オイルクーラーパッキンetc交換（３）

オイルクーラーやアダプターの各パッキンを交換しながら部品を取り付けていきます。

写真はアダプターとエンジンブロック間のプレート状のパッキン。

古いものは、ゴムの部分はまだ大丈夫そうですが、プラスチック部分が何ヵ所か割れていました。

こちらはオイルクーラー周りのOリングセット。

ちょっとこの時点で違和感がありました。

違和感の正体はこれ。

複数のOリングがありますが、アダプターに付けるであろうOリングと、オイルクーラー取り付けボルトのOリングのサイズが明らかに違います。
ボルトのOリングに至っては色も違います。

その他のOリングも比較してみました。

同梱されていた説明書の通りに付けようとすると、やはりサイズが異なります。

こちらが説明書。

Oリングの数は合っていますが、説明書の通りに使おうとするとサイズが合いません。

部品を発注した業者さんに写真を送り確認してもらったところ、Oリングセットの袋に書かれた品番は合っているものの、内容物が違っているとのことでした。

既にクーラーなどの部品は外してしまっており、今から正しい物を発注しなおしても10日ほど掛かってしまうとのことです。

GW中ではありますが、さすがに休みも終わってしまいます。

見た目ではOリングに明らかな劣化は見られないので、ブロックとアダプター間のプレート状パッキンのみ交換して戻すことにしました。

写真はアダプターにプレート状パッキンを仮置きしたところです。

この向きでエンジンブロックに取り付けるため、この状態で穴にボルトを通してパッキンがずれないようにして、取り付けます。

アダプターをエンジンに取り付けました。

古いパッキンには割れがあったので、オイル滲みはここからだったのかも知れません。
だったら、Oリングはまだ使えると思うので、そうであって欲しいところ。

オイルクーラー、フィルターを取り付け、エンジンオイルとクーラントを入れ、クーラントのエア抜きをしたら作業終了。



オイルやクーラントの漏れがないか、しばらく様子を見ます。

まだオイル滲みが続くようなら、直ぐに再発注し、大丈夫そうなら、再発した時に発注すれば良いかと思っています。