目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
これまで純水器の2基掛けをメイン10L・サブ5Lで運用してきましたがサブ器をメインと同等の10L容量に置換する事にしました。
追加した純水器の詳細はコチラを参照くださいm(_ _)m
https://minkara.carview.co.jp/userid/2219880/car/2956445/12406760/parts.aspx
【これまでの運用方法は?】
水道水⇒サブ⇒メイン⇒純水で洗車
サブ器単体のイオン濃度を確認し50ppmを目安に樹脂を廃棄
⇒メイン器内の使用中だった樹脂をサブ器に一部移し替え
⇒メイン器に新しい樹脂を追加
【今後の運用方法】
水道水⇒サブ⇒メイン⇒純水は変わりませんが、
サブ器単体のイオン濃度を確認し50ppmを目安に樹脂を廃棄・交換
⇒サブ器に新しい樹脂を10L投入しメイン器として使用
⇒メインで使用していた純水器をサブとして50ppmになるまで使用し、サブ器とメインに置換して使用
⇒以降、このルーティンを繰り返す
【なぜ純水器を2基掛けするのか?】
雨水のイオン濃度は3~4ppm、一般的な水道水は50~200ppm程あり、これがボディに付着する雨ジミ(ウォータースポット)の原因です。
せっかく純水洗車に拘るのであれば、やはり最後にボディを洗い流すクレンジング水は0ppmが理想です。
純水はイオン交換樹脂に不純物を吸着させて精製されますが、経年劣化で徐々に精製能力が低下します。
水道水に含まれるイオン濃度が高い程樹脂の劣化も早くなり、我が家の場合は130~150ppmとかなりの濃度であるため、イオン交換樹脂10Lの場合でも1年は持ちません。
しかしイオン濃度を計測して1ppm以上になるたびにまだたいして劣化していないイオン交換樹脂を捨てていては非常にコスパが悪くなります。
そこで0ppmの純水を精製できなくなった樹脂の入った純水器を今度はサブ側に回してプレフィルターとして延命利用し、メイン純水器に接続してあげます。
そうする事でメイン純水器内のイオン交換樹脂は結果として劣化速度が遅くなり、1年近く0ppmの純水を精製してくれる事が可能になるのです。
洗車系YouTuberの方がよく0ppmの精製水を作れなくなったら樹脂は捨てるという説明をされていますが、イオン交換樹脂は10Lで約9000円近くもします。
ご自宅の水道水のイオン濃度数値が50ppm以下のような環境であればそこまで気にしなくても良いですが、濃度が高めの地域(関東や九州の平野部)だとランニングコストを抑えるためにも0ppmが精製できなくなった樹脂をプレフィルターとして再利用した方が良いと思います。
純水を使って洗車する効果については、コチラにまとめています。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2219880/blog/45216561/
純水器の容量については、私は当初コストコ純水器(容量約2.5L)から始めましたが、1分当たり流水量が5Lを超えてくるとキャパオーバーになってまともな純水が作れなくなるので、できたら10L容量のストレーナータイプが安定した純水精製能力を発揮してくれると思います。
接続用のホースはもう少し見栄えよくちゃんと整理しようと思いますが、取り敢えずこの環境で洗車の前に毎回イオン濃度測定チェックをしなくても良さそうですね。
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今回入れ替えで導入する事になった新しい10L容量の純水器です。
メインで使用している純水器と同容量にもかかわらず非常にコンパクトですがイオン交換樹脂を10L入れるとほぼ首下まで来るのでそれ以上の樹脂が入る余裕はありません。
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メインとサブの大きさ比較です。
胴回りは若干太い?ような感じですが、薄っすら目視するとどちらも樹脂が入っている高さはほぼ一緒です。
どちらも10L推奨ですが、メイン純水器の方はまだあと2~3L分の樹脂は余裕で入りそうですw
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前回GW帰省の洗車前に計測した際は1ppmでしたが、今回の測定では3ppm(雨水程度)まで劣化が進んでいました。
測定値が50ppm程度劣化するまでを許容値の目安としてサブ器として利用します。
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今回追加した純水器(今後しばらくメインで使用予定)の精製結果はもちろん0ppmでした。
サブ器側で3ppmまで濃度を低下させた水を繋いで更に新しい樹脂で精製するんだから当たり前ですがw
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