
昨日の記事では、Lotusのキャッシュフローがやばく、倒産もありか、などとような皆さんを驚かせてしまうようなことをかきましたが、sulusumijpsさんより、別の記事もあることを知らせれました。
その記事は
こちら。
原題:Lotus 'on track' for profit as losses decline
まあ、”Lotusは赤字も減ってきて、順調だぜ”、みたいな。
昨日の記事と印象が全然ちがうではないか??!!
きじによると、
Lotus社によると、昨年度のGBP41Milの赤字のあと、今年は順調に利益を出す道のりについている。
ゲイルCEOによると、”おれたちゃ、ちゃんと計画通りにやってるよ、赤字は下降中だもんね!”
<分かりやすく訳してますんでね、いつもの通り。(笑)> とAutomotive News Europeに語った。
ゲイル社長は本年度はEBITA(利子、税、有形・無形資産償却前利益=経常利益みたいなもん)レベルで黒字になる見通しで、過去20年間でいかなる形の利益では始めてになる、と語った。
以下、昨日の私のブログ書き込み内容とだいたい同じで、直近数か年の販売台数、赤字額について触れてます。
また、昨年8月にラウンチしたEvora400については北米からのデマンドがつよい、とも書いてあります。
記事によると、ゲイル社長はさらに、”北米での販売が再開してから、クルマの平均販売額が20%もあがった、”とも、具体的数値はなしに語った。
同氏は、Lotus を再起するために2年前に雇われ、300人を削減し、製造コストを下げた。”コストは過去8年間で最低水準にある”と同社長は語った。
記事は続き、Hicom社は、マレーシア政府より他社とパートナーシップを結ぶように、圧力を受けているようだ。これはLotus の立場を危うくする。
ローカルメディアによると、(どのローカルは詳細明記なし)によると、PSA,ルノー、中国のGeelyがHicom社とパートナーシップについて交渉しているらしい。
ということで、記事が終わってます。
ルノー? 日経の私の履歴書今月書いてる、あのゴーンさん???おお!
いよいよLotusも多国籍クロスファンクショナルチーム結成でV字回復か??、みたいな。。(笑)
中国はちょっとなあ~。
というわけで、EBITAで黒字であれば、まずキャッシュはポジティブ保てるでしょう。なので、パッタリ倒産はないでしょう。ふう~、ひと安心。
またBREXITでGBP価値が下がり、輸出採算性は確実に上がっているはず。
あと数か月を残した財務年度に関する社長インタビューらしきモノなので、発言の正確性確立は高いものと思います。で、昨日のThe Timesの記事よりもより明確にポジティブな印象を受ける文面となっています。
いったい昨日のTimes紙は何だったんだろう。。。
しかし、安心はできない。親Hicomもやばい、ということは、チャプター11を待っている、ハゲタカがいるかもしれない。そうすれば借金、債権チャラで、ポロトンはどうでもよいから、価値の上がったLotusブランドだけを取得しようとするハゲタカファンドみたいなのも出てくるリスクもある。
ところで、エンジンサプライヤーのトヨタの名前は記事に出てきてませんでしたね。
ホンダもなしか。。。
来年あたり、Lotus社のオーナ変更、なんて記事も出るかもですね。
記事をベースにちょっとまとめてみましたよ、
今後の追っかけも視野にいれ、直近赤字の記録。
2011年4月 - 2012年3月記 販売 約1000台(
Sulusumi-jpsさん情報)赤字GBP159Mil
2012年4月 - 2014年3月期 販売 約1300台(Sulusumi-jpsさん情報)赤字GBP65.6Mil
2014年4月ー2015年3月期 販売2015台 赤字GBP45Mil
2015年4月ー2016年3月期 販売1607台 赤字GBP41Mil
2016年4月 - 2017年3月記 売 ? 初の黒字か?
生き残ってほしいな、Lotus。
もっといい、最適な親が必ず見つかるはず。
世界から熱狂的に愛されているブランドなのだから。。。
Happy Winter Lotus days!
Posted at 2017/01/12 07:51:53 | |
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