ステアリングアングルセンサー交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
去年位からエンジンを掛けるとVDCだのABSだのいろんなエラーがディスプレイに表示されるようになった。
エンジンを掛け直すと直ったり直らなかったり。
調べてみるとこのエラーが出るとパワステが効かなくなるとの情報が多い中、私の車は重ステになることが無かったのでアングルセンサーではなく、別の個所が悪くて似たようなエラーが出ているんだろうと思っていたが、何をしても直らない。
そうこうしている内に、車検が近づいてきたので重い腰を上げて修理することにしたのだが、ディーラーで判断してもらってもステアリングアングルセンサー不良との事で、見積もりも情報通り部品ASSYで18万弱(工賃別)。
もうミト降りようかと思いつつ、ネットを漁っていたらセンサーのみを販売している方を発見したので、ダメ元で買ってみた。
これで直れば車検を受けて、直らなきゃミト捨てる。
2
まずバッテリー端子を外しますが、マイナス側のコネクターを引っこ抜くだけ。
これは便利だね。
それからフロントタイヤをジャッキアップして浮かせておきます。
これは6の作業で必要になりますが、車内からステアリングシャフトを回す必要があるからです。
3
ガンガンバラしていくとブツが丸見えになりました。
本当はモーター部Assyを外して作業する方が良いんでしょうけど、外し方が判らなかったのでこのまま作業します。
そして、このスナップリングがデカくて硬くて取れない。
スナップリングプライヤーの先をグラインダーで削り、引っ掛かりを良くして何とか外しました。
4
これでセンサーが見えるようになりましたが、今度はセンサーのケーブルのハンダ作業が必要な為に下側のカバーを外さないといけません。
ただ、この辺で作業自体がメンドクサクなってきたのでビスを手前の2本だけ外してカバーをグニャっと折り曲げてやった。
5
卓上でもピンに刺さっているケーブルを外すのはハンダ作業の中でも比較的難しい部類なのに、車内とは言え屋外なのでハンダごての温度は安定しないなど、イライラMAXだったので、ケーブルを破壊しながら何とか取り外し。
6
次にセンサーを抜くのですが、その前にステアリングシャフトを回してシャフトの溝とセンサーの△マークを合わせてからでないと抜けません。
センサー自体はハマっているだけなので引っ張れば取れるはずなんですが、これまたしっかりハマっているのでL字のドライバーなどで引っ掛けて引き抜く感じで外します。
(写真は新品のセンサーを付けた後です)
7
んで、新しいセンサーに付いているピンの位置に気を付けながら(と説明書に書いてある)位置の微調整をし、ピンを抜き、ハンダ付けすれば折り返し地点。
ここで動作確認します。
ケーブル類を仮組してエンジンを掛けると・・・・・
ハンドルがクルクルクル~~~
っと右いっぱいに切れます。
(フロントタイヤはジャッキアップして浮かせてあります)
ここで出品者に問い合わせてみると、どうやら組付け失敗らしく・・・・
何度か組みなおしたのですが、何度やっても結果は同じ。
諦めて、廃車のつもりで内装を組み上げて車を移動させようとエンジンを掛けたら、ステアリングは右に切れようとはしているが、そこまで違和感はない。
メーター内のエラーも消えている。
これはもしかして、アングルセンサーのキャリブレーションで直るのか?
と思いAlfaOBDで掛けてみるが直らない。
ちょっとAlfaOBDの挙動も変?
対応してないのかな?
ま、でもとりあえずエラーが消えたので車検は通りそうです。
8
これが取り外した(エラーが出ていた)センサーをバラした物(軽く掃除済)。
左右とも最内のブラシがチビて無くなっている。
自然治癒しないはずだ。
が、ここまでチビるか?普通
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