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てっちゃん458のブログ一覧

2025年04月25日 イイね!

フェラーリ458サスペンション構造と40年前のレコードプレーヤー技術



フェラーリ458はラフロード車ではない
フェラーリ458はスーパースポーツカー
車体重量は限りなく軽い方が良い為アルミ製
エンジンもボディもアルミ製で重量1380kg
バネ下重量軽減は車体の十倍も効果がある。
高剛性サスペンションと軽量タイヤホイール
速さを求めるとスプリングは硬い方が良い
揺れ戻しを抑える為ダンパーも硬い方が良い
コーナー手前で車体姿勢が崩れない事が重要
平坦な路面のためストロークは短くても良い

このサスペンションで悪路を走るとどうなる
乗り心地が悪化するというよりタイヤがパンクしたりホイールが変形するかもしれない。
デコボコ度合いと速度によってはサスペンションアームが折れるかもしれない。
だからラフロード車のサスペンションとタイヤホイールは頑丈に出来ているので重い
実際に高速走行時に材木を踏んでこんな事があった。

https://youtu.be/c0Ubp7KxdvU



ここで四十年前に携わっていたオーディオの仕事を思い出した。

バネ下重量の軽減と、電子式ダンパーとの共振周波数適合

レコード盤には多かれ少なかれ「反り」が生じています。
反りが生じているレコード盤を再生すると、トーンアームが共振して混変調歪みが生じて音がボケます。

カートリッジのカンチレバーのコンプライアンス(柔らかさ・動きやすさ)とカートリッジとトーンアームのパイプの自重で、固有の共振点(共振周波数)が生じます。

柔らかさと重さで共振点が形成される理屈は、お祭りで販売されている「水風船ヨーヨー」のゴムの柔らかさと、ゴム風船の中に入れた水の量の関係を思い浮かべると解ります。
柔らかいゴムでたっぷりの水が入った水風船だとすると共振周波数は低くなり、逆に硬いゴムで少しの水が入った水風船だと共振点が高くなります。

従ってハイコンプライアンスカートリッジをロングアームで使っている方は、その共振周波数が低くなり過ぎていないか気に掛けてみて下さい。なんとなく緩い膨らみ気味の低音でボワッとした音になっていないか?

こんな事が気になり出した方は一体どうすれば良いのでしょうか?
トーンアームを電子式ダンピング機構を用いて共振を抑えるレコードプレーヤーはありますが、マニアとしてはSME3012とかSAECのWE308Lなどを使いたい筈です。

そうです! この真空吸着式レコードスタビライザーでレコード盤をターンテーブルに吸着させてレコード盤の反りを抑えれば混変調歪みの元凶である反りを少なく出来るのです。



「同期」「共振」「除振」の状態を水風船で例えます。


手をゆっくりと上下に動かすとゴムは伸び縮みせず、手と同期して動きます。これが「同期」の状態です。

次に手の動きを早くして水風船が上下するタイミングに合わせて手を上下に動かすと、水風船が大きく上下に動き手よりも大きくなります。これが「共振」の状態です。

次にさらに手の動きを早く上下に動かすとゴムが延び縮みして手の動きよりも水風船の動きが小さくなります。これが、「除振」の状態です。

この例の場合、手は「振動源」、ゴムは「除振・防振製品」、水風船は「除振製品」、手を振る周期は「振動周波数」となります。

同期 手をゆっくりと振る
→手と水風船が同期して動く

共振 手を水風船の上下のタイミングに合わせて振る
→手の動きに比べ水風船が大きく動く
除振 手を早く振る

→手の動きに比べ水風船が小さく動く
ポイント
振動の周波数によって、「同期」、「共振」、「除振」のように除振対象の挙動が変わります。問題となっている振動の振動周波数に対して、「除振」の状態になる除振・防振製品を選定することが重要です。除振・防振製品の選定を正しく行わず、「同期」、「共振」の状態になってしまうと振動問題が改善しない、あるいは悪化することがあります。

除振・防振性能を表す伝達特性について

振動伝達特性は、横軸に振動周波数、縦軸に振動伝達率をとったグラフです。
水風船の例で解説した同期、共振、除振の状態を細かく表したものと考えてください。
以下は振動伝達特性を説明するための図です。
AとBは振動を表しています。
Aは床の振動、Bは除振対象の振動を表します。
以下が振動伝達率のグラフです。(振動伝達率τ[dB]を倍率にするときは、10^(τ/20)[倍]とします。)

上図の振動伝達特性の時、振動をイメージで表すと以下のようになります。

共振周波数(固有振動数)の計算方法

共振周波数(固有振動数)は「除振対象の質量(水風船の重さ)」と「バネの強さ(ゴム紐の強さ)」から求めることができます。







鍛造ホイールとミシュランPSSを履いて空気圧センサーを注文しておけば良かった。

発注時は勉強不足だったので、何も考えずに適当にオプションを発注した。

アルミホイールは鍛造鋳造を選べたけど、価格を考慮して鋳造を選択

BSピレリミシュランが選べたけど
ミシュランPSS235/35ZR20 92Y K1
ミシュランPSS295/35ZR20 101YK1
をセールスマンの推奨でミシュランを選択。
TPMSって何だか解って無かったので注文しなかった。
しばしば顎を擦ってたのでリフトアップ機能は注文した。

ブレーキローターはセラミックカーボン製だと知っていたけど、

サスペンションアームが鍛造アルミ製だとは知らなかった。

鋳造ホイール

鍛造ホイール

オプション選択時に、バネ下重量を下げる為に軽量なタイヤが良いと思って無かった。

純正空気圧センサーTPMSのディスプレイ部

純正空気圧センサーTPMSの後付け
Posted at 2020/02/04 04:13:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマのメカニズム | クルマ
2025年04月24日 イイね!

フェラーリ458を長持ちさせようと思ってやったこと

私のフェラーリ458は36万km

と、書いたけど2025年4月13日で

細かい故障はあるものの乗ってます

エンジンオーバーホールはしてませんでしたが、昨年第一シリンダーの排気バルブのガイドが壊れました。

タイミングチェーン交換はしてません



DCTクラッチ板の交換もしてません

ブレーキローターも交換してません

ブレーキパッドは17万kmで交換


ガソリンがカラカラにならないように
458のマニュアルにも記載されてます

乗り降りする時は最後部にセットする

最後部にすると乗り降りし易くなって

乗降時に擦れないので痛まないです



信号で停車中はニュートラルにする
信号手前でニュートラルにして滑走する

カカトが丸いドライビングシューズを履いて

ペダル間隔が狭いので幅狭シューズを履いて


急加速しない。ナラシ運転は励行しました。
2000km迄は3000rpmまで
2000kmでモリブデン配合オイルを金属表面に馴染ませて普通のオイルに交換しました
3000km迄は4000rpmまで
4000km迄は5000rpmまで
5000km迄は6000rpmまで
5000kmでオイル&フィルター交換
以後、普通に回してやりました。

オイルは指定銘柄指定粘度のシェルウルトラヒリックス5W40


5000km毎キリの良い距離で





エラー発症後、診断機で速やかに消去


日差しでメーターフードが痛みます


冷脚液はビリオンスーパーサーモR


タイヤ交換はリフトのある工場で


電磁ダンパーユニットは二回交換してます
2025年04月24日 イイね!

フェラーリ458フロントブレーキパッドを16万9千kmで初交換。

ロッソ碑文谷SSでフロントブレーキパッド交換





ヤフオク出品部品には下記部品は無い











こういうのもありますけど、ワタシは純正パッド&ローター支持派です。



Posted at 2015/08/07 09:29:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマのメカニズム | クルマ
2025年04月24日 イイね!

16万5千kmでブレーキパッド交換

今日は6月二回目のオイル交換。



リアは4ピストンモノブロック360mmφカーボンセラミックディスク
フロントは6ピストンモノブロック 398mmφカーボンセラミックディスク



4輪交換ではなくリアだけ

フェラーリ458の場合、フロントは148平方センチ、リアは77平方センチのパッドなのでリアの方が単位面積あたりの面圧が大きいので、リアパッドの方が早く減るそうです。


ディスクローター磨耗はこんな感じ
Posted at 2015/06/30 16:26:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマのメカニズム | クルマ
2025年04月18日 イイね!

フェラーリ458って35万キロ迄は耐久性凄い! 34万km走ってもエンジン絶好調でクラッチ板やブレーキローター未交換だったけどシャーシオーバホールとダッシュボードの革張替が必要だった。


35万km走った!



このコンディション



InductionBoxの結晶塗装剥げたので再塗装した。


エンジン絶好調!

毎月5千km位走る。直噴エンジンは煤が多い。オイルとフィルターは毎月交換してる。



InductionBox再塗装時に掃除して貰った。

プラグは二回交換

オイル交換時リフトアップすると不具合が見つかる事が多い

ディフューザーを擦って三回交換。笑

エンジンマウントは一回交換

送風ファンがうるさくなったけど部品設定されてなかった為ユニット丸ごと交換
電動ファン交換なら数千円で済んだのに¥47万円もした。


エアコンパイプから冷媒が漏れたので交換

ドアミラー一回交換

ステアリングCPU不良交換

パワステ舵力を付加してます

エアコンのベルトが切れたので交換

エアコンのコンプレッサーが固着した

高圧燃料ポンプが壊れた

高圧燃料ポンプを交換した

ブレーキシューは、17万km時に一回だけ交換

でもブレーキローターは無交換。

日頃からブレーキを踏まずパドルでギアをシフトダウンしてエンジンブレーキで減速してます。

エンジンスターターボタンが接触不良で一回交換

マグネライドダンパーはリアの油滲みを見つけて保証交換。
その後17万kmの時に乗り心地復活のため4本交換


クラッチは全然減らないので無交換

ホイールは4回交換

納車時鋳造ホイールとミシュランPSS
空気圧センサー付けて無かった。


ミシュラン軽くて長寿命だけどサイドウォール弱いから空気圧センサーは必須でスローパンクチャに気を付けて!

バネ下重量軽減のために鍛造ホイールに変更

タイヤ交換本数は数知れず(笑)

105Yだとちょっと硬い乗り心地

フロントは92Y

海岸通りのキャッツアイを踏んだらば

即エラー表示(泣)

下廻りを痛めて新品タイヤにした時にはアライメント調整してます。

一番のチョンボは左ドアの交換(汗)

こんな処に迷い込んで切返したら擦った





バックしたらドブ川に転落すると思った

無事?方向転換。

ココは鈴鹿。イベントの朝うどん食べたくなって徘徊してこんな事になった



さててっちゃんフェラーリ458。
酷使に耐えて頑張ってます。

普段使いでガンガン乗っても耐久性はあるけれど、ラテンの人の設計なので持病があるのがお悩みです。
納車直後から原因不明エラーが出る

表示内容は触媒が加熱してるってことだけど、本当はエンジン失火です。

今迄保証で下記部品を交換
ガソリンパイプ
低圧ガソリンポンプ
高圧フュエールポンプ
左バンクコモンレールユニット
イオンECU

自費で交換
触媒二本交換。
点火プラグ

冷却液を良く冷えるタイプに交換したり

458のエラー印が消えても診断機でエラー履歴を消さないと、エンジンが壊れないようにフェイルセーフモードになってるのでちゃんと走らないよ。


OBD2端子に診断機を繋ぐとインターネット経由でフェラーリ本社モデナ工場に車両のデータが送られるけど、走行距離桁数が間違ってるんじゃないの?って問合わせがあったそうです(笑)
Posted at 2018/11/15 12:10:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマのメカニズム | 日記

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「「出展頂きありがとうございます」の一言も無い失礼なカーイベントには参加しませんのでよろしくお願いします。 http://cvw.jp/b/2252957/48396226/
何シテル?   04/28 04:09
てっちゃんフェラーリ458は2011年7月納車で2021年1月に走行距離36万キロで1番シリンダーのバルブガイドが折れて3.9LのV型7気筒になっちゃった。 ...
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フェラーリ 458イタリア 世界最過走行458 (フェラーリ 458イタリア)
2011年7月28日に新車が納車されてワンオーナーで約38万キロ走行した世界最過走行45 ...
BMW 5シリーズ セダン BMW 5シリーズ セダン
458のエンジンが壊れたので生活の脚として購入した。 今迄458を修理した時はレンタカー ...

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