F1シンガポールGP生観戦

今回の出張ではタイミング良くF1シンガポールGPの時期にバッティングし、せっかくなので生観戦しに行ってきました。

正直F1はあんまり興味ない人なので立ち見のやっすい券でいいかなぁと思っていたものの、動きだしが遅かったせいもあって残念ながら立ち見の1日券は既に完売･･･
売れ残りの中で一番安いのはベイグランドスタンドの3dayパスってことで、多少値は張るもののイキオイで購入。
現地購入だと300S$と、それでもF1チケットとしてはかなり安いほうではないでしょうか？
(ちなみに立ち見の1dayは80S$しないくらい)
ガチのF1ファンには怒られそうですが、にわかの癖にそれなりにいいポジションからの観戦です(笑)



金曜のフリー走行は残念ながら仕事で見れませんでしたが、それ以外はばっちり。
専用ストラップも無駄に3本付いてきてそれだけでもお土産にできそう(笑)



F1ファンなら御存知の通り、シンガポールGPは実際の市街地の道路を使ったナイトレース。
一般道なのでかなり路面は荒れてて道幅は狭く、エスケープゾーンもほとんどないテクニカルでトリッキーなコース･･･しかも見辛い照明光の下をブッ飛ばして走るなんて正気の沙汰とは思えません･･･
F1ドライバーってやっぱり異次元の存在です･･･

※以降の写真は予選と本戦ごっちゃです。


市街地レースってことでドライバーだけでなく、観客も移動が大変(笑)
交通規制入ってるので最寄りのバス停や駅から席まで徒歩で移動。
観客席最寄りのゲートで荷物チェックやらボディチェックを受けてようやく入場です。
･･･しかし入場してからもまた遠い･･･



席に向かうまでに露店もちらほら。
公式グッズ販売店から飲み物の販売店、中でも目についたのがサバイバルキットと書かれた耳栓と雨合羽の販売。
F1観戦はサバイバルやでぇ(笑)



コース内ではスタッフが打合せ中。
しっかり設備の整ったサーキットと違ってこういう所じゃスタッフも大変だろうなぁ･･･







ようやくたどり着いたベイグランドスタンド。
右手には高層ビル群(遠目にマーライオン)、正面にはマリーナ・ベイ・サンズ、左手にはシンガポールフライヤー(大観覧車)と夜景も充実。
F1開催に合わせてレーザーで光ってたり、ビルの壁面にF1マシン風の照明が写ってたりとなんかそれだけでも満足してしまいそう。
コース的には短いストレートの部分なのでマシンはあまり見えないところですが、コーナー手前の競り合いなんかのアツい展開も見れたりするので悪いポジションではありません。



ナイトレースのせいで写真撮影は超ハード。
ケータイじゃまともに写らず、相棒のコンデジさんでも追尾フォーカスが合わないと残像出まくり･･･
こういう時いいカメラ持ってる人が羨ましい･･･

決勝の様子

やっぱり今年の1600ccターボはF1ぽくない音だなぁとか思いつつも近場で聞くと結構な迫力。
ただ、低速走行時のノイジーすぎる音はちょっとなぁ･･･と個人的な感想。
コーナー手前での音が各車違うのはちょっと面白かったけど。

レースの方はスタート直後にロズベルグがマシントラブルで発進できなかったり、小林可夢偉もリタイヤと波乱の幕開け、中盤もフォースインディアのフロントウイングが接触でもげてセーフティカーが出たりと激しい戦い。
ラストの方でタイヤ交換の作戦に出たハミルトンをベッテルが追い抜くものの、新しいタイヤの力で抜き返すハミルトン。
後ろの席の人は「Go！！ハミルトーン！！！」と大絶叫、ベッテルファンの落胆とハミルトンファンの歓声で会場は大盛り上がり(笑)
ハミルトンはそのままぶっちぎりのトップ独走でメルセデス優勝！

ほとんどは会場のモニター越しでの観戦ではありましたが、中々にアツいレース展開と外国人の皆様の熱狂的な歓声によって、F1好きでないとか言っておきながらかなり楽しんでました。
やっぱりたくさんの人と見るのは盛り上がりますね。

レース終了後は花火も上がってウイニングランはお祭り状態。



こういう派手な演出はいかにも海外って感じ。
なんにせよいい経験ができました。


F1のおかげで車乗りたい欲がヤバいことになってきてますが、出張日程もそろそろ折り返し地点。
帰国したらどっか走りに行きたいなぁ。。。

愛機のロータリーサウンドに思いを馳せつつ、明日からのお仕事も頑張ろうと思います。