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自転車用に使われている盗難防止用のカギ（ロック）は、主に次の種類がありますね。

◆U字ロック
　〇　頑固な金属のU字型で強度があるため盗難防止効果が大きい
　×　形状が大きく収納が悪い
　×　重量がある

◆チェーンロック
　〇　鉄のチェーンにカバーがされており、取付形状に柔軟性がある

　〇　チェーンの長さが選べ強度がある

　×　ツール缶には入らない
　×　重量がある

◆ワイヤーロック
　〇　長さがありアースロックがしやすく重量が軽い
　〇　小型形状のためツール缶、ジャージのポケットに収納できる
　×　ワイヤーが細いので盗難に不安がある

　　　（ワイヤーカッターで切断される恐れがある）
※ここでは小型タイプを指しています
　
とメリット、デメリットなど形状によって様々です。

私の印象では、ロード乗りはあまり重量物を持ちたがらないので最軽量の「ワイヤーロック」を携帯し使用している方が多いんじゃないかと思ってます。

そんな私もツール缶に小型軽量のワイヤーロックを入れて使っています。


私は自転車の盗難が心配なので、なるべく自転車から目を離さないようにして、ロックを掛ける場合は短時間で自転車に戻れるように注意しています。

お陰様で現在まで盗難に合うことも無く済んでいますが、遠出して昼食を取るときがいつも自分の中で問題になっている悩みのタネ (´・ω・`)

オシャレなお店、ゆっくりできるお店にも寄りたいんですけど・・・。

自分が持っている細いワイヤーロックを見てもなんか頼りが無く、「早い！安い！うまい！」の吉野家っぽい短時間で食事ができるお店でも、頭の中は常に外に停めた自転車のことが心配で気が気でない！
食事待ちのスマホいじりも頭の中に入ってこないほどです。

できればこんな心配はしたくないですね。


先日の雨の日曜日。

6年前に購入したカギをふと思い出し、持っていながらも全く使用していなかったこのグッズを自転車パーツお宝置場の中から発掘しました。

カギの種類としては『ブレードロック』と呼ばれるものです。

◆ブレードロック
　〇　鉄のプレート数枚がリンクで接続されており、折りたためコンパクトな形状になる
　〇　ワイヤーカッターで切断できない。強度がある
　〇　携帯性が良くツール缶に入る
　△　ある程度の重さがあるがチェーンロックより軽量

　×　長さが短い

【製品名】
tate(タテ) フォールディング ロック コンボ LKW17600

【メーカーのキャッチコピーより】
キーのいらない可変式4桁ダイヤルタイプのフォールディングロック。
従来品より約10%軽く、3mm薄く、2mm細くなりました。
浸炭焼入済 鋼鉄プレート+樹脂コーティング
可変式4桁ダイヤルタイプ
サイズ ( 使用時 ) : 700mm
サイズ ( 収納時 ) : L97×W57×H20mm

----------------

！ここで注意があります！

残念ですが、実はこの製品は6年前に発売された製品であり、現在は生産されていません。

一時期ネット上で爆発的に人気があって品切れになるほどの商品でした。

現在では似たようなブレードロックが販売されているようです。

なので参考としていただくか、気になる方は他のブレードロックをご検討ください。

ところで、なぜ今までこれを使わなかったか言うと・・・・

恥ずかしいことなんですが・・・

「自分で設定した4桁のダイヤルの暗証番号を忘れ、ロックを解除することができなかった(^^;)」

これなんです(^^;

記憶では1、2回しか実際には使用していないものです。

ここ最近、実は使いたかったんですが、

カギが開かなかったんです！！！

そして雨の日曜日です、自転車で出掛けることもできず、時間はいくらでもあるのでこのカギを引っ張り出し、初めてロック解除に挑戦してみようかと思い立ちました(^^)/

テレビで「所さんのそこんトコロ『開かずの金庫』」ってやつ、やってますよね、カギが開かなくてプロによって数十年ぶりに開ける金庫。
そんな心境で取り掛かりました。

開いた暁にはこの「フォールディングロック tate（タテ）」を有意義に使ってみようじゃないですか！

そんな思いで「0000」から挑戦！

テレビを見ながら、指を動かしダイヤルを回しながら・・・

「1000」いきましたが開きません！

・・・・・（途中飽きて休憩アリ）・・・・・

「2000」いきましたが開きません！

・・・・・・嫌になってきました・・・・・・・

2時間30分たったところで、

「カチリッ」　（おっ!）

開きました！！（ばんざーい！）　＼(^o^)／

右の押しボタンを押すと左側が開きます。（写真を撮るためダイヤルは0に戻してます）

指が痛くなり、一体何時間掛かるのか？と思っていましたが、よかった、4桁目が「2」であって。

設定が「2565」でした。（なぜこの番号にしたのか全然記憶にありません(^^;）

（すぐさま忘れない4桁の暗証番号を登録しました）

6年ぶりに使えます！

よし、やっとレビューできます。

伸ばしてみるとこのようになります。

直径がこのくらい。

こんな感じでロックします。

壁側にフェンスがあればアースロックができますが、ちょっとでも離れると円周内に届かず、アースロックは難しいでしょう。

（フレーム1本だけだったらもうちょっと伸ばすことができます）

ワイヤーロックと比べると、駐輪する場所を選び苦労するかと思います。

しかし、食事で駐輪する時の盗難の心配レベルが、

ワイヤーロックが70%　だったとすると

ブレードロックは20%　くらいで済みそうです。

心配事を少しでも無くしたい私にとってこれは大きい。

ジャージのポケットに入れると重さでジャージが伸びて辛いところなんですが、ツール缶（又はサドルバッグ）に入れると、

ほらこのとおり！

上にも空間ができるほどコンパクトに収納できてます！

（重量はありますが）

上のスペースに従来のワイヤーロックも入りました！

この冬はフォールディングロックとワイヤーロックの2体制でいこうかと思っています(^^)/

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