暑いんだか寒いんだかなんだかよくわからん気候が続きますが、気が付けばもう6月。
2025年も折り返しに入りました。
そしてビ筑も全6戦のうちの第3戦と折り返し地点。
こちらもなんだかよくわからんことに、万年下位だったたまさのがシリーズ2位という異常気象が発生中。
季節外れの雪でも降るんじゃねぇのというツッコミに対して、未だにこたつを片付けていない自分としてはまったく問題ないので、このまま台風の眼となって大荒れのシーズンにしてやろうじゃありませんか!
まずは前日練習会。
コースはこちら。
深いターンはありませんが、全体的ににアクセル全開にできる区間が短く、地味にサイドを使う場面も多く見えるテクニカルコース。
こういうコースはロードスター的にはドンピシャなうえに、ドライバー的にも得意なタイプ。
翌日本戦も似たようなレイアウトなので、ここで一気に追い風に乗っていきたいところ。
そんなイキオイでコースに飛び出しますが、ここで違和感・・・
タイヤが妙にグリップする・・・?
この時のタイヤは第2戦でおろしたValino VR08GP NEUMAなんですが、ちょいちょい書いてたようにグリップはシバ280に対して今一つという感触でした。
ところが今日のコースではスタート直後から縦横バリ食いの高性能っぷり。
ちょっとアライメント調整入れたというのもあるんだけど、やっぱり思い当たるフシといえば外気温でしょうか。
第2戦、その後の那須での練習会と、ちょっと半袖だと肌寒いかなくらいの気温だったところから、今回は半袖でも軽く汗ばむな程度の気温。
その程度の差であれば走行中のウォームアップで同じレベルを感じてそうなものなんですが、体感的には明らかに今回のグリップ力に異なるものを感じました。
まぁアライメントやら空気圧やら山の減り具合だったりと、その他要因もあるにせよ、とにかく暑いくらいの時期のほうがこのタイヤはジムカーナ的には性能を発揮してくれそうです。
そんな変化もあり、以前の那須の記事ではややスライド気味の方が乗りやすいとか言ってましたが、この日の感触ではしっかり鼻先入ってくれるし横グリップも申し分なし。
強めの縦グリップは変わらずなので、少し早めにアクセル開けてもぐぐっと前に進める感じで悪くないタイムを叩き出します。
加えてドライバーとしてもようやくロドの電スロに慣れてきたのもあり、早めにドカンとアクセル踏み込んだ予備動作で立ち上がりに鞭打つ走りというやつを少しずつわかってきたような感じ。
人馬一体というには馬が言う事聞かなすぎてフラストレーション溜まりますが、イマドキの車に乗る以上はこういうことも身に付けないと戦えないので、小細工だろうと何だろうと使えるように積極的に練習していきます。
そんなわけでまぁまぁ調子よかった回の外撮りをもらったのがこんな感じ。
わりと各セクションでのボトムスピード高めでいい感じに回れたと思います。
A2クラスのライバル達と比べても悪くない感じだったっぽいので、この良いイメージを翌日本戦までしっかり持ち越したいところ。
しかしタイヤはこの僅かな間で一気に消耗。
もともと結構減ってる感じはありましたが、もはやスリップサイン出掛かってる・・・というか、一部既に出てるような状態となってしまいました。
幸い天気はドライ予報なのと、グリップ力に関しては落ちるどころかむしろ上がってるとすら感じる状況なので戦いに不安はありませんが、いくらなんでも第2戦から3~40本のジムカーナ走行+街乗り1000km弱程度でなくなるってライフ短いってレベルじゃねーぞ・・・
とりあえず戦えるなら問題なしということで、某店長に次のタイヤ手配の連絡を入れつつ、練習含めたあと3本で全て使い切る気持ちで本戦に挑みます。
翌朝、うっすらと水滴が付いた車体にビビりつつもコンディションは薄曇りのドライで迎えた本戦。
コースはこうなりました。
基本は前日練習会とほぼ同じ。
ややテクニカル度がアップしましたが、自分としては好都合。
前日練習会に出ていないライバルも多数なところでアドバンテージを生かして戦い抜きたいと思います。
まずは様子見の練習走行。
やはり基本イメージは前日同様。車両セッティングも走行スタイルもそのままで十分な感触を得られ、まさかのリザルトタイム(ハンデ、ペナルティ等を加味したタイム)でオーバーオールを叩き出すという幸先の良いスタート。
強豪達のMCやらPTやらもあったとはいえ、かつてない結果に我ながら驚きですw
いやー、良かった良かった、今日はもうこれで逃げ切りで終わり・・・と、雨乞いの儀式の準備を始めますが、あ、コレまだ本戦じゃなかったわ、と我に返り、本戦の準備を進めます。
良くも悪くも練習番長な自分としてはここまで極まると練習ナシにならねぇかなとすら考えちゃいますねw
若干どころかかなり天狗になりかけてましたが、ミスしてもきっちり直してくるのがこのビ筑Aクラスのエントラント。
薄曇りの空も若干日差しがでてきたりとコンディション良好で、勝負はこれからといった気配。
まずは落ち着いて練習同等のタイムを出すことに集中します。
ということで本番1走目。
特にミスらしいミスも無く、無難に走って2位/16台での折り返し。
なんかめちゃめちゃ遅く見える割には悪くないタイムで、我ながらよくわからん結果w
もうちょい各所で突っ込み速度上げられそうな気もするけど、スローインファストアウトできっちりやったからこそなリザルトと言えばそんな気もするし、詰めどころがわかりません。
さて、今度こそ1本目が終わったということで心置きなく雨乞いができるってモンですが、ここまで来たらちょっと欲も出ちゃうもので、どうせやるならトップを狙いに行ってやろうかと久々に前のめりモードにスイッチON。
安牌切って出たタイムがこれなら、ここから先は攻めないと何も変わりませんからね。
アクセル踏めればタイムは縮むはず。
ということで突っ込んでみた2走目。
気合入れて突っ込んでるつもりでしたが、こうしてみると1走目と大差ない感じ。
悪化はしてないだろう気がするということでそのままギャラリー前のテクニカルに飛び込んできますが、スラロームエンドターンで大失敗。
あわやPTをカウンターで躱し、インチキくさい加速力で誤魔化しますが、これは手痛いミス。
その後は無難にリカバリーしてノーミスでゴールし、出てきたタイムは1本目から若干アップという結果。
やらかしが無ければ56秒台に入れられたと思うと結構悔しい結果です。
その結果、リザルトとしては2位でフィニッシュ。
1位には届かなかったとはいえ、上々の結果です。
そして、今回のリザルトにより、おそらく第3戦時点でトータル40Ptのポイントリーダーでシーズン折り返しとなりました!
1回も優勝してないのにこの結果は微妙ですが、過去最高に流れが来ている今シーズン。チャンスはまだまだありそうな予感。
このままのイキオイに任せてシリーズ後半戦も波乱を巻き起こしてやろうと思います。
そんなわけでオフィシャルの皆様、エントラントの皆様、お疲れ様でした。
次戦は人気の年に一度のTC1000ラウンド。
どうしてもシンプルな高速コースになりがちな回というのと夏真っ盛りで暑いってのもあってここ数年は敬遠していた回ですが、今年はこの流れもあるので久々に参戦してみようと思います。
まずはエントリー枠争奪戦に負けないよう、募集開始日に備えなければ・・・
それでは皆様、次戦もよろしくお願いします。
※おまけ
これが出来れば君もビ筑常連組だ
ナチュラルに真顔でキレよくやるのがポイントかな