早い人は既にゴールデンウィークに突入したっぽいですが、自分はほぼほぼカレンダー通り。
割引レスな高速料金にがっかりしながらもジムカーナウィークの一端を味わうべく筑波サーキットまで出かけてきました。
と、いうわけでビ筑第2戦。
前回2位入賞からの第2戦ということで、シリーズランキングもワンチャン狙えそうなシーズンなので気合入れていきます!
雪の心配も無くなった今回からはいよいよロドを本格投入。
タイヤは先日エビス東で使い切ったAD09に代わり、Valino VR08GP neumaを装着。
いわゆるバリノのTW200というやつで、過去に使ったことのあるVR08GPから溝が深くなってライフ延長&構造変更で性能アップというやつなようです。
前作の無印VR08GPはRE71R(RSじゃない)っぽいような使い心地でわりと気に入っていたので、おそらく今回もドライバーとの相性は悪くないと期待。
加えてジムカーナスペックなAZURさんとこのスーパーオーリンズも加われば鬼に金棒!馬子にも衣装!(違)
まずは前日練習会から新作アイテムのシェイクダウンといきましょう。
前日練習会コースはかなりショートであっさり目レイアウト
高速で気持ちよく走れると思わせながら、いい所に規制パイロンがいて素直にはアクセル踏ませてくれない嫌らしいコース。
かといって踏まなきゃ勝てないがゆえに進入と脱出の組み立て方には悩まされます。
・・・最近多いなこのパターン。
まぁまずは特に深く考えずえいやーで突っ込み、脚の動きとタイヤ性能をチェック。
脚の動きは言わずもがな非常に良好で、インフォメーションもしっかり伝わるし、どったんばったんしていた今までが嘘のようにスっと力をいなして地面に吸い付く感覚。
特に深いターンからの立ち上がりトラクションは感動もので、かなり早い段階からアクセル開けて行けるので、めちゃめちゃ前に出ようとする脚という印象を得ました。
一方タイヤのほうは・・・うーん、普通w
コスパ考えたら悪くないには悪くないんだけど、イマドキのハイグリップタイヤとして考えると特に感動するような性能ではないかな。
縦が強いタイヤという評判ではあったけど、おろしたてのシバ280と比べると縦横満遍なく弱めで、一歩及ばずな印象。
それに加えて熱はやや入りにくそう?ちょっと今の状態だとキャンバー足りて無さそうな温度分布だったので、これに関してはもうちょい合わせ込んでみてですね。
コントロール性は良好で、溝の深さでグニャグニャするのを警戒しましたが、そんなこともなく、乗り出しからわりと安心して攻めていけました。
ロードノイズがシバに比べたらだいぶマシなので、履きっぱなしタイヤとしても合格点。
総じてサーキット寄りのオールラウンダーな印象のタイヤって感じで、キャラクターとしてはAD09と似てるかもしれません。
もっと過激な味付けを期待してたんですが、思ってた以上に優等生な性能でした。
装備の面では言い訳出来ない性能となった今回の走行。
タイムとしては悪くはないんだけど、頭カラッポで走った走行からアレコレ試行錯誤しても代わり映えしない状況で、攻略はちょっとお悩みモード。
午後から少し頭を切り替えて、ガッツリ減速を意識したスローイン、ファストアウトを意識した走りにしてみたらどうやらこれがブレイクスルー。
先日サーキット走行にて感じたロドのブレーキの効かなさはジムカーナ場でも同様だったようで、エイト比でかなり強めにペダルを踏み込むようにしたら一気にタイムアップできました。
なまじエイトが車両特性としても、チューニングとしても、ブレーキがっつり効く仕様ゆえにドライバーの甘えが出てたのかもしれません。
そんなこんなで攻めるポイントとしても、鍛えるべきポイントとしても新たにブレーキと言う課題を得た練習会。
この経験を生かせるよう本戦に挑みます。
そして翌日の本戦当日。
今まで経験のないラストいっこまえゼッケン、しかもキリ良くNo.100。
今回から新たにスポンサーのBS様から提供された公式戦ゼッケンが映えますね。
コースの方は前半部分は練習会と同じレイアウト。後半に桶川ライクなオフセットスラロームと最終2本巻に変更って感じです。
歩いてみた感じ、前半部分は前日練習会よりも規制パイロンがゆるめに配置されて自由度アップでよりスピードが乗りそうな感じ。
後半の桶川ライクな部分は得意分野なので心配ないですが、ロドでの卍アタックは少々経験値不足なところもあるので、サイドの引き加減に注意しながら攻めたいと思います。
前日同様、スローイン、ファストアウトを意識して挑む一本目
全体的にわりと綺麗にまとまり、順位は3位で折り返し。
我ながら目立った修正点が見つからず、強いて言えばサイドを使った走りの部分をもうちょい精度上げられるかどうかというところ?
なまじ小綺麗に走れてしまうと次の一手に悩みますね・・・
2走目のタイミングには日差しが強まり、路面温度は一気に上昇。
これはほっといてもタイム上がりそうなやつですが、それは当然他のエントラントも同じわけで、チャンスをしっかりモノにしないといけません。
待機の間にターゲットタイムは1秒ほどアップ。
果たして届くのか?
外撮りミスったっぽいので車載のみ。
グリップ上がるだろう運転のツケで見事に突っ込みすぎてどアンダーの開幕。
出だしでコケると焦りがちな今日この頃。ついついリキんであちこち小さなミスを重ね、せっかくのグリップ上昇を無駄にしてしまい1走目からタイムダウンでフィニッシュ。
結構悔しいなぁコレ。
2走目での挽回ならず、1走目の結果から間に1台割り込まれ、リザルト4位で終了となりました。
なんとか入賞圏にはしがみ付くことができ、シリーズランキングはおそらく2位を継続。
例年の入賞ボーダーラインの人から表彰台ボーダーラインの人にステップアップできたって感じでしょうか?
まだ1位とのポイント差はそこまでついていないし、今シーズンは案外イケてしまうのか?
ここまでアドバンテージを持ってのスタートは過去にないだけに、今後の1戦1戦を大事に戦わないとですね。
というわけでビ筑第2戦、オフィシャルの皆様、エントラントの皆様お疲れ様でした。
次回は6月。梅雨のシーズンになりますが、きっと晴れてくれると信じて次戦を楽しみにしていようと思います。