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セイドルのブログ一覧

2024年12月12日 イイね!

メルセデスベンツエンブレムリペアから電力問題まで(笑)

メルセデスベンツエンブレムリペアから電力問題まで(笑)どうでも良い話題ですが、ブラックエンブレムへの交換時、既存のエンブレムを強引に外した為、割ってしまった話はどこかに記しましたが、このように再生してみました。
割れたところをパテ埋めして、擦って磨いて(←忙しいと言っている割には地味な作業好きなのです(笑))艶消しブラックで塗装。セイドルパワーサプライ(ただの充電器(笑))に貼ってみました。
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見栄えからいってこのメルセデスベンツ充電用ウォールユニットに変更したいのですが、
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電気の資格もない私がDIYで取り付けできるわけでもなく、また、今の充電器、5年償却中(1年17600円)であり、更に取り付けで数万円ものお金を支払うモチベーションはありません(笑)
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しかし、本音として(笑)「電気で走る」は私のような人間には便利でなにより安くて助かります。
コストは(契約によっては)ほぼ無料ですし、便利さは玄関開けたらガソスタがあるような状態ですから夏や冬は助かります。太陽光の家なら更に良いですよね。

電気・・・さらにどうでもい話ですが、
マスコミから素人まで、誤解している人が多いのが電気事情。
再掲の再掲ですが、日本が今後も製造業やらIT関連やらで、生き残っていくには、EV普及なんかはあまり関係なく、電気は「どのみち足りない」のです。原発でも動かさない限り。alt
日本は、止まっている原発が多いですが、それでも火力発電割合は年々減ってきています。
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中国ヘイトをよそおい、実は反日なのでは?と思える評論家?の竹田何某。
「EVが環境に良いわけがない」「EVは火力発電ガー」と言うここまで感情的だともはや開き直り?(笑)の叩きをやめていませんが、その裏では「日本の火力発電は世界最高!」と矛盾した主張もしています。それは事実で火力発電の中では一番効率とコスパの悪い、石油発電はもはや2.2%まで減っており
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石油発電はさらに減っていっています。
事実として竹田何某がホルホルしているように、日本は、火力発電の中では世界最高発電効率の石炭火力発電を実現しているのです。仮に米、中、インドと言った大国が、火力発電においてこの日本のベストプラクティスで発電した場合、削減されるCo2は11.6億トン
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今日、現在も掲載されているのを確認しましたが、火力発電が多い現実を受けても、トヨタでさえ、製造から走行までのCo2排出量は、ガソリン車は、EVの3倍出すと主張しています。
ですから、最近、「HEV、CEV、PHEV、BEVを含めたEV」のCMを打ち始めたのでしょう。
上記は年々効率化されている「発電」と言うほんの一部分だけの話ですが、まもなく我が国をはじめ世界各国で始まる、大企業(400社およびそのサプライヤー)「温暖化ガス排出量の開示義務」に向けて、スコープ1~3まで、日々、最新情報による計算と開示が求められ、そして削減の実現に取り組まざるを得ないのです。
Posted at 2024/12/12 20:28:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | BEVの課題に対して | クルマ
2024年10月17日 イイね!

換装

換装メルセデスMBUX内地図データ更新の記事中で触れました、PCのCドライブSSDについてですが、100→512GBに換装をしております。いままで地図データの更新には、家族のPCを借りるか、ブルースタックス等の容量を食うソフトをいちいちアンインストールしたりして、30GB分を捻出していたのですが、面倒になってきましたので(笑)
用意するものは、
①SSD引っ越しソフト(センチュリー システムクローンソフトウェア付USB3.2 Gen2接続 M.2 NVMe SSDケース)
②512GB SSD

で合計1万4千円程度だったと思います。あと数千円足すと、1TBのSSDが購入できるのですが、ひと昔前(4年前)のPCのため、SSDを認識できるかな?と思いまして無難に512GBにしました。東芝(キオクシア)のものが使用されていましたが、純正はお値段が倍くらい違いましたので、シリコンパワー(台湾)のものへの換装です。

自衛隊の装備品更新ではないですが、iPhone16への更新やら正面装備の更新計画がありますので(ただの予算不足(笑))PCは来年以降の更新に。ですから、SSDのグレードアップによる延命はちょうど良い機会になりました。

おまけ、と言いますか、こちらが実は今日のメインなのですが(笑)
換装のレベル違いの話です。
みん友の「音速のベタ踏み爺さん」さんのこの整備手帳の内容は、はっきり言って凄い。三菱のi-MiEV(アイ・ミーブ)のバッテリー換装計画の話。
「引用させてください」とコメントに書き込んだままでした(笑)

ミーブのEVバッテリー交換(検討編)
文中も引用させていただきますが、
・「93X3.7X88=30280.8 30KWhになります。サクラの航続距離も大きく超える事が出来ます。表示
 航続可能距離は320Kmを超え、実航続可能距離は200~250㎞(気温によりエアコンやヒーター
 の使用状況で異なる)」
・「CATL製 EVグレードで品質や信頼性も高そうです。送料を含めても約50万円位です」

ミーブのEVバッテリー交換(検討編2)
・「サムスン電子製でも搭載の可能性が有る物が見つかりました。
 僅かですがCATLに比べ容量が93→94Whに増えて、価格が約10%程安くサイクル回数が3000
 →3500回になります。しかし保証は5年→1年となっています」
・「LFPバッテリーを搭載したいが、電圧特性が全く違うので、ミーブにLFPを搭載するには、搭載
 するバッテリーを増やして最大電圧を合わせないと充電時に過充電となります」

いやはや、より安価で安全なLFPバッテリーへの換装は難度が高くとも、三菱i-MiEV(アイ・ミーブ)が搭載していた三元系(NMC)バッテリーから3元系への交換なら、
作業 DIY 難易度 初級 作業時間 30分以内に設定されているのが凄い。

何度も記してますが、バッテリー価格はB2Bの場合、今の円安下でも1ワット6円(LFP)の戦い(日本企業にとっては成層圏の戦い)となっています。
ですから上記30kWの場合は18万円。私の予想ではB2Cの我々消費者「C」の場合は「価格2倍乗せても36万円位」と何度か記していました。
LFPよりは高い、3元系バッテリー(30kW)が送料込みでサムスン製45万~CATL製なら50万なら、あながち見当違いではないようですね。

コスト競争は「もうこの辺まで」としても、あと2年位で、おそらく10年、30万キロならほとんど劣化なし。こんなバッテリーが主流になってくるかと思います。そんな中で、航続距離500kmのバッテリーが60kW位として、そのバッテリーはメーカーへの納入価格は32万円。ユーザー側には交換費用込みで倍乗せられても64万。50万キロ位走って、この価格で再び30万キロ以上シャッキっと、が手に入るなら、ありではないでしょうか。

そもそも、
・日本での平均車齢8.82年(29年連続高齢化)
・日本での平均走行距離 1ヶ月あたりの走行距離の平均は370km。
 年間走行距離に換算すると4,440km。


ですから、バッテリーの寿命よりも車の寿命の方が短く、ほとんどの方は心配ないかと。

おまけ
しかしアリエクは凄いの売ってる。9万3千キロ走行の初代日産リーフへのCATL製バッテリー換装で航続距離がさりげなく、510kmになってる(笑)
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Posted at 2024/10/16 14:30:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | BEVの課題に対して | クルマ
2024年09月18日 イイね!

世界よ安心してください。BEVが100%にはならないから(笑)

各国の2035年における新車販売規制(自動車政策)は?について下記のとおり記したのが1年前。この手の記事は結構クリップされていますので最新版にしておきます(笑)
安心してください。日本は100%BEVにはなりません(笑)

記事内の東京電力エナジーパートナーがまとめている表(私的にはこれが一番わかりやすい)の内容を理解すれば、今の自動車メーカーの動きに対して、テレビのコメンテーターなどによるへんてこりんなコメントになったり、ネット上、何が勝っただの、負けただの、後退しただの、みたいな変な話にならないはず。。
私の場合、学術書などを閲覧するレベルにないので、情報源は、経済産業省、資源エネルギー庁、国土交通省、消防庁、トヨタさんに、キャノンさん、NECさん、東京エレクトロンさんなどのHP。何てことはない、誰でも見られるメジャーどころだけが情報源です(笑)
↓これが1年前。


↓似ているけど(笑)最新版になっていましたので差し替えます。


EUが「中間レビューなどの規定あり」→「e-Fuelの使用のエンジン車は除く」
HEVは禁止のカリフォルニア州→カリフォルニア州∔13州になっていますね。

また、私の勘違いもありましたが、中国は一貫してHEVはOKです。しかも目標50%です。
すると、世界の自動車市場の1位中国、2位米国(37州)、4位日本(おそらく3位のインドも)は、PHEV、HEVなどのエンジン搭載車OK。EUなんてかなり後退して、e-Fuelの使用が条件なもののICE(インターナル・コンバッション・エンジン)すらOKです。
これ、普通に理解していたら、トヨタのようにエンジンオンリー以外の全方位戦略も正しいし、ホンダやボルボ(←2035年から2030年への前倒しを止めただけ)、アウディ、ジャガーレクサスのように、BEVオンリーあるいはBEVとCEVのオンリー戦略でも良いのです。
日本人は、平均8年~9年で車を乗り換えている現実を考えれば、2035年なんてまだまだ11年も先やん、と思いますし、しかも、2034年に購入したガソリン車についても少なくとも2040年までは合成燃料義務付けでもありません。今の所。
ほとんどの人にとって10年以上はクルマの動力源について考える必要なんてないんです。好きな車選べば良いて。

2024年9月時点の情報で2035年以降をまとめると、
①世界の上位4位市場までは、2035年以降もハイブリット車OK。なので、ハイブリット車が強い日本のメーカーは生き残れそう。
②ただし、アメリカはハイブリット車すら禁止にしているのはイギリス市場なみの大きさのカリフォルニア州。それと今の時点でニューヨーク州など大票田中心に13州もあり、更に増えそう。
逆にBEVに消極的なのは、ワイオミング州(人口58万。鳥取県54万)とかモンタナ州(人口110万 石川県112万)なので、もしかしたら2035年時点で一番規制が厳しいのはアメリカになるかも。
③仮に、トランプ大統領になって化石燃料の増産や(テスラ以外の)EV優遇策をやめても、州の方が権限強い。しかも大統領は4年。ハリス大統領誕生なら、EV加速・・。
④中国は意外にもハイブリット車OK。日本車の活路はここにあり。しかし、希少金属を使用しないバッテリー価格は今や1ワット=6円と劇的に下がってきていること。中国がNEV優遇策の手を緩めていないことから、市場(顧客)がEVしか(せいぜいPHEV)しか選択しない可能性が高い。
⑤2035年以降もガソリン車を新車で出してくるのは、顧客が裕福なカウンタックや、フェラーリ、ポルシェ(911のみ)などの欧州のメーカー位でしょう。しかし合成燃料(E-fuel)は2035年でもリッター600円+税金と考えると、もはや貴族の車(笑)
⑥欧州の場合、2034年に購入したガソリン車は、⑤の結果が目に見えているので、結果的に2030年頃からは、ガソリン、ディーゼル車は買って維持できる人を選ぶ車になりますよね・・。

2023年の備忘録。その他の数字。マクロから。
2023年 世界で売れた自動車(商用車含む)は9272.5万台。うち、BEVが1,196.2万台。PHEVは不明ですが、2023年はBEVとPHEV合わせて1,400万台と言うデータになっていますので、1,400から1196を引いて、204万台はPHEVとなります。

中国に特化すると、
①2023年はBEVで世界1196.2万台 / 中国669万台
②PHEVは世界204万台 / 中国141万台
③充電ステーション270万
④1日の石油消費量は電気と差し引きでも30万バレル減。と言う感じです。
Posted at 2024/09/18 19:48:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | BEVの課題に対して | クルマ
2024年09月17日 イイね!

EQEは燃えているのか?その③

EQEは燃えているのか?その③今日も長いので(笑)結論から。
自動車もEVも「素人」ではありますが、2度の?バッテリー問題に遭遇し、EVやバッテリーについて調べているうちに、これらに対して出鱈目書いている記事、嘘を書いている記事、勘違いしている記事に突っ込めるようになってきました(笑)

さて、
①韓国におけるEQEの発火問題(バッテリーに問題があったか?はまだ不明)
下記に記しますが、バッテリーの設計自体に問題があると言う感じではなく、もし問題があったとしたら、製造委託を受けているファラシスエナジーにおける製造工程の問題では?と。なので、下記で記したように、不良バッテリーの検出がまず急がれるべきだと思っています。これは現在、私から→ディーラー。そこからメーカーに圧力をかけてもらっている状況。

リコール続報
韓国LG Energy Solution(LGエナジーソリューション)のNMC811は製造工程に問題があったものがあったようで、その製造ロットが特定され、私のジャガーIペイスに搭載されていたと。ユニットの中に沢山詰まっている電池みたいな形状の(不良)バッテリーだけを器用に交換するという処置がなされました。

②使用済みバッテリーのリサイクル問題と、バッテリーの安全性
NECさんのHPより。
「使用済みバッテリーの処理問題がEVの致命的な弱点の一つとして今でも語られる状況が存在する。確かに電池の処理はEVの大きな課題だが、初期のEVの旧式電池の処理を議論しているうちに、電池の中身そのものが日進月歩で変わってしまっている」

本題。
先日取り上げた、EQEのバッテリーについてはメルセデスからの下記のリリースを見つけることができます。

「EQEは10セル構成で、種類はNMC811を使っています。生産は全てシュトゥットガルトのヘーデルフィンゲン工場で行います」
とあり、更にメルセデスはバッテリー製造の内製化を目指しており、2022年からEQSとEQEのバッテリーはメルセデスベンツの子会社である、ドイチェ・アキュモーティブが製造していることになっています。
これらのリリース見たら、ファラシスエネジーはともかく、CATLすら関係ないように見えますよね(笑)更に調べると、NMC811バッテリー開発に先鞭をつけたのは、ドイツ企業のようで、今回渦中のファラシスエネジーや、CATLなどの中国系メーカーはメルセデスから企画仕様書、設計図が送られて生産を請け負っているだけ、と見てとれます。であれば、開発したバッテリーそのものに原因があるわけではなく、(もし問題があるのであれば)製造工程に問題があったのでは?と推察されます。
今回、韓国のマスコミが、メルセデスが自国(韓国産)のバッテリーを搭載していなかった事も相まって、わかりやすい彼らは?(笑)猛犬のようにメルセデスに噛みついてます。実態は現SKオンも、現LGエナジーソリューションもNMC811の実用化が遅れてしまい、メルセデスから外された、と言う見方も下記の記事からできます。5年ひと昔ではないですが、2018年の記事から。
「2018年の夏の終わりごろには生産が軌道に乗り、いくつかのEVに積まれるはずだった新生代電池セル「NMC811」に遅れが出ている。2018年生産開始を発表していた韓国の電池メーカー「SK Innovation」と「LG Chem」は、ともに供給を延期した。   
                  ~中略~
NMC811を最初に搭載するとされていた車輌は世界にいくつかあるが、現実的に見て、最初に搭載することになるのは、メルセデスの「Electric EQ SUV」になりそうだ。これはNMC811を70kWhほど積んで、おおよそ500kmの航続距離を達成する予定である」

リリース文中にあるNMC811バッテリーに話を戻しますが、概要は以下の通り。

・NMC811は、80% のニッケル、10% のマンガン、10% のコバルトで構成されている
・NMC622に比べ、希少金属のコバルト使用を半減させている
・従来バッテリーNMC622に比べ、エネルギー密度、安定性、費用対効果の向上している
・他のリチウムイオンバリアントと比較して、エネルギー密度とサイクル寿命に優れている
・強化された熱安定性、過充電に対する耐性、および高度な監視システム


今まで主流だったEVのバッテリーに使用されている希少金属資源はリチウム、コバルト、ニッケルとなります。資源の枯渇については、リチウムが200年以上、コバルトが50年~60年。ニッケルが50年~60年と言われています。ただニッケルについては今後も発掘見込みであり、またリサイクル性に優れ、かつリサイクルされてもその性質を失わないため、焦点はコバルトの確保になってくると思います。
しかも、コバルト埋蔵量においては、政情が不安定なコンゴの存在が大きいと。下記の図表は再掲です。
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その為、バッテリー開発においては、(中国ですら)脱コバルトが肝となっているのです。
現在、3元系で最新と思われるNMC811は、従来のNMC622に比べ、希少金属のコバルト使用を半減させています。そして、NMC811と違い、そもそもコバルトも含めて希少金属を使用しない電池が中国企業の独壇場のLFP(リン酸鉄リチウム)バッテリーです。
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さらにはニッケルの代わりにマンガンを使用したLMFP(リン酸マンガン鉄リチウム)バッテリーや、レアメタルフリーどころか海水から無尽蔵にとれるナトリウムを使用したNIB(ナトリウムイオン電池)バッテリーへと舵は切られています。

今日の締めにNECさんのホームページからですが、
「ナトリウムイオン電池の開発は日本を含む世界各国の企業が手掛けているが、製品化で先行しているのはほとんどが中国企業だ。昨年、世界中で販売されたEVの6割近くが中国ブランドというボリュームの大きさが決定的に効いている」

BYDの電池のリサイクル性の悪さにスポットライトがあたっていますが、そもそも希少金属を使用してないのだから、リサイクルの必要すらないと。

「日本国内の議論では、使用済みバッテリーの処理問題がEVの致命的な弱点の一つとして今でも語られる状況が存在する。確かに電池の処理はEVの大きな課題だが、初期のEVの旧式電池の処理を議論しているうちに、電池の中身そのものが日進月歩で変わってしまっている。
そもそもEVそのものがまだ本格普及の開始から10年ほどの初期段階の製品であり、技術革新はとんでもない速度で進んでいる。これから車載電池はどのような形態になるのか、想像することすら難しい。過去の概念で未来を論じても建設的ではない。状況の変化に即応して、とにかくがむしゃらに行動することで新たな利益を創り出していく中国企業の前向きな姿勢に学ぶべきだ
EVをめぐる各国の企業の動きを見る限り、EV本体そのものの開発・生産だけでなく、電池のリサイクルをも含むEVのバリューチェーン全体で、世界は中国企業への依存がますます高まることになるのは避けられそうにない」

リチウムイオン電池のリサイクル、リユース事業は、日本がもたもたしている間に市場がすでに確立されそこすらも中国勢に席捲されてしまっていますし、このようにそもそもバッテリーの中身が変わってきてしまっています。
まぁ、しかし確かにそうかな、と思うのは、パソコンがものすごい勢いで進歩していた時期に流行った?「今は時期ではない」おじさん。EVも一緒かもですね。「今は時期ではない。今は」(笑)
Posted at 2024/09/17 13:51:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | BEVの課題に対して | クルマ
2024年09月13日 イイね!

EQEは燃えているのか?その②

EV入門その⑫ EQEは燃えているのか?
続報です。EQEの炎上は、アメリカと韓国の2件が報告されているようですが、アメリカの方はどうやらバッテリーが原因では無さそうです。と言うのが前回まで。
韓国でのEQE炎上事故の続報は、昨日、みん友のtsuzuさんより、ニュースソースをいただきました。
South Korea antitrust regulator probes Mercedes-Benz local unit after EV fire

要約をすると、
・メルセデスは火災原因究明に全面協力中。まだバッテリーが原因とは決まってはいない。
・他のEQE(韓国内)はユーザーを安心させるために全量調査決定。
・火元のメルセデスEQEは、中国の「ファラシス・エナジー」が供給したバッテリーを使用していたのは事実。
・メルセデス・コリアは今年8月、EQEの4つのバージョンのうち3つに「ファラシスエナジー」のバッテリーが使用され、※EQE300モデルだけにCATLのバッテリーが搭載されていることを明らかにした。
・これは、2022年にメルセデスベンツの幹部が韓国メディアのインタビューにて「中国のCATLから全量供給を受ける」と話していた事実とは大きく違う。
※EQE300は日本導入無。


すると、確定したわけではないですが、韓国で判明した事実として(左ハンドルの)EQE500、EQE350プラス、EQE350の3つのグレードには、ファラシス・エナジーのバッテリーが使用されているということ。
「確定ではない」としたのは、韓国は左ハンドルであり、EQEの左ハンドルは、おそらく北京工場で生産されている可能性が高いからです。
イギリスはじめ右ハンドル仕様は、ドイツ国内の工場で製造されており、CATLを使用している可能性が(まだ)ありますので・・ってここまで来たら願望です(笑)
本音として、今回初めて聞いたファラシスエナジーよりも世界1位のCATL製の方が安心ですからね。

EV炎上については、最近「1万台に0.96台が炎上している、CATLの会長も認めた」というニュースが流布しております。↓この記事もご多分に漏れず。。よく読むとビュー稼ぎの為、悪意のあるタイトル付け。
中国CATL会長「EV用電池、実際の安全性は試算より低い」

・中国中央テレビ(CCTV)は2024年6月、23年のNEV(PHEV含む)の火災事故発生率が1万台に約0.96台の割合に上ったと報道した。
・CATLの曽会長は現在市場に出回る大部分のバッテリーの安全性能は不十分だと指摘。「多くの電池セルは不良率が100万分の1だとうたっているが、実際は1,000分の1だ。中国全土のNEV2,500万台に搭載されている電池セルは数十億個に上る。この数字に不良率を掛ければ、そのリスクの高さが分かるはずだ」と述べた。その上で、CATLはすでに電池セル単体の不良率を10億分の1まで引き下げることに成功していると説明した。


いや、これ、他社を貶めているだけじゃん(笑) 
「他社は不良率100万分の1とか言っているけど、実際は1000分の1ジャマイカ。でもCATLは10億分の1だよって」まぁ、1億分の1でもいいけど、CATL設立の経緯に日本のTDKがいっちょ噛みしているCATLの方が信頼できます。

おまけ
中国は既に2,500万台のBEV、PHEVが走っているようですが、では日本では今何台のEVおよびPHEVが走っているのか?2017年位の車ならまだ走っているのでは?と想定してそこからこの8月までを集計してみました。
BEVは、320,132台
PHEVは、235,841台

出)2017年~2022年データ 一般社団法人 次世代自動車振興センター
出)2023年~2024年8月迄マークラインズ
事故などで廃車した車は除く

PHEVを集計に入れたのは、世界的には(上記中国も)、PHEVの分類はEVです。また、大きなバッテリー容量を搭載していること。例えば三菱アウトランダーPHEVは、BEVの日産サクラと同じ容量のバッテリーを積んでいます。またこのPHEVについては「トヨタはPHEVに強みをもつので、その強みを活かして勝負・・」等とマスコミ各社(および一般人)の誤解が多い駆動方式ですよね。日本ではBEVよりも売れていないですし、日本車が決して強い分野ではありません。バッテリーを制する者が全てを制するではないですが、日本勢がバッテリーを制していないのが原因ですけどね・・。
戻しまして、合計555,973台以上が今の保有者かな、と。すると「1万台に約0.96台」を日本に当てはめれば、58台は炎上しているはずですけどね。
幕張のアウディ炎上がバッテリーが問題だったとして(未だ不明)1台。あとは水没ショートしたリーフ?の1台。合わせて2台かと。注意点として水没も普通はショートしない。
日本では、中国よりもEVが炎上しない要因はわかりませんが、ガソリン、ディーゼル車よりは安全なのは間違いありません。
さて、韓国で全量調査するなら、何らかがわかるはず。
EQEのバッテリー保証は長い。10年25万キロ保証。メルセデスベンツおよび、日本法人はどのように対応するのか?ですな。

すみません。コメントが消えてしまいました。
返信です。

tsuzuさん、ありがとうございました。
VINで製造地わかる・・そうなんですよ。製造地はドイツであり、この韓国の事故まではオールドイツ製だと思っていました。しかもバッテリーは
「EQEは10セル構成で、種類はNMC811を使っています。生産は全てシュトゥットガルトのヘーデルフィンゲン工場で行います」

このリリース見たら、CATLすら関係ないように見えますよ(笑)
ジャガーのバッテリー不具合の時は(儲かっている)LGエナジーに全額請求だったので、新車のレンジローバーを1カ月以上レンタルとか、大判ぶるまいでした(笑)
しかし、今回のファラクスエナジーはメルセデスが資本出している所ですからね。損害丸投げできるかですね・・。

今回の韓国マスコミのメルセデス(EV)叩きはわかりやすいです。ほら。自国の韓国のバッテリーを使っていないからこうなるんだ、と(笑)
Posted at 2024/09/13 15:40:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | BEVの課題に対して | クルマ

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「@どんみみ さん山手線発火事故「自社製品の可能性」 cheero、リコール対象のモバイルバッテリー「探しています」と再告知。これっぽいですね。忖度・・ブラック企業対象の放送はNHKしかやっていませんし、デンソー欠陥部品による死亡事故もNHKだけですし、民法は仕方ないですかね・・」
何シテル?   07/23 16:01
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