10年位前は自動車メーカー主催のDriving Experienceに何度か行っていたが、ここ最近は機会がなかった。BMWも青海でActiveSafety的な有料プログラムを開催しているが、実は一度も行ったことがない。気持ちはあるのではあるが、ここ3年ほど抽選に外れっ放しなのである。
アンケートQに「今所有されているおクルマは何ですか?」、Answer:昨年までは「M5」、今年からは「M4」と正直に記入しているせいなのだろうか?まぁメーカー側としては既存顧客よりも新規顧客を大事とする営業戦略ではないかと勝手に被害妄想 (^^;。
そんな中、「みんカラお知らせ メッセージ」でAudi主催のDriving Experienceの案内が送られて来た。ここでもアンケートQに「今所有のおクルマ = M4」と正直に記入したが、抽選で20名しか当選しないと書いてあるのですっかり忘れていた。
何とっ!抽選に当たってしまいました!ヽ(^o^)丿
台風5号の影響で前日の予報では御殿場方面は豪雨☔の予報。余程の事がない限り中止になることはないにしても、折角のFSW本コースに行くのでドライで走りたいと思っていた。
ピット2階に設営されたAudiラウンジから下を見ると整然と停車しているAudiのRSモデルがズラり!
今回のコース走行はR8、TT-RS、RS6の3モデルを交互に乗れるとのことであった(^^♪
朝のブリーフィングではAudiアンバサダーのエマニュエル・ピロ選手(F1時代は結果を残せなかったが、Audi×ル・マンでは5勝している)をイタリアより呼び寄せオープニング・トークを披露。
各国のインストラクターを指導するドイツ本国のインストラクターも参戦。
Japan陣はいつもの田部さん、斉藤さん、井尻さん、金子さん、飯田さん、etc.
Works仕様のR8、プライベーター用のR8などがA棟ピットにズラリと並ぶ!
ナンバープレートは本物!今回のイベントのためにドイツより空輸して来たとのこと。
と、ここまでで気合が入ってるイベントなのだろうという事が判明する。これを無償でやってしまうAudi Japan!イイね! BMW Japanも見習って欲しいものである。
FSWのレーシング・ライセンスが失効してから既に9年。その9年間一度もヘルメット&グローブは触ってなかったのでカビが生えていないか心配であったが、幸い臭くなかったのでホッとした(^^;。
サーキット走行はチームあたり4台×3チームで編成します。先導者がインストラクター、参加者3名がその後続でトレイン走行するというもの。この形式はヨーロッパの舞台のサーキットでも同じだそうだ。
走行は①R8 ⇒ ②TT-RS ⇒ ③RS6の順に各3周ずつ走る事が可能であった。
先ずは①R8のコックピットに乗り込む。※以後、グローブを付けてしまったため写真はありません。
インストラクターに「どれ位のタイムで走るんですか?」の問いに対し、「2分位ですが、皆さんのトレイン走行次第です!」とのことだったのでワクワクしながらステアリングを握ったのだが、踏ませてくれたのはストレートだけで(250km/hくらいまで)、各コーナーは安全走行であったのでガッカリ。
クリッピング・ポイントにはコーンが立てられており、無線でコースの走り方の解説を聞きながら先導車のラインをトレースするのは勉強になる。
それでもタイムは体感的には2分20秒以上であったような気がするが、R8のスタビリティの高さとアクセル・レスポンス、NA-V10の甲高いサウンドには痺れたのであった。
②TT-RS Newモデルはこのボディにして400PSらしい。個人的にはR8よりこちらの方がサイズ的にも日常的な車幅なので非常に乗り易かった。加速にしてもR8には劣るにしてもさほど遜色がないのには驚き。前のモデルと比べると剛性が高くなったのと旋回能力が大きく高まったのは魅力。サーキットでも走り易いのではないかと感じた。
③最後にRS6 前車と比べるのはワゴンだけに酷。パワー&トルクはスーパーカー級ではあるが、どうしても2トンの車重が邪魔をする。慣性モメントなのか、ブレーキ減速は出来ないしアンダーも出易い。
プログラムが終了した後はラウンジでビュッフェ・ランチ。ケータリングは麹町エリオのイタリアンであった。その場でスライスする生ハムが美味であったのでワインが欲しくなってしまうが、そこは勿論NG(^^;。 この後Sweets&coffeeを頂いて解散(^^♪
本コース走行以外にActive&Safety講習としてRS3、RSQ3を使ったスラローム、オフセット・フルブレーキングのプログラムもあったが長くなるので割愛。
元Audiオーナーとしては久々に触れたRSモデルであったが、益々進化していると感じずにはいられない。以前はフロント・ヘビィでアンダー出まくりで曲がらないクルマと評されたが、前後の重心バランスも改善され、ステアリング・インフォメーションも良くなってきている。反面レッドゾーン手前で勝手にシフトアップしまうギヤなど運転を制御してしまう姿勢は変わらないが、一般道を走る上では安全に速く走れるクルマ造りをしている。
F90M5もAWDを採用する時代ではあるが、AWDではQuattroが一歩進んでいるという事を改めて感じた1日であった。
AJ及びスタッフの対応・進行は素晴らしく、楽しく講習を終えられたことに感謝したいm(__)m。
Posted at 2017/08/09 20:06:48 | |
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