TRD フロントスポイラー　バチスタ手術【術状況記録1】

前々から主治医として、様々な方法を検討してきましたが、この長距離マシンの顔面維持に、新品をあてがうことができない経済状況であることは変わりない事実でした。
しかし、今次の各関係グループ（チーム）への加入を目標にDIYという主治医となって手術をすることに決めました。
そして、そのＸデーをこの夏季休暇と目標を立てていました。

TRDには特別な思い入れもありますし、何とかこれを自分のテクニックの磨きにしたいと思っていましたので、決断をしました。

とりあえず今回導入したカースロープを使用してフロントをジャッキアップして、スポイラーの取り外しにかかりました。
でも、65mmUpすることができたので、家の水勾配も功を奏してジャッキアップ無で頭を入れることができました。

とにかくまずは、スポイラーを外すことに専念しました。
ココからヒートガンを使用した両面テープの除去に多くの時間を費やしたことは、経験したことがある皆々様方もご理解いただけるはずです。
パーツクリーナーとヒートガンの併用で、指先の爪とぼろ布で応戦しました。

術前のスポイラー裏側です。
この合わせ目を維持するため、先日購入したヒートリペアキットと、プラリペアの出番が待っています。
人間の術法としては、カテーテル等の最新の医療技術に相当するでしょう。
もちろん、わたくしは主治医ですが、これらの器具を使うことは初めてでしたが、なんとかTRDの復活のためにイメトレも重ねてきました。

画像1の如くがっぽり患部をヒートガンで素材自体を温め、できる限り元の位置に戻す作業をしました。
AMA〇ONで1500円程度のヒートガンでしたが、しっかりと役目を果たして画像のように”くぱぁ”していた状態を戻すことに成功しました。
【ワンポイント】
あまり近づけすぎると、ガンの熱でバンパー自体の表面が委縮したり変形したりするので、注意が必要でした。

見づらいですが、ヒートリペアキットによるステンプラーの溶け込み作業です。
これにより、割れた部分の剛性は各段位アップしました。

しかしながら、フロント面に上下に”くぱぁ”した隙間は埋められませんでしたので、あるものを補強材として、溶け込み作業を施しました。

あるもの、、、それは壊れたステンのざるでした。

これはYoutubeで実際やられていた方がいらしたので、確信をもって採用することができました。

本来は点付ではなく、全体を溶け込まし馴染ませる必要がありましたが、スポイラー表面の変形が見受けられたので、部分的な溶かし込みとなりました。

ステンプラーと共用することで、強度を発揮することができました。
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