夏の暑さが和らぎ、少しづつ秋の訪れを感じさせる今日この頃。
私、たまさの。常夏のマーライオンの国へお仕事で飛ばされました。。。
滞在予定は約2ヶ月。
実は去年の11月にも2ヶ月ほど来てるので2度目の長期滞在です。
車好きなのに車乗れないわ結構そこらじゅうでスーパーカーが走り回ってるわで生殺し状態がしんどいです(悶絶)
空港の広大な敷地を脇目に「ジムカーナやりたいなぁ・・・」とぼやく程度には既に目が死んでますが、ぼやいたところでしょうがないので、前回行けなかった所とか週末を楽しむ方向で頑張って2ヶ月乗り切ろうと思います。
今回はF1の時期にも重なるしね!
では、某ジムカーナ仲間の中にも近々シンガポールに出張する人がいるようなので、ピンポイント爆撃的に簡単に紹介をば。
(写真は前回来た時のもの)
■気候とか立地とか
御存知の通り、マーライオンで有名な赤道直下の小さな国、シンガポール共和国。
位置的にはマレー半島南部、ユーラシア大陸の最南端で、羽田or成田空港から約7時間。
日本との時差は-1時間で、土地面積は東京23区くらいしかありません。
赤道直下ということで気温は年中30℃近くとめっちゃ暑いです。
・・・が、そんなお国柄か、建物の中は冷房ガンガンで冷え冷えなので長袖を忘れると凍死するくらいに寒いです(苦笑)
湿度高い日のバスやタクシーなんかは窓の外が結露します(マジ)
南国だと思って油断すると寒さでやられるという不思議。
お願いですからホテルの清掃員さん、僕の部屋の設定温度を5℃(風量MAX)に設定して出て行かないでください。。。
春秋物くらいの厚さの羽織りものがあると丁度いいですね。
■言葉とか

公用語は英語。
これはある意味アジアの国の中でも有利なところ(?)
意味が分からなくてもなんて書いてあるか、どんなスペルなのかが分かれば検索なり確認なりできますからね。
街中の看板には中国語やヒンディー語なんかも書かれてますが、大体英語併記なので、ある程度の英語知識があればそこまで困るようなことは無し。
会話?イエス、ノーとハロー、サンキューが言えれば大丈夫でしょ!(←実際自分がそのレベル
あとは雰囲気とジェスチャーで頑張れ!
■お金とか

通貨はシンガポールドル。(S$)
米ドルよりちょっとレート低めですが、円安になりつつある現状では1Sドル約80円で、それなりに物価も高いので生活費は結構かかります。
ラーメン屋でラーメン一杯約15Sドルくらい。
ローカルフード屋とか行けば5Sドルくらいで食事できますが、味、雰囲気のハードル高め・・・
煙草吸いな自分は一箱12Sドルと日本の約2倍以上の出費は痛い・・・
日本の消費税みたいなGSTってのが別途7%かかるので油断してると結構持って行かれます。
ただ、チップ文化は無いので余計なこと考えなくていいのは自分みたいな海外旅行初心者には優しいところ。
両替所もそこらじゅうにあり、ATMでは日本のキャッシュカード使ってSドルでの引き出しも出来るので持ち合わせが無くても結構気軽にやっていけます。
クレジットカードも普及していて、そのへんのコンビニや飲食店でも使えるのは便利。
ATM引出しや日本のクレカ払いだとレートがあんまり良くないらしいので多用はしないほうがいいですが、大量の現金持ち歩くリスクよりはマシ?
■文化とか
国民的に中国、マレーシア系の人が多めですが、インド、欧米系の人もいてかなりバラエティに富んでます。
やはり元イギリス植民地ということもあってか、見た目はアジア系でも習慣は欧米系になるんでしょうか?
第二次大戦時に日本の占領下にあったという悲しい過去もありますが、国の政策としてルックイースト政策(戦後に発展を遂げた日本を見習おう)という方針もあってかなりの親日国です。
日系のお店も多々あり、日本人だと分かるとフレンドリーにしてくれる人も多いです。
先人の努力に感謝しなければ。

よく「シンガポールではポイ捨てすると捕まる」とか「ガム噛んでると捕まる」とかいう噂がありますが、これはマジです。
そもそもシンガポール国内じゃガム売ってすらいません。
市街地は数十メートル間隔で灰皿付きのゴミ箱が設置されててかなりゴミには気を使っている印象です。
・・・郊外の方だとそうでもなく、普通にポイ捨てもあったりするんですが、それでも日本に比べれば少ない方。
日本だと大きなバイパスの合流のあたりとか酷いですもんね・・・
そういったあたりは見習わなくては。。。
あと、イスラム教圏の人も多いので、食事には注意が必要です。
敬虔な信者の人はハラールと呼ばれるお浄めのされた食器や食材でないと食事をしてはいけない決まりがあり、それらは信者でない人でも普通に食べられるんですが、普通の食器と一緒に混ぜてしまったり、ハラールのされていない調味料を使ったりするのはご法度。
日本だとあまり宗教的なものには縁がありませんが、多民族が暮らす国ではしっかり意識しないと。
■食とか

基本的に外食に出ればなんでもあります。
日本食ブームもあったようでそれなりにちゃんとした日本食屋も結構あり、ラーメン屋もそこかしこに。
バカでかいピザやハンバーガーで欧米気分を味わうも良し。
マンガやアニメのお嬢様が嗜んでいるようなハイティー(アフタヌーンティー)なんかも街中の小洒落た喫茶店に行けば普通に楽しめます。
ですが、やはり旅の醍醐味はご当地メニューだろ!という方はホーカーと呼ばれる屋台へどうぞ。
ローカルフードはやはりアジアンテイストが色濃い感じで香草やココナッツミルクを使ったものが豊富。
・・・たまさのはどっちも苦手&社食がそういう系なのであんま行きませんが(苦笑)
中でもラクサと呼ばれるココナッツミルクを使ったシーフードヌードルは名物で、カトン地区は環八のラーメン屋並のラクサ激戦区となっています。
街の飲み屋なんかだと、ハッピーアワーと呼ばれる時間帯が設定されていてビールとかワインが安く飲めるので飲みに出るならその時間帯が狙い目。
ご当地ビールのタイガービールや有名なカクテル、シンガポールスリングなんかも本場の味でオススメ。
■総評
観光スポットも豊富で治安も良く、簡単な英語さえ分かればそれほど苦労することもなく回れるこの国は海外旅行初心者にはもってこいな印象です。
土地が狭いので、その気になれば1週間程度でも大体のところを堪能でき、SIMフリーの端末があればgoogleマップ片手にバスや徒歩でリーズナブルに散策も可能。
アジアンな空気を味わうもよし、欧米的な雰囲気を味わうもよし、中東的でオリエンタルな世界を堪能するもよし、人によって色々な楽しみ方ができる欲張りな国だと思います。
海外旅行をお考えの方は案の一つとしてシンガポールを入れてくれるとちょっと嬉しい(笑)
具体的な部分に触れないぼやっとした記事でしたが、興味を持っていただけたら今すぐシンガポール観光協会のページへアクセス!
皆様のお立ち寄りをお待ちしております(笑)
仕事したくねーなー・・・(遠い目)