っていきます。
それこそ富士山の頂上目掛けてストレートの路が空に向かっているようです。(富士山は曇って見えませんでしたが(^^;)
ここの勾配が7%以上あるんですがそれでも全コース中で一番勾配が緩い楽な部類になります(◎_◎;)

ひたすら進んできたストレートが終わると「鳥の壁」が現れます。

※画像は以前撮影時のもの

「鳥の壁」を過ぎ、その先を進んでいくと2分前に別グループでスタートしていた海鮮丼さんの背中がすぐそこに!
(えっ、海鮮丼さん序盤のペースゆっくり過ぎない?) と思えるくらいでした。
声を掛け、海鮮丼さんを抜いていきます。


「鳥の壁」を過ぎしばらく行くと、いよいよつづら折れのくねくねコースに移ってきますが、ここからが脚力を試される本番となるコースです。
「馬返し」を過ぎると22%の激坂が現れます。
ここまでくると勾配が一段と厳しくなり、直線で上れない選手が多数出てきます!
私も「直線で上れない組み」です。(やっぱり28Tだと漕げないです(>_<))
コースいっぱい使っての蛇行走行を繰り返し、ひたすら上っていくことになりますが、まさにこれが「自転車地獄絵図」!!

レースなのに道幅を蛇行して上っていくレースなんて他にあるのでしょうか?(^^;

去年のこの蛇行が始まった6km地点の場所は、私の脚が悲鳴を上げ出して、あちこちの筋肉が攣り始めリタイヤの寸前となったところです。
しかし今年は最初のストレートを余裕を持って上ったため足攣りはまだ起きていません。

ただ、この先15%~を越える勾配ではいつ攣り始めてもおかしくない状態ですので、平均パワーを維持して極端に踏み込んで脚に負担を掛けることが無いように注意して進んでいきます。

グレーチングが近づいてきた時、後ろから「ここか~!」と声がします。
そうです、雨に濡れて一番スリップしやすく落車の可能性の高い場所なので細心の注意が必要になります。
私もセオリー通り、グレーチング前で加速して鉄格子部分で力を抜き、惰性でバイクを進め無事クリアすることができました。

クリアした後、その声の主が気になり誰なのか後ろを確認したところ・・・

海鮮丼さんだ!
もう、すぐ後ろまできている!

やばい!抜かれる!
海鮮丼さんの勢いがすごいです!
このグレーチング後の激坂ステージ。
自分のスピードが落ちているところを一気に海鮮丼さんに抜き返されてしまいました。
(この背中を遠くに行かせてしまうと海鮮丼さんに負けてしまう、何とか食らいついていかなくては)
10mくらい先に行かせながらもダンシング、シッティングを駆使しながら同じペースで何とかくっついていきます。

この辺りになるとほぼ上りタイムが同じ人たちが揃うようになりますので、各自蛇行しながらも前の選手を抜くことは殆ど無くなり、皆が同じペースの蛇行走行となります。

これだけ長い激坂で私のパワーは徐々に削られていきます。
そのうちに海鮮丼さんの背中は遥か前、点でしか確認できない状態までになってしまいました。
(届かない・・・ちぎられた・・・)


喉がカラカラになり何度もボトルを取りたくなるのですが、取るタイミングを見つけられません。
勾配がきつく、インナー&ローでやっと進んでいる状態なのでハンドルから手を放すとバランスが崩れてしまいます(>_<) ろくに鼻水も拭けません。
いろいろと不自由するレースでした(^^;

去年と違ったところと言えば。。。
足攣りは起きず、蛇行ピッチも大きく取れています。
また一番の違いは蛇行走行自体を少なくでき、割とストレートで上れるシーンが増えました。
9km過ぎから足攣りの気配が起きてきましたが、ギリギリのやっといけてる状態です。手ごたえとしては去年を越えている感はあります。
海鮮丼さんにはちぎられたけど、こっちは2分のビハインドがあるんだ!ゴールまでまだわからない、勝てるかもしれない!!

でも、つらい。
足を付いてらくになりたい。。。だめだだめだ!


早くゴールして、らくになるんだ。。。。
ゴールしたら・・これが終わったら家に帰るんだ・・・オレたちの故郷に!!
 「進撃の巨人」の見すぎ!!(^^;

最終コーナーのパイロンが見えてきたところで、ラストスパートの距離を計算して、残った最後の最後の力を振り絞り、



ご、ゴ、GO、ゴ~ル!!

・・・やった!・・・足つきなしで・・・おわった・・・ご・ち・そ・う・さまでした・・・・

もう走らなくていいんだ・・・
。゚(゚´Д`゚)゚。

先にゴールした海鮮丼さんにゴールの写真を撮って貰いました。

「ぜーっ、ぜーっ、ぜーっ」
たぶん今年一番自分の中で頑張ったシーンです。仕事でもここまでかんばることは無いでしょう(^^;

今年も何とか足つき無しで完走できました!
また、去年より速くゴールできた気がします!

呼吸を落ち着かせ、心拍を下げます。
寒いのに汗だく!止まったところから脚が動かない!
脚に力が入らずよろけそうになりながらも注意しながらゆっくり移動。



海鮮丼さんとお互い無事完走したことを称え合います。

頂上で休憩し、レース上で思っていたことを話し合います。
さっきまで走っていた時にお互いがどのように感じていたか気持ちがわかり楽しい時間でした。


こちらは「AZAMI」チームウェアのかたのゴールシーンです。
AZAMIジャージ、カッコイイです、痺れます!(^^)/


疲れを取るために暫く休憩しました。
曇り空だったんですが一瞬奇跡的に晴れ、富士山頂上が見えてきました。
この瞬間を逃さないように海鮮丼さんと記念撮影。



菊屋さんでシイタケ茶を頂いていた時でした。

”坂バカ俳優”チャリダー☆でおなじみ 猪野 学さん が参加されていました!!
ビックリ。

(私)写真撮ってもらおうよ
(海)でも話し中だから声かけられないよ
(私)いつにする?
(海)席を立った時が勝負!
と二人でJCみたいにこそこそ小声で相談。

思い切って声を掛けてみたところ、快く一緒に写真を撮ってもらえました。

チャリダー☆いつも楽しく見せて頂いています(^^)/
お疲れのところ、ありがとうございました!
(自分だけぼかしでスミマセン)


ガスが出てきて、五合目下山前のシーン



今年は五合目にリザルトを貼り出さず、駐車場ステージの本部前にて貼り出すとのことだったので下山まで二人で楽しみにすることに。
どっちが勝ったか?タイムを更新できたか?(^^;

”激ダウンヒル”で落車することなく無事に下山でき、ステージのある会場まで戻ってきました。
(ふー、良かった、怪我することなくレースを終えることができました!)


本部まで行くとリザルトが貼り出されていました。
さあ、どうでしょう?

リザルト確認!

1:12:14!

去年のタイムを更新しました!!!

Gグループ(50~59歳)で


21位/33人中


よくやりました!! 去年を上回りました!!!




去年1:17:24だったので5分短縮できました(^^)/
目標達成です!!

全体の50%以内に入れないのでまだまだです(^^;
本当の"超坂バカ"のメンバーに入れるように精進しないといけませんね。


さて、海鮮丼さんのリザルトを確認します!



1:12:00!!!

負けた~!!!!

14秒負けましたー!(>_<)


試走で12秒の差で負け、本番でも14秒で負けました!

海鮮丼さんの勝ちでした!

でも私、確かに悔しいんですが、そんなに残念な気持ちにはなりませんでした。
このあざみラインの11.4㎞もある激坂を、面白いくらいの僅差でゴールしたことでお互いに笑えました。
それにしてもこの距離でたった14秒差とは・・・確かに笑えます(^^)

身近に良きライバルと一緒に走れたことで今回は怖い坂道でしたが、非常に楽しめたレースで終わることができました。

海鮮丼さん、お疲れさまでしたー!
また、今回参加の”豪脚”の選手の皆さんもお疲れさまでしたー(^^)/
雨模様ながらも今回もいいレースでした!


海鮮丼さんの「第14回富士山国際ヒルクライム」の模様はこちらからです。合わせてどうぞ ^^) _

私の去年の「第13回富士山国際ヒルクライム」の参加模様はこちらからです。暇があったら見てやってください ^^) _



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Posted at 2017/06/26 18:36:06 | コメント(4) | トラックバック(0) | レース関係 | 日記

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