4GRオーバーホール
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クラウン、レクサスにも搭載の4GR。年式によっては不具合を起こします。
アイドリング不調、エンジン停止、異音、パワーダウン・・・など。
原因は、オイルリング不良による油上がり現象からきています。
ピストンにはまっているリングのため、
少しづつ摩耗はするのですが摩耗だけじゃなく、形状や耐性にも問題があるのです。
オイルリングが不良だとE/Gオイルが
シリンダー内に残り、燃料と一緒に燃えるため燃焼異常を起こします。これにより
アイドリングが不安定になったりパワー
ダウンをおこします。
ネット上でアイドリングの不安定を訴えて
いる方を見ますが大抵はコイツが原因だと
思います。余談ですが当時レクサスISの新車を購入された方で数か月で症状が出て、原因の根本がわからず手放したと聞きました。その後の調査で次第に判明したのです。
オイルが燃えていくため、炭の塊のようなスラッジが堆積していきます。
E/Gオイルが激減する車は末期症状です。
2000~3000㎞走っただけでゲージの
半分くらいに減少します。
自分は信号待ちの時に突然のアイドリング
不調(初期症状)で気づきました。
タコメーターの指針がガクッと下がり
不快な振動が発生しました。
症状から点火系の異常かと思いましたが、
近年点火系のトラブルなんてないですよね。。
なお、この症状はマークX以外の車にも
発生しています。アルファード、エスティマ、ビッツ、クラウン、レクサス
調査すれば他にも出てくるでしょう。
エンジン内部にまで軽量化を追求し、強度
耐性のバランスが崩れた結果でしょう。
<主要対策品パーツ>
ピストン(ピストンリング、オイルリング)Assy交換 形状及び厚さ変更
バルブラッシュアジャスタAssy交換
年式、車台№で該当、非該当の調査必要です。
(補償期間は5年or10万㎞以下)
※リコールになっていないためDラーによっては対応重い可能性があるかも。
O/H後は静かで加速もスムーズになりました。
V6レギュラー仕様で、200ps。個人的には貴重なエンジンだと思っていますので、まだまだ乗っていきます('ε')
ブラッディー
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