以前の車が曲がらない車だったので、天国です♪
◆S203…
ベース車のWRX STIより、安定性を増す為に車高を15mm下げ、その副産物であるロールセンターの位置変化(約-20~30mm)を補う事とWRX STIの操縦性である弱中アンダー(汎用の為安全方向)から弱アンダー(使用を限定している為スポーツ走行方向)への変更を、1φ太いリアスタビライザー、約1.5倍レートのコイルバネ、アブソーバのトータルバネレートの調整(アンダー度合:前後比、ロールセンター変化補填:レート増)によって実現しています。
WRX STI : バネレートF:4.0k(39N),R:3.5k(34N) スタビ径F:20φ,R:20φ
S203 : バネレートF:6.1k(60N),R:5.1k(50N) スタビ径F:20φ,R:21φ
http://www.poweraxel.com/sti/news/news2004/sti04026_4.html
◆サーキットでも、ベストではないですがそのまま走れます。
しかし、純正推奨派でもありますが、車への機能保護や自身の体形に合わせ込む為に以下を行いました。
・私自身、身長が高く胴が長い事から最適なドライビングポジションを取る為に座面の低位置化を行いまし
た。
・スポーツ走行する上で最適なアライメントに出来るだけ近づけられるよう、フランジ(キャンバー)ボルトを
調整可能タイプに交換しました。
・前の車でも発生していた横Gによる燃料片寄りで発生する息継ぎ対策として、燃料ポンプをチャンバー付
ポンプに交換しました。
・ブレーキシステムについては、コースによって数周しか持たない為、バランスも考慮し前後共交換しまし
た。
今後の機能保護の改善必要個所(冷却優先順)
・ミッション(フロント、センターデフ)オイルクーラー追加
SpecCでは「標準」という意味が良~く解りました (^^ゞ
・ラジエーター増量
鼻先が重たくなる分、バランスが悪くなる事は承知していますが、コンデンサ(エアコン)を外す元気が
無いもので…
・リアデフオイルクーラーorリヤデフケースカバー(放熱板)追加
短時間で他の箇所のオイル以上に上昇。交換サイクルを縮めない為に…
・EGオイルクーラー増量
また、この車はWRX STIよりもコンフォートに振られている為に、アブソーバの減衰初期の立ち上がり(突き上げ感)が抑えられている(乗り心地が良い)反面、ターンイン初期の反応が鈍い事や、バネレートもレバー比や輪荷重からは未だ十分な値ではない事から、最近は荷重の移動時間やジオメトリー変化への物足りなさを感じています。
更なる機能保護や物足りなさの改善に、ボディや脚の変更を行っていきたいのですが…
先立つモノも無い状態。 (^^ゞ