
8月12日、新しい愛車が納車されました!
この時を長い間待っていました・・・・・・!
備忘録的に、少しまとめてみたいと思います。
約1年半前、新しい環境での生活が決まり、車を購入出来る状態になったので車探しを始めました。
探し始めた当初から候補はランサーエボリューションかインプレッサWRXSTIかの二択でした。
というのも、幼少時代から車が大好きで、WRCを見ていた影響もあり、インプレッサやランエボなどの
セダン+2リッターターボの車が大好きだったからです。
そんな幼少時代を過ごしたので、車種で迷うことはありませんでした。
が、自宅の駐車場が狭いので、車幅が1810mm+最小回転半径の大きいランエボXだと
家族が運転できなくなる可能性があったので、候補からは外して
GVB型のインプレッサにするかランエボⅨするかということで探し始めました。
しかし、どちらも値段が高く、走行距離が短いと300万円を超えて330万円くらいします。
価格的にも買えないことはなかったのですが
維持費で圧迫されて走れなくなってしまうのは本末転倒なので、とても悩みました。
更に、GVB型のインプレッサは、パールのスペックCという条件で探すと
タマ自体が少なく、あまり見つかりません。
そこで、三年後に乗り換えることとして、とりあえず1台買おうという結論に至りました。
三年経てばGVB型のスペックCも乗換えによる売却でタマが増えるでしょうし
年式も古くなってくるので値段が下がることが予想されます。
ただし、ランエボⅨに関しては今ですら高いうえにこれからはタマが減る一方なので
値が下がるどころか上がる可能性すらありますが・・・・・・(*>△<)<
さて、3年という時限付きであることを考えると、あまり高い車を買うことはできません。
そして、どうしてもマニュアル車に乗りたいことから3ペダルのマニュアル車
かつスキーに行くことから4駆であるという条件で探すと、そんなにたくさんの候補は
見つかりませんでした。
その時に目を付けたのは、BP/BL型レガシィでアプライドD型以降の6MTの2.0GTスペックBです。
が、これも人気があるようでかなり値段が高く、もう少し頑張ればGRBインプレッサが
買えてしまうような金額でした。
それならば、GRBインプレッサを探そうと決まった時に・・・・・・今回の愛車と出会うことになりました。
今回は中古車屋さんにオートオークションで探して頂いていたのですが、
購入した車の出品票を最初に見たときは、年式を考えると保証がつけられず
万が一の際に修理代がどのくらいかかるかわからないことから見送ることにしました。
しかし、レガシィがかなり高く手が出なかった時に、再度出会うことになります。
購入した中古車屋さんがとても素晴らしいお店だったことや、万が一修理代が掛かったとしても
元々があまり高くないので、修理代として貯金を残しておけることから
二回目に出会ったときに購入に踏み切りました。
車種は・・・・・・ランサーエボリューションVです。
結局、一番最初の選択肢に戻ってきてしまいました。
1年半探し続けたのは何だったのかというくらい、あっさりと決めました。
マイベック付きの4G63に乗ってみたかったと思わないでもなかったですが
購入してしまえば全然気になりませんでした。
車探しは運命だというのをよく聞きますが、本当にそうですね。決まるときはすぐに決まります。
さて、それでは購入した車の紹介を書いていきます。
外装は、ホイールがレイズのCE28に変わっている点と
ミラーが変わっている点以外は殆どノーマルです。
次に足回りですが、実はオーリンズの車高調が入っています。
というよりは、オートオークションの出品票にオーリンズが入っていると書いてあったので
分かっていて選びました。
ただし、走行距離からいっても抜けてしまっている可能性もありましたが・・・・・・。
そして、あとのチューニングといえばマフラーがフジツボのパワーゲッターに変わっているくらいの
ライトチューン仕様だと思っていました。
車が中古車屋さんに届くまでは・・・・・・。
届いてから知ったのですが・・・
この車のエンジンは・・・
エボ9のMIVECターボの4G63が載っています。
なんと、前のオーナー様の手によりHKS関西に持ち込まれて
マイベック付きの4G63に載せ替えられていたのです!!
オートオークションの出品票を見ると、エンジン載せ替えの表記がありましたが、
出品票を見たときにはリビルドエンジンにでも載せ替えたのだろう位にしか思っていませんでした。
これにはかなりびっくりしました・・・・・・。
いつかマイベック付きのエンジンに載せ替えたら、
軽量なCP世代のボディと相まって凄い車になりそうだと思っていましたが
まさか買った段階からすでに完成されてしまっているとは・・・・・・。
また、それだけではなくチューニングパーツがてんこ盛りでした。
エンジン本体は載せ替えだけでなく、HKSのハイカムが入っていました。
また、吸気系はK&Nのエアクリへと変更され、排気系もパワーゲッターのマフラーだけでなく
Sardのスポーツキャタライザーに東名のエキマニとフロントパイプまで入っていました。
加えて、EVCが付いており、ブーストの制御はこれで行っていたと思われます。
更に冷却系も、オイルクーラーが社外品へと変更されていました。
このパワーを生かすために補強パーツも入っており、前後にタワーバーが入っており
加えてロワアームバーも入っていました。
また、駆動系もクスコのLSDとATSのカーボンツインクラッチが入っています。
件のオーリンズはPCV(1万キロちょっと前にOH済み)が入っているというのが
整備手帳の記載だったのですが、潜って良く見てみると、Fサスのケースに
DFVの赤い文字が入っています。
アンリミテッドワークスさんのステッカーが貼ってありますが、PCVなのかDFVなのか
未だに分かっていません(*゜0゜)
このような仕様なので、前のオーナー様によって、私がやりたかったことは
やり尽くされてしまっている感じがします。
そんな私的全部のせ仕様なのに、値段的にはエボ5としては普通位の値段でした。
認定中古車のエボVのプライスタグを見ると、むしろ安いくらいではと思ってしまいます。
純正パーツは付いていないですし、エンジンは載せ替えてしまっているので
万人向けではないとは思いますが、個人的には最高のコンプリートカーです。
自分で手を入れるとしたら・・・・・・ブレーキ関係でしょうか?
また、この車の凄いところはパーツだけではありません。
前のオーナー様の車への愛が凄いのです。
この車はワンオーナーの車なのですが、自分でオイル交換した時の記録や交換したパーツが
全てノートに記載されています。
私も購入したら記そうと思っていましたが、前のオーナー様もやっていらっしゃるとは予想外でした。
何故この車を手放されたのかという理由はわかりませんが
愛着を持って時間とお金をかけて丁寧に維持されていたということが分かります。
このような素晴らしい車に出会えてとても幸せです。
長い間お世話になり、とても良い車を見つけてくださった中古車屋さんには感謝しかありません。
また、愛着を持って維持されていた前オーナー様、ご安心頂ければと思います。
ランエボに乗りたくて乗りたくて仕方なかった人間の元にお車が参りました。
これからも大切に乗っていきます。このような素晴らしい仕様でお譲り頂きまして、
本当にありがとうございます。見かけたら、お声かけ頂けたらとても嬉しいです。
ということで、素晴らしい車を購入することが出来ました。
外見はノーマル然としながらも中身はガッツリ弄られているというまさに自分好みの仕様です。
三年だけ乗れる車を買う予定が、一生乗れる車に出会ってしまいました。
あまり目立たないですが、色々なところを走っていると思うので
見かけたらお声掛けいただけたら嬉しいです。