
●BMW Mにまつわるエピソード・情熱
BMWとの出逢いの切っ掛けは中学校の図書館で手にした「BMW」という1冊の書籍から始まった。長くなるので多くは書かないが、独空軍のメッサ―シュミットやフォッケウルフに航空機エンジンを供給していたことから成功し、エンブレムのプロペラマークは「バイエルンの青い空と白い雲」をモチーフにしたものと記載あったのを憶えている。
丁度その頃、ヨーロッパツーリングカー選手権を(ALPINA)BMW3.0CSL/3.5CSLが制覇し、部屋に大判のポスターを貼っていたのを思い出す。
しかし、その後のドイツを中心とするモータースポーツのレギュレーションは変化。現在のDTMの前身であるグループAに参戦するMB190E_2.3-16に対抗するためのホモロゲーション車両として「E30_M3」が誕生、そして4ドア・サルーンである「E28_M5」も誕生し、こちらは「世界最速のサルーン」と称されていたと記憶している。
この頃からALPINAはモータースポ―ツ、そしてクレージーと呼ばれたパワーチューンとは一線を画し、エレガント路線へ分岐していったのである。
///M-Divisionが設立されるまでは「BMWはALPINAでなければ、、、」と思っていたが、ここで「///M」という選択肢に傾向していくことになったのであった。
前置きが長くなったが、紆余曲折あり、漸く手にした///Mは「F10_M5」。
E60のV10ほどの官能度は薄いが、V8_4.4Lツインターボから発生するパワーは560PS/69.3㎏の圧倒的なトルク。見た目は普通のラグジュアリーセダンでもRRやMR車両を追随するのは(高速では)難しくないのであった。
重量級でありながらも狙ったラインを容易にトレース出来るハンドリング、暴力的な加速とM-DCTを介したシフトダウン時のブリッピングの気持ち良さは///Mであることの高揚感そのもの。
F10_M5は街乗りから高速まで非常に快適であり、マルチユーズなマシンではあったが、ワインディングの下りはその車重が1,980㎏という数字から不得意であった。そこで///Mの系譜としてF82_M4へ繋がっていくのである。
S63_B44ほどのブリッピング時の気持ち良さは望めないが、S55ストレート・シックスはBMWらしさを感じられる吹け上がりを示す。軽くなったフロントノーズは回頭性が増し、よりクイックなコーナリング・ラインを攻めることが可能だ。これは勿論車重が△340㎏という恩恵に他ならないのも確かである。
この右足に力を入れろと言わんばかりの///Mの世界に魅せられて、気持ち良いワインディング・ロードを求めて駆け抜ける、昼も夜も、、、。
そして雨の日であっても...。
さぁ次は何処を駆け抜けようか(^^♪。
このブログは
「みんカラ×BMW M ブログコンテスト」 に関する投稿です。
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Posted at
2019/12/09 01:09:40