昨日17日は朝の4時からブレーキのメンテを行いました。ブレーキピストンの動きに疑いを持っていたからです。カヤバシザースジャッキ(初期物)でささっと車体を上げて、ホイール・タイヤを外してキャリパーとディスク板にアクセス。ついでにハブベアリングとスプラインの摺動部の具合いも手で動かし点検。
キャリパーはシールめくってピストン押し出して、ピストンを内側から掴む工具で動かして、スムーズに動くか?を点検後にブレーキ用のモリブデン入りグリスを必要箇所に塗布。臭いしモリブデンで手が真っ黒です^^;ホイールハブのベアリングはまだ元気そうでした。スプラインもステアリングの左右切りでスムーズに動くだろう程度でした。摺動部には速乾性の二硫化モリブデンスプレーを塗布し、水気を嫌うBG付近には水置換の高級なグリスを塗布。
少し前にアライメントテスターを依頼したばかりなのですが、念の為に増し締めとマーキング、目視点検と揺すってのガタを点検。OKだったのですがロアアームのブッシュの一部に劣化が進むだろう症状を見つけてしまった。もしここにガタが発生するとアライメントテスターをお願いしても正常な調整値で収まらなくなるってこと。
私は性格なのかブレーキとアライメントに関する事には神経質なんです。ブレーキは命に関わりますし、アライメントの狂いは単なる狂いにとどまらずに、車体異常、アームやブッシュ異常、各部取付け部の異常やステアリングラックズレ、ボールジョイント破損、関連各部ベアリングのガタ‥等々アライメントの狂いとしての症状には要因がいっぱい。いずれにせよブレーキもアライメントも正常じゃない車両は運転するのが気持ち悪いです。私的にブレーキOHを行っていない車両では、キャリパーピストンの固着が起きて、ブレーキパット内外2枚が均等に減らず、キャリパーピストン固着気味側のブレーキパットがディスクに押し付けられたままになって減り、かつ発熱します。アルミホイール等で真ん中に樹脂のセンターキャップが有るものでは熱で溶けてしまう場合もあります。この症状は数分走行してから安全な場所に停車し、ホイールが熱を持っていないか?4輪で温度差がないか?である程度判別できます。またホイールbgがダメでガタが有るとブレーキを掛けていないのにパッドがディスクと接触しますし、ステアリングに繋がる部品のブッシュ等に破損等が有る場合には、走行方向に対し横方向にガタが出て、トーイン・アウトを繰り返すような挙動を示したり‥いずれにしても危険です。
また意外に多いと感じるのがブレーキフルードのエアー抜きが甘い車両の多いこと。床面までフカフカに成らず共、フルード内のエアー残りは百害有って一利無しです。エアー抜きの際には2人居ると楽ですが、実は車内でペダルを踏む事が重要な意味も有ります。微少なフルード漏れの兆候を掴む場合が実際に有りました。1人エアー抜きをやる時には完全じゃないかもしれませんが、フルードキャッチタンクはストラットに吊り下げキャリパーより高い位置にし、ブリーダープラグはフルードが出てくるギリギリ最小だけ緩めて、ワンマンブリーダーのチカラも借りてエアー抜きを行います。過去これで問題が起きたことはありません。(あくまでも私個人の自己責任の上です)またあまり言いたくありませんが、これらの作業を行う上で、新車組付け時に既におかしい組付けを見つけることも稀にあります。最近は故障=交換というトラブルシューティングを軽視しているかのような風潮‥故障した部品にウィークポイントが残ったままならば、再度壊れる事になるでしょう。
大事な部品、安全に関わる部品だけはボルトナットの固着など無いようにと心掛けてます。それでも機械ゆえに完全完璧は有り得ません。
(日の出時刻を過ぎて汗が吹き出てきて)
カラダがまだまだ不自由なままなので、体力の無さと酷い汗には悩まされます。油断すれば作業ミスを起こしかねません。トルクレンチ締め、マーキング、更にチェックチェック。ブレーキホースやABSの細い配線などが捻れたままなんて洒落になりませんから。
工具類を拭いて綺麗にして、ケミカル等と一緒に片付けて、ウエスは最近高性能になった気のするマジックリンで手洗い。現行のマジックリンですとモリブデン汚れからグリス汚れまで、また一番汚れた手や爪の中の汚れまで綺麗に落としてくれます。逆を言えば攻撃性が強くなったのかもと。

↑PRINCE R380のシフトパターンプレート
シャワーを浴びて着替えて、試運転に出かけました。公道に出る前に先ずは駐車場内にて低速での異常確認からです。特に異常無かったので公道に出て、整備箇所と怪しい箇所の探りです。今回は特段に異常も大きくなかったので、大きな改善は感じられませんでした。確認途中でEPSを完全オフにしての確認。これもOK。
一番怪しいのはこの程度の整備で激疲れしている運転手のワタシでした^^;
自慢ですが(冗談です)今まで一度たりとも加害交通事故や自爆事故は起こしたこと有りません!それでも自動車保険の任意保険を十分に掛けています。高速道路走行中にフロントガラスに大きな亀裂が走った事があり、当時は車両保険を使って直しましたが、いつからか自車に過失が無くても、車両保険で修理をするとペナルティになり、等級が降格するという変な時代になってしまいました。自動車保険の任意保険は互助会とか共済じゃないんだから、他人が起こす事故まで無事故者が実質負担増になるのって、保険屋が利益確保の為にと値上げし、ペナルティを一方的に課し、やりたい放題(どこぞの政治みたいじゃ)じゃまいか!
と思うけど、万が一を思えば、もったいないけど保険に加入継続し、事故を起こさない運転に徹すること!俺の切り傷は絆創膏を貼れば治るけど、クルマは絆創膏じゃ治らないから可愛そうで可愛そうで‥別にぴかぴかつるつる推奨派ではありませんが、機能部品が壊れたまま乗るのだけは気持ち悪くてダメです。
拙い長文すみません。
この程度のクルマ談義も最近は会話できる相手もおらず寂しい限りです。
そういえば昨日の試運転時に、ABSのヒューズを抜いて、ノンABSでの動作確認を行いました。スバルレガシィRSTypeRAの時代にはABSが搭載されておりませんでした。当然タイヤをロックさせると無駄に制動距離が伸びでしまう難しいフルブレーキですが、その際に強めのブレーキング時に毎度右ないし左に車両が向いてしまう事があります。部分的なエアー混入を含めて、何らかの異常です!原因は実に多いのを思い出した次第。初代レガシィまた550cc時代の2代目スズキアルトワークス競技仕様から30数年、、、クルマの安全技術は進化しました。しかしそれを使うのは運転手ですし、いくら安全性が向上しても今現在のところ、安全を運転手抜きにしてクルマに丸投げできるまでには至っておりません。
自動車メーカーが安全な車作りをしても、運転手が危険な運転ではダメなんじゃないの?私は個人的にオートマ否定派です。事故の質等は時代とともに変化したかもですが、運転手が安全運転の為に考えることを忘れたとしたなら?
罰則や罰金が高くなったから違反をしないというのは、人として如何なものか?
綺麗事だとお叱りを受けるかもしれませんが、
人が人により優しく、
心で他者のことを想いて安全運転にと心掛ける!
そうであってほしいと願う。
偉い方々は「最優先して努めます」のように言いますが、運転手であるドライバーまたライダーは私達ひとりひとりですし、歩行者でも自転車でも交通社会の一員は私達本人なのです。
小さな整備の話しから長々事故やら保険やら安全やらと脱線しましたが、いくら言葉を投げかけても、数人に届けばいい程度のチカラしかありません。
大好きなクルマ、飯よりクルマな方がみんカラには多いことでしょう。
そして運転手をしていれば楽しいことばかりではありません。
良きも悪きも教訓として共有できたらと望みます。
(ここまで拙い文章読んでくださりありがとうございました。感謝いたしております)
Posted at 2023/08/18 04:24:42 | |
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