・車体の傾きを数千分の1秒単位で自ら感知し自立することが出来る
・AIと二つのカメラの搭載によって、呼びかけると近づいてくる機能も備える(笑)
ミリ波レーダーと単眼カメラによる自動ブレーキを開発しているようですが、記事によると自動車の自動ブレーキより高度かつ複雑なシステムになるため、まだシステム仕様の検討段階のようです。
そりゃ、自動車並みに危険を検知した瞬間、急ブレーキが効いたら高確率で転倒しますよね。
バイクメーカーは努力はしているようですが、自動車がレベル3まで到達しようとしているのに対し、
未だレベル1のしかも研究段階というものでした。
そもそもバイクは二輪で不安定なうえ、車体を傾けることで成立する運転をA.Iで完璧に制御するのはめちゃくちゃ難しいのは容易に想像できますし、
車体を傾けた瞬間の自動ブレーキやレーンキープアシストの介入・・・
出来る・出来ないの前に考えただけでちょっとゾッとします。
レベル3の「ハンドルを握らなくてもイイよ」も恐すぎますよね。(笑)
更に気になってしまったこと。
①このまま車のの自動運転技術が順調に進み、公道を走る全ての車が完全自動運転化されたたとしてもバイクの技術は追いつがず存在が厄介者にされ、完全自動運転実現のため市場から駆逐されてしまうのでは?
②仮にレベル5が可能であっても趣向性の高い乗り物であるバイクにレベル5の自動運転を装備した時、果たしてそのバイクに魅力はあるのか? 売れるのか?
③多分多くの人がこの点について疑問を持っている筈なのに話題にならないのは何故か? 自動車に比べ死傷事故率が圧倒的に高いバイクについて何故誰も触れようとしないのか?
さて、バイク・バイクメーカーの将来はいかに?
車は左側を走るのか、右側を走るのか、結構重要な決め事と思われますが、各国バラバラですよね。
↑赤が右側通行、青が左側通行
ご覧の通り右側通行が圧倒的に多いですね。
左側通行の理由・右側通行の理由。
結構知られている話ではありますが、しばしお付き合い下さい。
【左側通行】 70の国・地域
日本以外で有名なのはイギリス。
これは14世紀ローマ教皇が「左側通行にする」と決め、それがそのまま受け継がれています。
(イギリス以外の多くのヨーロッパ諸国が何故現在は右側通行なのかは後ほど・・・)
他の左側通行はかつてイギリスの植民地であった国が多く、オーストラリア、ニュージーランド、インド・南アフリカなど。
日本は江戸時代のころ、道を歩く際右側を歩くと左腰に差している刀のさや同士がぶつかり、「武士の喧嘩の種」によくなっていたようで、無用な争いを避けるため左側を歩くことが慣習となっていましたが、車が走る明治時代に入ると、同じく左側通行のイギリスと友好を深めるために、左側通行を正式に交通法として定めたそうです。
そんな日本も第2次世界大戦敗戦後に米国から「自動車を右側通行に変更せよ!」と迫られるピンチ?がありましたが、道路上の施設変更やバスなどの乗降口の変更などに天文学的な財政支出を要するため、猛反対。 現在に到ります。
【右側通行】 160の国・地域
現在のスタンダードである右側通行ですが、先ほどの謎解きです。
かっては殆どのヨーロッパ諸国やアメリカなど、多くの国が左側通行でした。
馬車も基本左側通行だったようです。
その理由として
・世界人口の約9割が右利きであり右利きの場合、左側の空間よりも利き手の右側の空間が広くなるようにした方が自然である、
・右ハンドルはギアチェンジの時利き手の右側をハンドルから手を離すことなく操作出き優れている。
・人間は意識の上で、心臓がある左側が接触することを避ける本能があるため左側通行の方が精神衛生上よろしい。
などの説があるようでが、真偽は不明です。
しかし、そんな説を超越して変えてしまったのはナポレオン。
フランス革命で征服した地域の交通網開発を行う際、右側通行を法令にしましたが、征服されなかったイギリスはフランスに対抗して伝統的な左側通行のままとし、現在に到ります。
また新興国であったアメリカも独立戦争の際にフランスの援助を受けた為、倣って右側通行に変えたそうです。
何故右側通行を法令にしたのか諸説ありますが、ナポレオン自身が左利きだったからという説があり、もしそれ本当だったら
簡単すぎるだろ!!
と思うのですが、上の画像をよーく見ると左に差しているのが剣のようにも見え、
左利き説危うしか?
他説として
・ナポレオンの戦術(敵の戦力が薄くなる左翼を集中攻撃する)のため右側通行をとりいれた説
・銃社会に変わったから説(銃を構える時、目標に向かって上半身を左方向に向けなければならなく、左側に敵を回すと都合が良い)
などがありますが、どちらも現代社会の交通事情とは無縁で「争いごと」が物事を決める際の理由となっているのは世の常とは言え、何だかなあ・・・。
しかしこうやって見ると、現代社会で人間工学的に見て
右側通行のメリット
って無さそうなんですが何かあるんでしょうか・・・?
今朝通勤電車で新聞を開くと「今年の交通事故による全国死者数が過去最少となる見込み」との記事がありました。
統計を取り始めた1948年以降、今まで最少だったのは戦後まもない1949年の3970人で、今年はそれを下回る3609人(12月25日現在)だそうです。
交通事故死者数は、第一次交通戦争と言われた1970年に最悪の16765人を記録しましたが、年々減少し続け、昨年は3904人と4000人を切っていました。
これは車の安全性能向上や高齢ドライバーの事故減少(75歳以上の認知賞対策の強化と免許証の自主返納増加)などが好結果につながっているようです。
でもね・・・。
いくら減少していると言っても毎日10人は死んでいる勘定ですからとても手放しでは喜べないですよね。
政府は2020年までに2500人以下を目指すとの事なので、是非頑張ってもらいたいものです。
でもね・・・。
戦後まもない時期で、まだ道交法もなかったとは言え、1949年は異常ですね。
「1949年の死者数は3970人」とサラッと書いてありましたが、当時の全国の自動車保有台数は30万台程度で、現在の約8200万台の0.4%にも満たない台数です。
そもそも1949年と言えば、殆どの国民が貧困に喘いでいた時代。
日本の道路にはどんな車が走っていたのでしょう?
↑
トヨタクラウンの1号車ですが、これでさえ1955年1月からの販売です。
商用車とか外車がメインだったんですかね?
それにしても、たったの30万台で3970人と言うことは1事故で1人死亡&1台1事故とすると「76台に1人の割合で交通事故死者を出していた」ことになります。
<<唖然>>
実際は100~200台位かもしれませんが、それにしても酷い!
今年もあと少し。 皆様くれぐれも事故など起こさぬようお気をつけ下さい。<(_ _)>
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