
まず冒頭の写真、どこのパーツが折れたかわかります?
このロッド周辺には、じつはP0171(エラーコード、System too lean,ガス薄すぎ)の問題で相当悩まされ、溶接修理していたのでした。
これ、スーパーチャージャーのサポートロッドです。
このロッド、SCユニットの下側を支えており、さらにSlave cylinderと共締めになってます。ボルトが緩んだり折れたりすると、クラッチトラブルも発生するというヤバい部位。
実は今回クラッチに異変を感じ、再度見てみたところ、片方のボルトはスレッドがもうダメになっており緩んでて、おまけにロッドは折れてる、としいう始末。
この図を見ればお分かりだと思うが、インテークマニホールドにSCユニットがぶら下がっており、さらにインマニの上にはインタークラーが乗っている、という設計上のムリやりぶりは否めないのではないか。
私の場合、インタークーラを大型化しており、これが純正品のほぼ倍の重さでコイツも一因と推測。もう純正インタークーラに戻ソッと。
このままサーキットを走行を続けていたら、と思うと、今回ちゃんとチェックしてみてよかった。
実はこのロッド、以前クラックが入り溶接しており、ボルトスレッドもM8斬り直し、片方はHelicoil修理してもらってます。
SCユニットが暴れて、Intake manifoldにクラックが入り、エア禍吸入でP0171が出まくるという問題に悩まされたのでした。それもあっちこっちのセンサーをチェックしながら最後の最後で判明したという、難解なトラブルでした。。。
両方のスレッドともにHelicoilやり直す必要あり。
Helicoil修理されていない方はすでに規定トルクかからず、スレッド破壊されてしまっているし。。。
他のSC固定ボルトも緩んでいる可能性も否めず、周辺ボルト緩みないかもトルクレンチ使いながら調べます。
スタッドボルト化してLoctite赤でがっちり固定しみるか?
下の写真、これがバルクヘッド裏になり、鏡で映さないとまず見えない。
とっても修理しずらい位置にあります。。。。
しかし、バルクヘッド裏、これらスレッドの前にあるECU付近のハーネスの箱を外せばそれなりにスペースはできそう。しかしこんなとこさすがにドリルは入らないし、ねじの斬り直しは私の手持ち工具では困難かもしれない。
おれたロッドはショップに溶接しなおしてもらい、さらに強化してもらう。
さらに気になるオイルのにじみ。。。
フロントオイルクーラ左側前部。
フロントスプリッターがぬれていたのでチェックしたところ、ここからにじみが発生しているのが判明。
かろうじて工具が入るが、しっかり締まっていた。ホースクランプ自体の品質問題だと思うが、ショップに相談してみるしかない。(フロントオイルクーラのクランプ部分はリコールかかっており、私の個体もリコール修理してますが、このクランプ自体を変更したかは不明。千波にこの部分はクラムシェルを外さないと変えられない模様。)
でも根本的に修理しないと、こういうのはじょじょに悪化するしな。。。
フィルター周辺。この症状は前から出ており、だいぶ悪化してきた。ここは多分安物サンドイッチプレートが原因だと推測しており、ちゃんとしたサンドイッチプレートに変えてみる。

アンダートレイまでにじんでしまってます。
そしてさらに、エンジン右側。
難儀なことに、上からは目視できず、たまたま、下からのチェックで判明。
しかしどこからにじみ出しているかの目視はクラムを外さないとまず無理。
前からオイル汚れがあるな、と感じていたが、明らかに最近のオイルにじみ。
これはショップに相談してみるしかない。

上記、知見のある方、またアドヴァイスいただけると幸甚です。
SC車でレース車両やサーキットガンガン仕様はこのロッド折れたり、ボルトが抜ける、ボルトスレッドがダメになる、など時々発生するみたいです。
気を付けましょう。
春までには完全復活したいなあ。。。。
Happy Lotus and Honda days!
Posted at 2021/01/11 05:55:42 | |
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