2006年12月06日
「ヒート アイランド」
週末、ルポGTIで郊外の本屋へ新刊の文庫を物色しに行くと・・・・
う~ん、今月はあんまり面白そうな文庫はない感じ(´・ω・`)ションボリ
となりの棚に、今回の「ヒート アイランド」がありました。
この前読んだ「ワイルド・ソウル」・垣根涼介の作品でした。同じ著者の作品は連続して読まないのですが、前作が面白かったこともあり購入しました。
まだ、全部読んでないのですが、この著者は車好きのようです、「ワイルド・ソウル」ではフルチューンしたFDが登場させていたし、今回もインプのSti・Ver・Ⅳやユーノス500・20GT-ⅰを登場させていました。
----------------------こんなかんじで--------------------------------------
「それにな、どうもそのクルマ自体も、おかしい」
「どういうふうに?」
「スバルのインプレッサなんだが、ちょっと見には、ごく普通のセダンにしか見えない。フロントまわりもすっきりしたもんだし、エンブレムもリアウィングも取っ払ってある。クルマに関心のない奴には分からないかも知れないが、ありゃ間違いなくSTiヴァージョンだぜ」
「なぜ、分かった」
携帯の向こうで、かすかに笑う声が聞こえた。
「音だよ、音。アイドリングしたまま停まっているが、その排気音がな、ゴロゴロいってやがる。カリッカリにチューニングしたエンジンに特有のノイズ音だ。おまけにホイールには40(ヨンマル)の扁平タイヤを噛ませている。そんなクルマをわざわざノーマル仕様のエクステリアに戻して乗る奴なんか、そうそういるもんか」
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と、思わず( ̄ー ̄)ニヤリッとしてしまいますね~
クルマだけでなく、人物描写もストーリーもしっかりしているので、楽しめる本だと思います。
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Posted at
2006/12/06 22:34:07
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