
さて、黒いクルマ撮影シリーズの最終回。
ライティングによって写真がどう変わるか、
フォトシミュレータの最高峰、グランツーリスモ5を使って検証、
いや、遊んでみましょう。
クルマはBMWのM5。もちろん黒。メタリックが入ってるかも。
撮影のためだけに買っちゃいました。ゲームの中では太っ腹です。
現実でもグランツーリスモでも照明はいじれないので、
いくつか違った天気で同じクルマを撮ってみましょう。
カメラの方向など制約があったりして、順光・逆光が混じってますが、
そこは勘弁して下さい。
まずは、こんな晴天。太陽は高い位置に。ところで、木の枝が手抜きなのを発見。
角度を変えて二枚。


実際、フツーに撮った写真に近い印象ですね。平凡な写真。
次に、やや雲がかかった晴天。
さっきより低い位置から照らされてるのと、輝く雲が映り込んで、
クルマにキツいハイライトが差して、艶っぽく見えますね。

次に、夕暮れの拡散光。直射日光はありませんが、影はつきます。
ハイライトの差し方が、マイルドになってきました。

半曇り。
ココは逆光でしか撮れない。
空全体、とくに低い位置から拡散光が降ってくるので、全体にマイルドなハイライトがかかります。

曇り空。フツーこういう天気だと、カメラを持ってお出かけしない人が多いと思いますが、
前回のスタジオ写真に、なんとなく近くありません?
今までの写真は50mmレンズでしたが、
パースがきついので、100mmレンズで引いた位置から狙って、背景を整えて、
ボディの映り込みが気になりますが、仕方ないので諦めて、
同じ位置から45mmレンズで背景を大きく入れて、
背景でごまかす(笑)。
以上、グランツーリスモのお遊びでしたが、
光で印象がぜんぜん違って見える、
カメラの位置をちょっと変えただけでハイライトの差し方がかわっちゃう、
ってのが発見でした。
曇り空、朝日・夕日、逆光とか、いろんな光で撮ってみると、
今までと違った写真が撮れるかもしれませんね。
ワタシも青いMクーペで、そのうち試してみます・・
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Posted at
2011/12/06 01:09:45