
New5シリーズの一般向け国内発表会イベント「BUSINESS ATHLETE CLUB」が昨日天王洲で開催されておりましたが、生憎所用があって参加出来ませんでした。
何となく7シリーズを彷彿させるデザインになっているみたいですが、実車をご覧になられた感想がどうであったか気になるところです。

カタログに記載されたスペックによると、540iラグジュアリーの全長x全幅x全高4945x1870x1480mm。先代が4915x1860x1475mmなので、新型は全長が30mm長く、全幅は10mmワイドで、全高は5mm低いというサイズになっている。ひと昔前だとEセグメントというよりFセグメントのサイズ感ですね。

フロントマスクで一際インパクトがあったのは現行3/4シリーズ、7シリーズと同様にキドニーグリルとフロントライトが繋がってしまったということ。これには賛否両論が分かれることになるであろうことは容易に察しがつきますが、この画像で見る限りは思ったよりは違和感がないようにも見える。
M-Sportsバンパーのせいか???

但し、スモールライトのLEDはチューブ形状で繋がれ、最近LCIが発表された3/4シリーズと同様に精悍な目つきになっている。ここはアバンギャルドなデザイン性が時代にマッチしていると思っています。また、キドニーグリルは7シリーズにも採用されている可動式であり、エンジンおよびブレーキ冷却のために、自動でフラップが開いて冷気を取り込むアクティブ・エア・ストリーム機能が与えられている。

真横から見たデザインはクルマに興味がない人であれば判別がつかないのでないか?と思えるほどヒット作であったF10を継承した非常にコンサバティブなデザインとなっている。フロントフェンダーに設置されたクローム・ラインが最新のG系モデルである事を主張している位だ。勿論ルーフラインの傾斜やトランクエンドなどボディ全体の意匠は変更されているのだが...。

リアのコンビネーションランプも最近のセダン系デザインを継承するものでビックリする程の変更点は加えられていないが、マフラー周りのディフューザは大型化されている。ここも賛否両論に分かれそうなところであるのは間違いない。恐らくFRP製であろうと思われるリアパネルもフェンザーまで大きく一体化されているのも目に付くところだ。

インテリアにおいては先代よりも上質化されているように見えるが、実車を観てみないと皮革の柔らかさや樹脂パーツの品質感は判らない。またコントロール・ディスプレイは大型化されダッシュボード組込み型から独立型へ変更となっている。メルセデスやアウディもこんな流れのようだが、PCのように高度化されたが故にメンテナンスの効率性が求められて来ているのであろう。
また7シリーズと同じくジェスチャー・コントロールも使用可能のようであるが、慣れないと使い勝手は良くないというのが740i試乗時に感じた印象。試乗時間では営業さんも含め上手く使いこなせなかった記憶があるからだ。

走行性能面では4輪操舵システムが追加、60km/h未満でフロントと逆位相に、それ以上では同位相にリア・ホイールを操舵するインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングが装備された。この機能はV36スカイラインに装備された4WASを思い出す。また540iでは4WDであるX-Driveも選択する事が可能だ。そして最も重要なのはカーボン・コアを使用した車両重量の軽量化であろう。モデルによって大小があると思われるが70kg~100kgのダイエットに成功しているのは機能とは別に大きな進化であると言える。
とは言っても実車に乗ってみないと判らないですよね。百聞は一見に然ずであって2月の2週以降には各Dラーに順次試乗車が配備されるとの事なので、早々に一度は乗ってみたいものである。
さて一方気になるのはコードネームF90が与えられている次期M5。エンジンブロックはF10と同じS63Bが採用されるらしいが、E63AMGを意識してPOWERは620PS程度になる模様だ。この強大なPOWERを路面に伝えるべくM5にもX-Driveが装備される。但し、フルタイム4WDだけでなく、スウィッチ1つでFRにも設定出来る優れものらしい。これによりダッシュ力は改善されて0-100kmは3秒台前半となる模様で現行F10より約1秒短縮される見込みだ。
そう言えばF10M5にはローンチコントロールが搭載されているが、この機能を使用するとミッション等に故障が発生すると保証対象外になる。取説に使用方法が明記されているのに保証外とは納得が逝かないのであるが、しっかりLOGが残ってDラーでも判別が可能となっている。
瞬発力強化でこの問題も解消させる見込みなのかも知れない。
MyM5の方は1年点検を終えて無事に帰還。昨年7月に発生したウォッシャー液タンク漏れ疑惑を延長保証内の無償アッセンブリ交換を行った以外はトラブル皆無。逆に故障が発生するなら保証期間内に起こって欲しいところである。
昨年の初回車検に続き整備基本料の3万5千円位で終わるはずであったが、予想外の出費になったのはバッテリーのご臨終。後日ショップ等で交換する方が安価である事は解っていたが、来週辺りはツーリングに出掛けたい気分であるため、遠方で突然バッテリーが死んでしまうリスクを考えると取敢えず交換をしておきました。
但し細かい調整事項は例によって見送り2点。「事象の発生が確認出来ませんでした」や「交換された社外パーツを純正に戻してから再診断となります」。ん~ん、ここは何とかならないかなぁ...。

法定点検なのにリアのスペーサを外すのを忘れて預けてしまいましたっ!が、黙って整備してくれるMyDラーは大好きです!(笑)
※右前方には納車待ちのM2が停めてありました。
帰還したM5の試走のためにいつもの大黒~辰巳を徘徊。普段はあまり使わないスポプラ・モードにしてアクセル・レスポンスと加速Gを愉しむ。重めに設定したステアリングとエグゾースト・ノートに酔い痴れる束の間の幸せ(^^♪。やっぱり///Mはイイね!
辰巳に寄ったらお久しぶりのダイタイさん@V12-760iと偶然にご対面。暫し駄弁りタイムを過ごして帰宅したのでありました(^^♪
代車320dの2週間の走行距離は45kmで返す際に入れた軽油は何と4Lで420円!安っ!
今日のM5は数時間で4,000円位ハイオクを消費しましたが、心は満たされました!(笑)。
Posted at 2017/01/29 20:47:38 | |
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