始めまして。 魔鎖と言います。
2014年7月にスイスポを購入、自分好みの仕様にイジりまわして現在に至っております。
14年以上前になりますが、委託販売で店頭に置いてあったランエボを購入した縁で、色々とお世話になっているチューニングショップ、EMZに出入りしてます。
エムズの社長曰く、このスイスポ、元々福岡オートサロン用出品車として製作、出品展示してあった車で、その後、以前のオーナーが購入されたらしく、ライトチューンにまで仕上げてありました。
程度も良く、ラリー選手権等でも活躍している車だし、気になっていた車でもありましたので、試乗させてもらい、ポテンシャルの高さにビックリ!
エボも購入から13年経過していた事もあって‘この際乗り換えるか!?,と思いきって購入しました。
今回の愛車を購入する際に、自分自身で毎回その車にあったチューニングコンセプト(グリップ、ドリフト含む)を自ら設定して、その車のポテンシャルを十分に引き出せるパーツをみんカラやネットでパーツを探してみたり、ショップの方と相談しながらチョイスして製作してもらっています。
以前の車はランエボでしたので、直線での圧倒的な瞬発力と爆発的パワー、優れたトラクションが武器でしたが、限界点が余りに高く、正直乗りこなすと言うよりは乗せられていると言った方が正しかったかも知れません。
その点スイフトスポーツは適度に扱いやすいパワー、軽量でコンパクト、癖もなく乗りやすさも抜群。
またJWRCでも活躍したマシンでもあり、ノーマルからのポテンシャルが高いことは知っていました。
世界ラリー選手権の1600ccクラスで3連覇を果たし、チーム日本を世界に知らしめた車です。
そこで自分が走り方と31Sにマッチするチューニングメニューをショップの方と十分に相談。
その結果、スイフトの長所「軽量でコンパクト、高剛性で後付けによるS/C装着によるプラスαのパワー」の2点の利に注目しました。
以上を踏まえた上で‘軽量を生かたした突っ込みと、S/C装着による鋭い立ち上がりを活かした速いコーナリング,と‘ワンランク上のクラスのキャリパーを装着にすることによる安定したストッピングパワーの確保,に重点を置き製作してもらいました。
今回新たなパーツの導入は以下の通りになります。
①トラクションとコーナリングの両立の為のLSD追加装着、ハイグリップタイヤ導入による駆動輪のトラクション、グリップ力の向上、旋回性の確保。
②フロントに社外キャリパー(ホンダS2000用)、ロータ ーとパッドの一斉交換(共にディクセル)によるブレーキ関係の信頼性向上とストッピングパワー増大。
③16インチ(元々付いていたもの)から17インチへ、インチアップによるキャリパーとの充分なクリアランス確保、タイヤ幅の増幅分による接地面積の増大確保。
④純正クラッチ→強化クラッチへの交換により、駆動系の大幅な耐久性強化。
⑤バケットシート(BRIDE製)装着でペダルやステアリングの操作性向上、ステアリングボススペーサーの装着で最適なドライビングポジションの追求、ボススペーサー装着で、ドライバーが車体中央部分にオフセットした事による重量配分の改善。
⑥前後タワーバー装着で更なる足廻りのポテンシャルアップと剛性向上。
⑦S/Cキット、LSD、社外ブレーキ等の導入、これらノーマル比からの実質的ポテンシャルアップに必要不可欠なボディ剛性の確保を目的としたロールゲージの装着。
⑧ノーマルボンネットからカーボンボンネットへの変更により、フロント廻りの重量減、またフロントの重量減によるアンダーステアの抑制期待効果。
あくまで自己流ですが、これまで走ってきた人間としてそれなりの経験と知識はあるつもりです。
楽しく、かつ速く走りながらも、削らなければいけないリスクは少しでも削っておく。
そうすれば安全マージンも取れるし、潰したくない愛車も、潰さずに済みますしね♪
ドリフト、グリップ、ゼロヨンと走りは一通りやって来た男ですが、今回スイスポのイメージとしては、やはりラリーカーの様な作りにしたかったのでこんな風になりました。
今は無きカテゴリーですが、90年代に世界ラリー選手権で無敵と言われた4WD勢力を脅かしたプジョー306maxiやルノー メガーヌmaxi等のF2キットカーをイメージさせる作りになっていれば…と思っています(笑)