ぼちぼちお話していたマシントラブルの件。
とりあえず故障箇所の推定と今後の対応を決めてきたのでご報告。
焼きオニギリになりかけ、たまさのです。
結局何が起きてたん?ってとこですが。
簡単に言ってしまうと油圧が上がりません。
回転数に比例して下がるようで、推定3500rpmあたりから下がり始め、最悪後付の油圧計(Defi)が0kPaを指します。
あと、エンジンかけた直後からしばらく0kPaだったり、アイドリングしてると100kPa前後ふらついたりとまぁとにかく落ち着かない。
無理にブン回すと、オイル警告灯が点滅し、車両本体側からも異常をお知らせしてくれます(笑)
(警告灯はエンジン切ると消える)
とりあえず思いつく範囲で対応してみましたが・・・
・オイル交換
→交換直後は多少調子良い(ような気になる)が、結局変わらず。
・フィルタも交換
→同じ
・後付油圧計のセンサ交換
→誤検出ではなかった
・故障診断&ECUリセット
→エラーコード P1684 メタリングオイルポンプ ポジション回路信号異常
(クーリングファンのやつはファンコンの強制起動のせいなので関係なし)
車両本体側でも異常を検出していることを確認。
リセットしても直らず。
・メタリングポンプ周辺のコネクタ緩みなど確認
→いつもの某店ですげー頑張って確認してもらうも異常なし。
・・・まぁこんな簡単なことでは直らないレベルということは推定できました(笑)
こんな状況に対し、ディーラー側の見解としてはオイルポンプの故障と推定。
潤滑系のフロー図を出してもらって説明してもらったところ、社外の油圧計はオイルフィルタの後あたりについてて、正常動作しているだろうことはセンサ交換した結果からも確かだと思われる。
油圧がゼロを示すということは当然メタリングポンプ側の供給も止まるので、異常として検出される。
(ちなみにメタリングポンプってのはエンジン内部にオイル噴射するポンプです。手前のOCVってのはOil Control Valveで供給油量のコントロールをしている装置)
オイルクーラーが詰まっていたとしても、バイパスはあるので、油圧が上がらないということはオイルポンプの故障の可能性が極めて高い・・・という感じ。
うーむ・・・確かにミラージュの時にも12万キロくらいの車検時にオイルポンプをリビルト品に載せ換えたもんなぁ・・・と、なんとなく自分のイメージとしてもそのくらいで壊れる可能性のあるものと認識はあったので、説明にも納得。
じゃあオイルポンプを交換すれば直るじゃん!
といきたいところなんですが・・・そこはロータリーの特殊性・・・
オイルポンプは14番の部品らしいんですが・・・
見ての通り、エンジンとほぼ一体の部品になっちゃってるとかで、交換にはエンジン降ろし、分解が必要。
エンジン分解となると、ディーラーでは対応できず、専門の工場へ依頼しなければならないそうです。
当然ながら工賃はエンジン積み降ろし、分解組立て・・・ってそれほとんどオーバーホールじゃん!
オーバーホール級の修理内容だけど、直るのはオイルポンプだけ・・・
もしメタリングポンプ側とか、他の原因だった場合はやったことが全て水の泡・・・
(他のも点検すりゃいいことなんですが、それこそオーバーホール同等の内容になってしまう(^^;))
と、いうわけで、覚悟を決めて・・・
たまさの、エンジン載せ換えるってよ
ええ、どうせ遅かれ早かれこうなることは予想してましたからね・・・
コンプレッションの値は規格値割ってるし、エンジン始動性も悪くなってきてるし、燃費は落ちてきてるし・・・と、丁度良い頃合だったのかもしれません。
10万キロ・・・酷い話では6,7万キロが寿命なんて言われてるロータリーで12万キロまでスポーツ走行してこれたんだからまぁ頑張ったほうでしょう。
ちなみに載せ換えるリビルトエンジンは純正品ではちょっと面白くないということで、マツダ系チューニングメーカーのKnight Sportsのものを採用予定です。
と、言っても純正コンピュータが扱える範囲で限りなくノーマルに近いもので!とリクエストしたので、そんな劇的にパワーが上がるわけではありませんが、耐久性、信頼性共に素性の良いノーマルエンジン以上の性能にはなるようです。
もっとスゴいエンジンやショップとかも探そうと思えばあるんですが、わざわざ遠方まで出向く気も起きず、なにより正規ディーラーでも取り扱うくらいの品質を持っているKnight Sportsの信頼度なら無理にリスクを負わなくても十分かな?と。
サーキットよりも街乗りやジムカーナがメインの自分には無駄にパワーあっても使いどころ無いですから・・・(^-^;)
そんなわけで、当面の間、エイトちゃんは長期入院することになりました。
結局Knight Sportsも今は在庫のエンジンが無いということで、降ろしたやつを発送してリビルトとなるため、納期はちょっと長めなんですが、他人のエンジンではなく、自前のものが蘇って帰ってくるというのはちょっと嬉しい(笑)
(これは果たしてリビルトと言っていいのか?w)
完成したエンジンは専用の装置でしっかりと慣らしをしたうえで出荷となるようなので、積んですぐにスポーツ走行もOKなようです。
さすがに多少は様子見しますが、早ければ10月頃には現場復帰となる予定。
主戦場だったビ筑のシリーズ戦からリタイヤしてしまうことは残念ですがこればかりは仕方ない・・・
皆が優勝かかってピリピリしてる最終戦の現場を荒らしに行ければ今年は満足かな?(笑)
(ハンデ0.5秒消えないけど・・・)
車両にダメージの大きい真夏を安静に過ごして、しっかり治療に専念したいと思います。
そんなわけで、しばらくモータースポーツ活動は自粛となりますが、復帰の際には暖かく迎え入れてください。
そして生まれ変わったエイトちゃんの速さにビビってください(笑)
(コンプレッションの比率から推定するに現在は最高出力の20%引きくらいにはなってるはずなのでw)
それでは皆様、またサーキット、ジムカーナ場の現場でお会いしましょう。
そして・・・油圧計は付けておいて損は無いですよ(笑)
※余談
今回のトラブル原因について、走行距離ももちろんなんですが、なんとなくトドメになったのは
これかなぁと思ってます。
ブリヂストン走行会の時にもちょこっと書きましたが、走行会に挑むのに、これの修復剤入ったまま全開にしちゃったのが原因かなぁと・・・(^^;)
しっかり街乗りで慣らして、オイル交換済ませてから走行会に行けば良かったんですが、暑い日に油温アラート鳴るくらいまでブン回しちゃったら何かしら変性してもおかしくないですよね・・・
(これに限らずMicr●ronとかMet○lizerみたいなのは入ってる状態でブン回しちゃいけない気がします)
モノとしてはちゃんとロータリーでの実績もあるものなので、普通に使う分には心配ないとは思いますが、こういうこと言ってる人もいるよってくらいの感じで取り扱いには注意して頂ければと思います。
ちなみに、走行会でやらかした後のコンプレッションの値はこんな感じでした。
(測定時オイル:NUTEC ZZ-01)

フロント側

リヤ側
前回測定時のブログ
比較
フロント側
1室:660→660
2室:650→640
3室:640→630
リヤ側
1室:710→700
2室:700→710
3室:690→690
ちょっと落ちてるけど誤差範囲といえば誤差範囲。
もしかしたら油膜切れたときにゴリっといったのかも。。。
これをどう受け取るかは皆さん次第ですが、まぁ一応はシチュエーションが明確になってる状態での話しの一つとして参考にして頂ければ。