さぁ2026シーズン始まりました。
寒くなったり暖かくなったりのアップダウン激しい季節の中、幸いにも暖かい側に振り切った3連休初日という絶好のタイミングで開幕戦はスタートです。
車両は前回の記事の通りRX-8でタイヤはシバR31TW280R。
土壇場でロドに変えるという選択肢もありましたが、やっぱりこの時期の那須の山越え遠征は不安ですし、なにより筑波エントラントに若干忘れかけられている「たまさのはRX-8の人」というアイデンティティを取り返すためにも、車両変更は無しで行きました。
クラスは昨年に引き続きA2クラス。
レギュレーション変更は特にありませんが、シバR31は姉妹イベントのOSLジムカーナではタイヤハンデ(+1秒)に指定されたため、状況によってはシーズン途中でも変更の可能性アリとアナウンスされました。
今のところエイトでは(ふるさと納税パワーで)R31を継続使用予定なので、チャンスのあるうちに仕掛ける今回の参戦はある意味ベストなタイミングかもしれません。
ヘタっていたブレーキ回りもリフレッシュが完了し、久々の筑波に挑むエイトの前に現れたコース、まずは前日練習会。
かなり大きめの定常円セクションが配置されたジムカーナの基礎に忠実なコース。
基本ジムカーナ場レベルのサイズ感で設定される高速セクションだとエイトには少々窮屈な感じなんですが、このくらいまで大きければなんとかなりそう。
各セクションの規制も厳しくないので、ハイスピードを維持した走りを意識して攻略に挑みます。
暖かくなる予報とはいえ、朝イチはまだ2月を感じる寒さ。
R31の冷間性能の高さに関心するものの、やはりグリップは低く、探り探りの走行となります。
走るうちに気温も上がり、タイヤのグリップもじわじわアップ。タイムも回を重ねるごとに良くなっていきますが、あるところを境に異変は起きました。
サイドブレーキが効かない。
タイヤのグリップが本調子となるお昼頃から急激にサイドでリヤがロックしない感覚が強くなり、朝イチと同じ引き方ではまったくロックしません。特にちょん引きは全く効かない。
パッドもローターもアタリは十分についているし、故障の様子もないことから、おそらくパッドの性能的にここが限界というラインが訪れてしまった感じ。
RIGIDのラインナップの中でも最もサイドロック性能を重視したMタイプを選んだはずですが、感覚的には過去に使っていたBRIGのGHくらいまでな効き具合。
愛用していたGH09スペックには及ばず、なんとか腕力で誤魔化そうとレバーを引く腕に力を込めますが、従来比で5割増し以上でなんとかワンテンポ遅れてロックという状況に、1走ごとに疲労とストレスが溜まります。
パッドが悪いと決まったわけじゃないし、進入姿勢とタイミングが合えば効くには効くので自分が合わせ切れてないだけの可能性もありますが、ちょっとこれは想定外・・・まずいな・・・
なんとか姿勢制御とレバーの引き方を工夫して対抗しますが、集中力をそっちに持っていかれて昼頃からはタイム低下、PT連発とグダグダ。
一応外撮りでもらった練習ラスト走行?あたりの走りがこちら。
ターンの出来の割にはタイムはそこまで悪くなく、むしろ上等な部類。全般的に高速レイアウトのおかげでエイトのコーナリング性能と加速の伸びがロスを取り返してくれることもあり、まだ十分戦えるところには居そうです。
幸い本戦はターンが減ると事前公開コース図から分かっているので、集中力と瞬発力を意識してなんとか走りきれるよう頑張ろうと思います。
そして翌日本戦、コースはこちら。
不安要素のターンは減りましたが、代わりに高速セクションもやや縮小。
車両的にはまだアドバンテージを保てそうながら、ドライバー的に苦手なサイズ感のレイアウトなので、慣熟歩行で入念に戦略を練ります。
前日練習よりやや高めの気温からのスタートにサイド不調の不安はありましたが、本戦練習走行では上手く作戦がハマったのかトップタイムを記録。
安堵と自信の両方を得るものの、毎度の練習番長の流れもあるので、気を抜かず本戦までイメージ固めを続けます。
(わりとぶっちぎりのタイムを叩き出したことから自分含め身内からミスコース疑惑が上がり不安になっていたのは内緒)
練習よりさらに気温の上がったお昼前頃、いよいよ本戦1本目スタート。
全般的にややスライド挙動を意識的に作って回転数とアベレージスピードを可能な限り高める作戦。早めに2速にぶち込み、エイトの無駄に高いスタビリティを信じてアクセル踏め踏めの突っ走り。
その結果、最終セクションまで無理して2速を引っ張ったことで2本巻きでバックギヤに引っ掛かるシフトミスを起こしてしまいますが、我ながらリカバリー早くてちょっと草(慣れすぎ)。たぶん俺じゃなきゃ見逃しちゃうね?
目立ったミスはそんなもんで、全体的にかなり上手くはまとまりました。
結果暫定トップで折り返し。
あとはお昼休みの間に雨か雪が降ってくれるのを祈るばかり。(やめましょう)
残念ながら祈りは届かず、気温は上着いらずのぽかぽか陽気。
全エントラントのタイヤが本調子を迎え、エイトの後ろに積まれたスタッドレスタイヤの場違い感が加速していく中、タイムアップを賭けた2本目が始まります。
順当にいけば同じ作戦でタイムは上がるはずと信じ、1本目の走り方を忠実に再現するつもりでコースに飛び込みました。
結果、ミスまで再現しちゃあいけねぇよなぁ。
しかも11番から最終セクションでも追加で引っかけるという。(俺じゃなきゃ見逃し略)
タイムは1本目からコンマ1秒落ち。
グリップ上昇によるタイムアップ分が全部チャラになってしまった痛恨のミスが悔やまれます。
あとはライバルたちの結果を待つばかり。
そして
なんとか1位逃げ切りで優勝!
いままでA2クラス参戦してきて初の優勝をエイトで勝ち取ることが出来ました!
ビ筑に参戦し続け、昨シーズンにシリーズ2位という善戦をしながらも、ついぞ達成できなかったA2クラスでの優勝を、偶然にも冬だからという理由で出したエイトで達成できたことには奇跡的なエモさを感じますね。
たまたまのエイト出場、高速コースレイアウト、タイヤハンデの設定、色々良い形で噛み合ってのこの結果は貴重な1勝となりそうです。
・・・でも、
これだけは噛み合ってねぇな!
ビ筑でたまーにあるオリジナルQUOカードの在庫切れで500円玉がダイレクトに貼り付けてある賞状。
俺のエモさを返してくれw
とはいえ、シーズン開幕戦で幸先の良い勝利を勝ち取れたのは素直に嬉しいです。
この調子で今シーズンのシリーズチャンピオン目指して次戦以降も頑張ろうと思います。
オフィシャルの皆様、エントラントの皆様、お疲れ様でした。
こちらA2クラスはSF2クラスから上がってきた強敵たちも加えて今シーズンも激戦の様相。他クラスでも大きくスキルアップした面々と新キャラ登場、ドボンに接戦にと第1戦から盛り上がっている様子。
いよいよ始まった2026シーズン、これから楽しんでいきましょう!
Photo by
エブリィ~様
※残念な賞状は家にあった過去の古い賞状からQUOカードを移植して無事通常デザインに修復しました。
