にっこにっこにー!!
長いシンガポール出張から帰ってきました。
が、来週からまた出張・・・たまさのDEATH。。
そんな国際社会で戦う現代人に不足しがちな栄養素「クルマ分」を補うためにオートパラダイス御殿場で開催されたカート大会「ニコニコバンバンカップ」に遠征してきました。
なんか某動画サイトみたいな名前の大会ですが、ニコニコレンタカーとレーシングドライバー 番場琢 選手主催のちゃんとした大会です。
レンタルカートを使用した初心者歓迎のゆるーい大会・・・という触れ込みのもと、NoLimitのむさし屋さん、やんかどさん、ガーコーさん、槍騎兵のTA-MAさんに、助っ人として入ってもらったDDHさんとオフ友人を含めた連合チーム「NoLimit×槍騎兵A、B」として2チーム編成でエントリー。
勝ちに行くというよりは、とにかく楽しむことを第一として参加しました。
・・・大体たまさの、レーシングカートなんて初体験ですし。。
コースは屋外型の1周約1kmのカートとしては長いコース。
梅雨前線直撃の予報でしたが、運良く午前中は小雨で午後からは曇りと、悪くないお天気です。
レースのほうは午前中に全員参加のスプリント、指定タイムにどれだけ近いかを争うターゲットタイムトライアル、午後からは各チーム1本のパイロンを自由に設置してジムカーナ風のコースを作って走る「お邪魔イロン最速決定戦」、70分耐久×2本ととってもバラエティ豊か。
全日本で活躍中のガチなチームも参戦してたり、レーシングドライバーの中山雄一選手がエントラントとして参戦してたりと「全然ゆるくねーじゃねーか!」とツッコミたくなるハイレベルな大会ながらも、皆が楽しめるイベントになるようにとの工夫を感じました。

中山さん&番場さん 思ってたより面白い人達でした。
さて、いつも通り(?)前置きが長くなりましたがレースのお話。
まずは練習走行。
カート初体験の自分としては、どんな挙動を示すのか分からない乗り物でのコースインはかなりドキドキ(笑)
ある程度は予想してましたが、ラフな操作をすると一瞬でスピンするシビアな挙動。
ヘヴィーウェット路面にスリックタイヤという組合せのせいもありましたが、とにかくスピンしまくり(苦笑)
ミスした時にはマ○オカートってリアルだったんだなと感じるくらいその場でクルンっと回ってしまいます。
ブレーキもリヤ側のみなので、ある意味サイドブレーキだけでコースを走ってるような感覚。
踏まなきゃ曲がらないし、強く踏みすぎると回っちゃうし・・・これは難しいぞ・・・
数周を走って、なんとかスピンしない程度に車体をスライドさせながら走らせる感覚にも慣れてきたものの、スライドのさせすぎで失速すると立ち上がりでめちゃめちゃ遅く、重いステアリングを正確に操作するのは1周を完走するのにもかなりの体力と集中力を使いました。。
如何にパワーをロスさせずに走りきるか・・・モータースポーツの基礎とも言える部分を改めて痛感。
カートがプロレーサーの登竜門なんて言われるのにも納得です・・・
DDHさんが撮ってくれた参考動画(笑)
いつものデジカメにSDカード入れ忘れてて使用不能、アクションカムはヘルメットの曲面には吸盤ではくっつけられずと、今回はいつもより映像少な目です(^_^;)
バカがホームストレートで無駄にアピるだけのしょーもない動画ですが、楽しんでるのは伝わるかな?(笑)
普段と違ってピットから仲間が見守っててくれるって感覚はちょっとだけ安心感がありますね。
同じくカート初体験のDDHさんも最初は苦戦してたものの、やはりジムカーナ経験が生きてるのか数周でかなり乗りこなしていました。さすが!
オフ友人・・・と書くのもビミョーなのでとりあえずジャンボとしておきますが、モータースポーツ経験の無い彼も多少のスライドにも動じずアクセル全開で走れていてなかなかいい感じ。

よつばと!のジャンボに似てると某氏に言われて「確かに」と思ってしまいました(笑)
(サイズもそうだけど、言われてみると顔も似てるかもしれない(笑))
NoLimitメンバーはカート経験ありなのでカートやコースの状態を確認しながら既に攻略開始。
自分は走りきるのが精一杯だっただけに、まだまだ格の違い(?)を感じました(笑)
練習の後は8周勝負のスプリント。
天気は小雨に霧と良くないものの、ちゃんとグリッドに付いてからのスタートはテンション上がります。
なんとか無事にスピン無しで完走できたものの、結果は下から5番目くらい(リザルト貰ってない)
ペダルを使って曲げていく感覚はなんとなく分かってきましたが、まだまだライン取りや攻略の組立てはイマイチで、追越しのような駆け引きの必要なレースとなると難しい・・・
あ、そういや普通の4輪でもタイムアタックばっかりでレースってのは初体験か(笑)
慣れてる方々は追い越した後にハンドサイン出してくれたりと、熱い走りながらも紳士的でカッコイイ。
何名かを追い越す機会もありましたが、そういう余裕もない自分は黙々と走っちゃってました。。。
そういうマナーももっと勉強しないとなー・・・
その後のターゲットタイムトライアルとお邪魔イロンは代表者1名のレースだったので、同じチームとなったDDHさんと やんかどさんを選出。
ターゲットタイムトライアルは目標タイムの約1秒差という好成績をDDHさんが叩き出してかなりの上位獲得、お邪魔イロンもトップドライバー相手にやんかどさんが善戦し、耐久レース前にはAチームはランキング中位くらいまで食い込めた状態。
これは頑張ればワンチャンあるかも!?
そんなテンションに応えるかのように天候も回復。
完全ドライの良コンディションで耐久レース1本目はスタートしました。
ケータイ撮影の参考動画
やんかどさんからバトンを受取りいよいよコースイン。
午前とは打って変わってグリップの効くドライ路面はペースも上がって楽しい!
ペースが上がった分、コーナーの横Gやらステアリングの反動、振動で肉体的ダメージもUPしましたが、少しずつカートを操ることが出来ていく嬉しさもあってダメージなんてなんのその。
・・・いや、ゴメンwわりと握力限界でプルプルしてました(笑)
それでもなんとかスピンもなく、タイムは遅いもののコンスタントに走りきれたので満足でしたが。
とは言っても遅いメンバーを抱えての長期戦ではやはり分が悪く、ランキングは下位に転落。
チームの皆さんには申し訳ないですが、こればっかりはしゃーないと思ってもらうしか・・・(^^;)
耐久2本目ではコンディションの良いカートを引き当ててコーナーも直線も1本目より好調。
レンタルカートだと多少そういった個体差もあるのでマシンを見極められる眼力も必要ですね。
それでも一応は全員同じマシンなのでテクニックの差は打ち消せるほどではありませんが・・・
不調なマシンを引いてしまったはずのBチームのガーコーさんとバトルになる展開もありましたが全然追いつけなかったもんなぁ・・・後半ではスタミナ切れでスピンしたり雑な走りになってしまったりとボロボロ・・・
そんなこんなで全日程を終了しての結果はランキング下位のまま。。。
もちろん悔しい思いもありますが、自分としてはかなり充実した内容でした。
次にカートやるときはメンバーに恥ずかしくない走りが出来るよう頑張ろう!
自分含み初心者組が足引っ張っちゃってたのは分かってますが、それでもフォローしてくれる仲間がいて、パドックからの応援が伝わってきて、カートに乗ったままハイタッチを交わして・・・と、チーム戦の素晴らしさをとても堪能できたイベントでした。
こういうのって・・・なんかいいよね(笑)
筋肉痛で体バッキバキですが、またよろしくおねがいしまーっす☆
※私信
また今週末から2週間シンガポール行き・・・
楽しみにしてたビ筑第3戦に参加できないのが悔しいので、帰ってきたら桶川、平塚あたりに遊びに行こうと思います。